【組織化 vol.02】組織化の目的とは何か?
こんにちは! mioyu です!
組織化 vol.2 組織化の目的とは何か?についてお伝えしていきます。
組織って大事ですよね?組織なんて必要なの?そもそも組織って何のために必要なのか??など改めて組織化が必要な理由をシンプルに3つにまとめてお伝えできればと思います。ぜひこの投稿は、ビジョン実現のために会社を成長させていたきたい、売上の増加と共に、社員を20名、30名、50名と増やしていきたいという経営者にお読みいただきたいです。
1.トップが経営に集中できる体制づくり
当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、社員数が15名を超えたあたりからリーダーシップ×マネジメントを行っていかなければ、離職者数が増加し、少しずつ組織に綻びが出てしまうケースが多くあります。もちろんそこに目を向けずそのまま成長させ、採用離職採用離職採・・・・離職・・・のように25名くらいまでは成長させることはできます。ただ、どこかのタイミングで組織が「はじけ飛び」顧客サービスに手が回らずマイナス成長となり、それを継続しているという組織も珍しくありません。
そのためにも、「トップ自ら現場実務を行うことがない、また、マネジメント業務においても役職者及び社員で円滑に回っており、トップは経営に集中できる状態を作り出す必要があります。
具体的には、経営とは
・ミッション、ビジョン、バリュー追及のための経営目的の検討と浸透
・事業の創造と成長・発展のための戦略検討
・新たな顧客の創造と革新
・社員の長所を活かすための組織人事戦略の検討
・各事業別の生産性の向上(一人当たり/時間当たり生産性の向上)
・管理職の育成による全体の人材レベルの向上
・会社の軸となるブランド戦略の検討
・資金調達とリソースの最適化
など多岐に渡ります。そして会社の舵取りはトップしかできないため、組織を創っていくことが必要になってきます。
2.優秀な人材×ポテンシャル人材の登用+離職を防ぐ
人材の離職においては、とても難しい話です。「離職」が悪いということは全くありません。これから活躍していく人材が会社に失望して離職するというネガティブ離職を防ぐという目的です。優秀な社員とは 2:6:2の原則における上位20%の社員のことを指しています。そして、ポテンシャル人材とは、若手有望株で将来性があるポテンシャルが高い人材のことを指します。1点、優秀な人材においては、上位10%の特筆すべき優秀社員は独立・起業などのポジティブな理由で離職するため、そこを無理に引き留めるのは難しいかもしれません。
良くも悪くもまだまだ「年齢や経験年数」で役職についているような会社は多く、その役職者がストッパーになり、失望をして離職するというケースが非常に多いです。
また、別の投稿で後述しますが、組織化2.0の状態を創っていくために「成果」「行動」を起こす人材を登用していく組織を創っていきます。その組織化2.0を創ることで、優秀な人材そしてポテンシャル人材が組織を動かす立場になっていくような形となり、ネガティブな理由による離職が減っていきます。本当に成果を上げられる人材は誰ですか?今一度自社の人材を分析する必要がありますね。
また、ミッション・ビジョンなどの熱量そしてリーダーシップが弱い会社に優秀な人材は定着しないので、当然その点はハード面ではなく、ソフト面が重要ですね。
3.企業と社員お互いが不幸にならないための仕組み作り
こちらは非常にシンプルです。「2.」にも記載しましたが「離職」は悪いことでは全くありません。ただ、経営側・社員側それぞれがマッチングしているか?ということが非常に重要です。人によっては「会社の業種・組織風土・職種」の職場環境、社員個人の想い面としては、個人のビジョンとマッチしていないということがあります。
その場合には、経営側が対話をし、逃げずに現状の立ち位置を伝える必要があります。どうしても全員が成果を出す、良い評価を得るというのは難しいことです。そして会社とマッチしていない場合には、お互いが不幸にならないためにもそのことを伝えることが重要です。組織化を進めると
□ソフト面:在り方追求のためのディスカッション
□ハード面:人事評価制度や人材育成における個人面談
など対話を強制的に生み出すことに繋がるため、お互いがしっかりとコミュニケーションを取ることができます。離職は個人の否定でも何でもありません、ただ合わなかっただけです。そのことを踏まえて対話をする必要性があります。
以上が組織化を行う3つの目的です。
いかがでしたでしょうか?組織化ってなんでやるの?と究極的にはコミュニケーション(伝える・受け取る)の対話を活性化することと言ってもいいかもしれません。ぜひ組織づくりを行う際には、組織化を行う目的を踏まえて実行していただければと思います!
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