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映画「秘密の森の、その向こう」

フランス語の原題はPetite Maman。

8歳の少女ネリーは祖母が亡くなった悲しさの中、突然母がいなくなり、その代わりに自分と同じ8歳の子供時代の母が現れて友人になり、同じ時間を過ごすという不思議な物語。独特な世界観を持っているところがこの映画の素晴らしさだと思います。誰しも母親から昔こんなことがあった、と体験談を聞くことはあると思いますが、この映画では、子供時代の母に会って友達になってしまうというわけです。

日常的なフランス語が盛りだくさんで初心者にもフランス語学習にはもってこいの映画です。祖母が亡くなってとても悲しかったと表現したネリーの「とても」のセリフはénormément (エノーメマン)。英語で言うとenormously。かわいい少女が大きな単語を使って言っているところがかわいかったです。

8歳の2人が一緒にクレープを焼くシーンがあり、冬服を着ていることからも、これは2月なのかなとわかる。家でお菓子を作るのは本当に幸せそうなシーンで、私もクレープを焼いて食べたくなりました。クレープの材料は単純で作りかたも簡単ですが、本当においしいです。私はバニラとラム酒を入れて香りづけします〜

主人公の女の子2人は本当の双子でオーディションで選ばれたそうですが、彼女たちの今後も楽しみですね〜


https://gaga.ne.jp/petitemaman/

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