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昔の話

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過去に書いた事や、昔にあった出来事を書いております
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2018年10月の記事一覧

床ずれになった翌々日

急性虫垂炎で緊急入院して、緊急オペをした翌朝は、腰部に床ずれができていた。
絶対安静で…と言われて、身じろぐこともいけないと解釈した結果の産物だった。

オペ翌日は、どんどん動いて!寝たきり禁止と言われ、院内を徘徊し過ぎて𠮟られた。
人から言われたの言葉の解釈の仕方に、どうやら温度差があることに気づいたものの、何となく憤りを感じることもあり、悶々としていた。

しかし、いくら若いと言っても、全身

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床ずれになった翌日

急性虫垂炎で緊急入院して、そのまま数時間後に内視鏡手術で盲腸を摘出したのは、20代半ばのこと。

看護師さんの
絶対安静の一言を忠実に守った翌朝、あっさりと腰に床ずれができた。

むず痒さと違和感と痛みが腰にあったが、すぐ治るかと思って入院二日目が始まった。どちらかと言えば、内視鏡手術で開腹した、数個の傷の方が痛かったし、尿道カテーテルの違和感が半端ないものだったから。

絶対安静の翌朝は、看護師

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床ずれになったとき

無条件に信じたくなる人、私にとっては医師、教師、コーチ、親、恋人、辺りかと。
そういった人の言葉の威力を知ったのは、急性虫垂炎で入院した時だった。

土曜日の夜に激しい腹痛と、嘔き下しに襲われ、知人に電話した。これって救急車呼んでいいのかな?と。
土地勘も無く、人生経験も乏しい社会人になって三年目位の時の事。
急性虫垂炎かも知れないし、呼びなよと言われて、即、消防署に電話した。

搬送先の病院で点

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