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芸術ってむずかしい?旅先でアートを楽しもう【芸術祭編】

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旅とアートと言えば、芸術祭ですね!
…と思う私ですが、え?祭り?フェスティバル?と思う方も多いのではないでしょうか。

例えば、映画が好きなら世界各国の映画祭へ。
演劇が好きならスコットランドのエディンバラ・フェスティバルへ。
クラシック音楽が好きならオーストリアのザルツブルグ音楽祭へ。
ジャズが好きならアメリカのモントレージャズフェスティバルへ。
それ以外にも、ダンス、手工芸、スポーツ、様々なフェスを目的に旅をするのはとても楽しいもの。

ラトビアのリガで森の民芸市に行ったことがありますが、会場でもたくさんの日本人(多分、手工芸作家でしょうね)にすれ違いました。森の中で行われる工芸市では、伝統的な衣装を着て接客する人たち、子供たちのかわいいダンスショー、大鍋で振舞われる大雑把で野性味ある食事など、それはそれは楽しい想い出となりました。(にこりとも笑わないおばあちゃんが、もくもくと編んでいたショールを買いました!)

では、今回は日本の芸術祭の様子を見てみましょう。
世界中から人が集まる「里山型」と言われる芸術祭です。


※アートは解説が難しいため、このシリーズだけ日本語のみで掲載します。英語クラスタの方、すみません。
The topic of art is very complicated and difficult. I write this manga in Japanese. My apologies.

※マンガは左上からお読みください(左綴じ)
※テキストが読みにくい場合は、画像をクリックすると大きくなります

瀬戸内海芸術祭(日本)より
※作品は架空です

日本にもたくさんの芸術祭がありますが、その中でも異色なのが瀬戸内海芸術祭。なんせ、島を巡らなくてはならないので、船の時間には縛られるし、作品は瀬戸内海の島々に点在しているし、本当に不便極まりないのですが、だからこその旅感がありますね。
アートを見に行くためだけにわざわざ船に乗るわけですから、非日常感があってなかなか面白い芸術祭です。

里山型と言われる芸術祭は、このように離島や山村などで展開され、その村にアーチストが滞在して作った作品や、その地域の素材などを使用した作品が多く展示されます。
都市型と言われる芸術祭は、たいていは大きな美術館が核となって、さまざまな課題をアートで解決しようとしたり、人々のコミュニケーションを促すようなタイプのものがあります。

展示されるのは現代アートを中心として、その地域の伝統工芸であったり、ゆかりの作家であったり、市民参加型のものがあったり。
様々で楽しいとも言えますし、玉石混交・混沌であることもありますし、海外の有名作家も招いて素晴らしい出来になっていることもあります。

あまり難しく考えないで、町や村の中になんだかヘンなアートが点在していて面白いな~くらいで見ると、楽しいのではないでしょうか。
旅とアートの楽しみ、ぜひ味わってみてください。


次回のアート編は、遺跡・史跡について取り扱いたいと思います。

そして、今回は絵に関するトラブルがあり、それについても近日中に記事を書きたいと思っています。お楽しみ…に?(笑)

サポート頂けましたら、際限なく降りかかってくる紙代と画材代に充てたいと思います。