今どきは流行らないけれど・・車が好きです💛

私は車が好き。今どきの若者はあまり執着がないらしいけれど、私は若いころとにかく車が好きで、どこへ行くにも車で出かけてた。
若いころだと、「若い女性」ということで回りの人にとにかく親切にしてもらえた。山の中で自爆事故の時は、通りがかりの男性が、自動車工場の方で車をレッカーして工場まで運んでくれただけでなく、その日に泊まる予定のホテルまで送ってもらえた。（今でも感謝しています）
一人で運転していると、とんだ失敗もあったけれどいつも誰かに助けてもらえた。車に乗る人たちが親切だったのかもしれない。

今みたいに、あおり運転とかそういう悪意の塊みたいなことはなくて、本当に車の運転を楽しめた時代だと思う。
どうして、あおり運転とか相手に嫌がらせをするのか、理解できない。そもそも車は危ないおもちゃなんですよ。事故れば、怪我をするか最悪させてしまうか。そういう危ないおもちゃで遊んでいるってことを理解すれば、むやみに人と揉めないと思うのだけど。

最近は車に関していいニュースないものね。
事故のニュースは年寄りの暴走運転のことだし、運転技術がないのか事故も多い。確かに昔だって事故は多かったんだと思う。平均数はそんなに変わらないというよりむしろ減っているように思う。

でも悪いニュースの方が目についてしまうのは報道の仕方なんだろうね。

車は私に自由をくれた。行動範囲が広くなったこと・・そう、どこへでも行けた。そして、私だけの時間をくれた。もちろん友達と色々なところへも行った。家族ができると、家族で毎週出かけた。
全部車だった。
今子供たちは成人して、一緒になることも少なくなったし夫と遠出もすることはほとんどなくなったけれど。

若い時は何でもできる体力がある。車はガソリンだけ入れればとにかくどこへでも連れて行ってくれる。体力があるうちに気が済むまで遊び倒した方がいい。お金もかかるけれど、ほかで節約したりね。

憧れた車・・・・白いコルベット

高校生の時、レストランの駐車場に停まって中からモデルのような女性が降りてきた。「かっこいい～～～」としばし見とれていました。
「うん、私もいつかあんな大人の女になる！！」と決めたのですが・・・
残念ながらコルベットに乗ることもなく、大人になりました。
でも、あこがれる事とかいつかあんな女性になるっていう思いは大事かもしれないな。結婚して子供が出来て、仕事もしているから毎日忙しくて。とてもそんな憧れを思い出すことなんてなかったけれど、色褪せない画像って持っているといいかもしれない。

今はBMWに乗っているけれど、その前はSAAB95、opelのオメガ、ベクトラ
若いころは日産レパード、スカイライン、レビン、スターレット。
そう初めて乗った車は中古のスターレット。エアコンもカーステレオもついていないものだった。もちろんミッション車だし、窓も手動。それでも幸せだった。だって自分の車だったから。その中古車から新車へとシフトしていく。車のために働いていたかもしれない。車は7年が目安。それを超えると故障が増えてくる。思い出すと笑えてしまう。夏に海に行くと、死にそうだったもの。渋滞するし暑いし・・・エアコンないし。

車と一緒の思い出って、いいことも悪いことも忘れない。息子が明日はどうなるというとことから復活したとき、家に帰るまでの道のりであんまり泣けるから路肩に停めてずっと泣いてた。声をあげて泣いた。

家族旅行11泊12日。四国まで走った。途中いろいろ寄り道したけれど、徳島・香川そして淡路島、京都に泊まって大文字焼きを見て、USJにも行った。まだ息子が脳出血する前の事だった。

一人の時も、家族と一緒の時も常に一緒に寄り添ってくれたようにも思う。
私が一人で生きることの支えだった。行動範囲を広げて、夫との出会いを応援してくれた。そして結婚・出産。そして子育て期間と遊び倒した日々。

こんなふうに、車に対する思い入れがある人は少ないかもしれないね。
よく言われます。「女性では珍しいですね」と。
車は流行らなくなってしまったようだし、運転マナーも悪くなった。それだけじゃない、運転する人達に悪意があるようになってしまった・・・・
残念でならない。

好きな事があるって、大事だよね。