霧多布ラッコウォッチングレポbyみら

今年の8月30日から2日ほど、北海道浜中町の霧多布岬に野生のラッコを見に行ってきました。
フォロワーさんの中にも、行ってみたい!という方が結構いらっしゃったので、ぜひ参考になればというのと、私の思い出を個人的に書き留めたいのでレポしてみます!🦦

とか言いながら遅筆すぎてもう冬ですね、、
また、あたたくなってから行かれる際は参考にしてみてください、、笑

ただおそらくみなさんがいちばん知りたいであろう移動手段、特にどの空港からどう移動したか?なんですけど、私の今回の旅行は「北海道に引越しした親友に久々に会いに行って一緒に北海道旅行&霧多布ラッコウォッチング」というものだったので、新千歳空港まで友達夫婦に迎えに来てもらって、そこから十勝方面にある友達の家を経由して霧多布まで送ってもらったという流れでした。なのでそこはまったく参考にならなくてすみません。。
ちなみにそのルートだとだいたいお昼過ぎに新千歳を出て、宿に着いたのは20時ごろでした。(北海道デカすぎ。旅行中運転してくれた友達には頭が上がりません)

道中では馬や牛をいっぱい見て北の大地の広大さを感じつつ、クマ出没注意の看板の多さに怯えつつ、霧多布へ。
浜中町の方は夜になると街灯もあまりないので、運転が怖い方は明るい時間に移動するのがおすすめです。

お宿

今回はえとぴりか村さんにお世話になりました!とてもきれいなお宿でゆっくりできました。

冷蔵庫は共同のものを使わせていただくことができます。道中コンビニでお茶などを買っていきましたが、当然都会のようにたくさんあるわけではないので調べて寄るのがいいかも。とても快適なお宿ですが、ゲストハウスなので、ホテルのようにタオルやアメニティなどはご用意がないため忘れず持参するように気をつけてください!私はタオルを忘れて友達に借りました(何から何まで申し訳なさすぎ)


当日のラッコレポ

えとぴりか村さんで朝ごはんをいただき、さっそく岬へ!岬までは車で5分ぐらいだったと思います。
お天気は晴れ、霧もなし!しかも前日が雨だった影響でコンブ漁がお休みでした。ラッコは船が来ると沖のほうに行ってしまうようなので、ラッコ観察的には運が良かったです。
片岡さんに観察ポイントを教えていただき、でも野生動物だし、こんな広い海に数頭だし、1日張り込んで1匹でも見られたらラッキーだな……ぐらいに思ってました。どきどきわくわくを胸に、でもそんなに甘くはない現実も覚悟して出発。
岬に到着して、まずいちばん駐車場側にあった展望台から双眼鏡で海を見てみたけどラッコはいませんでした。想定通り。このときは私も友達も本気で1日粘る覚悟でした。そこから片岡さんに教えていただいたポイントまで行ってみることに。
ウミウが結構いて、海に何かいるけどあれ何かな?と思って双眼鏡確認したら鳥だった、みたいなことを5回ぐらいやって、ん?あれは?あ、鳥か…

…いや…??????
ラッコ……!!!???????

正直こんなにすぐ会えると思ってなくて、期待しすぎて鳥がラッコに見えたんだと思いました。友達も同時に発見して、
ラッコ!!??あれラッコだよね???!!!!!
ラッコだ!!!!!(確信)

霧多布で最初に会えた親子ラッコ

野生のラッコに会えた嬉しさと、本当にいた!!っていう感動で本気で泣きそうになりました。
ラッコ、本当にいたよ……!!!
その後は面白いぐらいにラッコを見つけることができ、結局この日は少なくとも7頭、多ければ9頭のラッコを見ることができました。(個体識別があやしいので曖昧)
親子から付かず離れずの距離を保つガングロ姉さん、岩場に登るAちゃん親子?、ガールズの群れに忍び寄るオス、ラッコのお食事風景などなど、本物の野生のラッコの動きを観察できて夢のような時間でした。

カメラは私のはそんなにズームできないので豆粒だったけど、双眼鏡はいいヤツを持っていったので目でかなり観察できました。
双眼鏡は、フォロワーさんに薦めていただいたこちらを買って行きました。

すぐ近くにラッコが見えるといっても、肉眼ではほとんどわかりにくい距離感。双眼鏡だとお顔までしっかり確認できたのでとてもオススメです🙆‍♀️✨
ほかの写真はここには載せきらないのでTwitterみてね!

お食事

ラッコたちはずーーーーーっと見ててもまったく飽きないのですが、お昼過ぎに一旦離脱。立ちっぱなしで全神経で集中してるので休憩とごはん。近く(浜中町の市街地)にはお食事処は何軒かあり、えとぴりか村さんでも教えていただけます。その中で「ひらの」さんに行ってみました。

↑公式HP

↑食べログ

人気店のようで少しだけ待ちました。あとで知ったのですがミシュランガイド掲載店らしいです。そりゃ人気だね。

海鮮丼

おいしーーーーーーーー!!!!
特にウニがおいしすぎて衝撃受けました、、、なにこのウニ、、、これ普通なら時価で一貫ウン千円とかするやつでは。ていうかこんなの他の地方では食べられないのでは。。
ラッコの貴重な瞬間を逃すのではと岬を離れにくい気持ちになるとは思いますが、せっかく霧多布まで来たならしっかりお食事も楽しんで損はないと思いました!
他にも市街地の方に何軒かごはん屋さんがありました。時間が惜しい方にはコンビニ(セイコーマート)もあります。
このあたりが浜中町では中心街なのかな?なかなか来られない場所なので街ブラも楽しいです。落ち着いてますが活気のある素敵な場所です。
あのルパン3世の作者、モンキー・パンチさんの出身地で、町内はルパン推しです。

お風呂

えとぴりか村さんには共同のお風呂はありますが、霧多布に温泉もあります。

今回はこちらの温泉を利用しました♨️館内はけっこう広くて綺麗。レストランもありました。女湯の大浴場は大きな窓があって、浜中町の海と景色を眺めながら温泉に浸かれます。気持ち良すぎ。サウナーの皆さんにはサウナも。お土産コーナーもあり、ここで霧多布のお土産を買うことができます。空港とかで北海道のお土産は買う機会があるけど、霧多布のお土産ってなかなか貴重そう!ルパン好きの旦那にここでゆうゆ限定ルパンの温泉タオルを購入。

夜は近くのセイコーマートでお弁当とか焼き鳥とかお酒とか買ってゲストハウスに戻りました。ラッコ見ておいしい海鮮食べてラッコ見て温泉入ってサウナ入って、綺麗なゲストハウスでお酒飲んで寝る、、サイコーすぎる、、幸せに浸りまくりながら寝ました。翌朝は片岡さんご夫婦にラッコの写真を見ていただいたり、野生ラッコのお話などを伺ったり。ここで顔黒姉さんが「カオクロ姉さん」ではなく「ガングロ姉さん」だったことを知り、ますます好きに。私たちはこの日でえとぴりか村を退村しました。お世話になりました!🙇‍♀️
本当に癒されるお宿でした。

と、ここまでがだいたい霧多布の旅行です。

あえて言うなら、ラッコは野生動物だし、自然界のことなのでお天気のこともあるし、正直行けば必ず会える!という保証はないかもしれません。でも、霧多布はそれでも行ってよかったと思えるぐらいすごく素敵な場所でした。でーーっかい水平線や、北の街並みや、おいしい海の幸も本当によかったです。遠いですがぜひぜひ行ってみてください!!そして素敵なラッコちゃんとの出会いがありますように、、!🦦

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