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自営業は大変!父のサバイバル力を尊敬!

こんにちは、鈴木実麻です


先日、父と話をしていて、改めて父のサバイバル力に感動しました


10年前の記憶があんまりないと、父は言います

よくよく記憶をさかのぼって考えてみると、10年前に実家の工場が借金まみれになって、染色職人しかしたことない父が人生初のダブルワークをし始めた時期でした

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※ちなみに私が経営の勉強を始めて3ヶ月くらいたった時でした


姉から急に電話がかかってきて、私も仕事終わってから、大阪から京都に車をぶっ飛ばして、家族会議が開かれたのを今でも覚えています

そこから既に社会に出て働いていた我々姉妹も仕送りがすることにし、それでは足りないので父がダブルワークを始めることに

ダブルワーク

父は週5日、8:00〜17:00まで染色職人の仕事をし、終わった後おにぎりだけ食べて18:00〜21:00までアルバイト、帰ってから夕食、そして翌朝また7:00に起床して働く、、、

それを3年続けたのです!!!!!


55歳から初めての雇われ!!!

なかなか雇用もなく、コンビニも面接で落ち、ハローワークも行って、結局は運良く知り合いのお兄さんがやってるスーパーの鮮魚コーナーで雇ってもらえることに(やっぱり人との繋がりが大事)

魚屋

その時の時給1000円×3時間×20日で6万円

ただ父からすると職人の厳しさも感じていたため「これで6万稼げるんやー」と新鮮やったみたいです!メンタル強いです!!!笑


父の周りは倒産した会社もいくつもあります
その後トラック運転手になった人もいたそうです

父は当時のことを振り返って、「結局なんとかなるんや!稼ぐ気があったら!」と笑顔で話してました


ありがたいことに父のところにはまだ仕事が集まってきていて、66歳になる今も、元気に働いてます

「結局引退しても仕事以外に特にやりたいことはないわー」と言いながら、毎日働いてます


生涯現役、そしていざとなったらなんとでもなる、それを背中で証してくれてる父

心から尊敬します

私も「ゆっくりする」という感覚は肌に合わないので、父のサバイバル力を見習って、生涯現役で働き続けます

「金だけが人生ではない。が、金が無い人生もまた人生とは言えない。十分な金が無ければ、人生の可能性のうち半分は締め出されてしまう。」

by サマセット・モーム(英国の劇作家、小説家)

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