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ストレスと眠気について

眠気について考えていたら…
よさそうな情報があった。


ストレスがかかるとなぜ眠気や
身体に悪影響が発生するのかを
少し詳しく説明いたします。
ストレスを理解するのに、
・コルチゾール
・副腎疲労
という2つの用語が重要になります。

まず、多くの人の眠気や
健康を阻害するのは、
短期的なストレスではなく、
長期的なストレスが問題となります。

短期的なストレスで発生するホルモンが
アドレナリンなのに対して、
長期的なストレスで発生するホルモンは
コルチゾールという物質です。

すなわち、身体内で短期に対する反応と
長期に対する反応は全く別物になるということです。

一言で、ストレスが体に悪い、眠気が出ると
言い切るのは少し語弊があり、
あくまで悪影響があるのは、
長期的なストレスとなります。
コルチゾールが増えてしまうと、
筋肉中のタンパク質分解が発生し、
ブドウ糖が合成され、脂質が蓄積します。

結果として、お腹周りに脂肪が蓄積していき、
いわゆる中年太りという状態になります。

ストレスがかかると、
お腹周りに脂肪が付きやすい理由は、
お腹周りの脂肪にはストレスホルモンの
受容体が多いからだと言われています。

また、内臓に脂肪がつくことで、
お腹周りが膨らみやすいとも言えます。

ストレスが駄目駄目と言っていても、
かかってしまう状況を変えられないことも
少なくありません。

(というよりも、長期に渡るストレスを
回避できるなら、誰もが避けますよね。)

ストレス対策としてまず考えるべきは、
血糖値を安定させることです。

低GIの炭水化物や食物繊維、
オメガ3などの良質の油が有効となります。

ビタミンB(特にパントテン酸)、
マグネシウム、ビタミンC、
カルシウム、亜鉛を積極的に摂取することで、
ストレスに対する防御力を
高めることができます。

また、"副腎疲労"という言葉があります。
副腎疲労は別名、
アドレナル・ファティーグともいいます。

基本的にストレスに対応する
ホルモンを出す臓器が副腎です。

長期ストレスにさらされ続けることで、
この副腎がギブアップしてしまいます。

副腎は起床するためのホルモンを
分泌する場所でもあります。

ストレスが多く発生している人が、
朝起きづらくなるのも、副腎疲労が
大きな原因となります。

ストレスがかかることで、
年をとったように老け込んでしまう
という現象もありますが、
これも副腎疲労が大きな原因となります。

なぜなら、若さを保つのに重要な
性ホルモン"DHEA"というのも
副腎から分泌されるホルモンだからです。

ストレスで副腎にダメージが発生すると、
このDHEAの総量が下がってしまい、
結果として老化現象を引き起こします。

ストレス解消手段をよく報道でも見かけますが、
ストレスが発生している大本(ストレッサー)
を叩く以外の手段で、ストレスを解消してしまうことは
非常に大きなリスクがあります。

心理学用語で、"代理"という言葉があります。

代理というのは、例えば、
「上司にイライラしたから、
カラオケやSNSの愚痴で
ストレス解消しよう!」
といったものです。

一瞬だけストレスは緩和されますが、
実は次に上司と会うときのストレスは
元の状態よりも遥かに高い状態と
なってしまいます。

すなわち、勉強などがストレスの場合、
1番のストレス解消は、勉強をすること
となります。

睡眠に逃げるのも代理行動です。

ストレス→長時間睡眠→うつ

というのは非常に良くある流れです。

厳しく感じるかもしれませんが
ぜひこのメルマガを読んでいる方は、
代理行動に逃げずストレスと向き合って、
なるべく短期間でストレスを解消することを
推奨いたします。

眠気などの詳しい情報が知りたい方は、
期間限定で公開している90分の
睡眠動画をご覧ください。
きっと多くの睡眠に関わるヒントが
落ちているはずです。


配信元
一般社団法人
日本ショートスリーパー育成協会
http://www.short-sleeper.or.jp


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