進まない就活に向き合う(5)

今回はなかなか進んでいない就活の話。5回目になる。

いつもは、敢えて面白おかしく書いているけれど、就活関係に関する話だけは真面目な覚書となるのでご了承下さい。就職相談のサービスを受けたタイミングで書く事にします。就活セミナーは別記事になります。

今までの就活関係の記事はこちら。重い話ですが、これまでの細かい経緯を知りたい方だけどうぞ。(ここまでテンプレ)


とうとう腹を括る

今までは、どうしても求人の応募までは辿り着けなかった。これまでの経緯から「働く事」が怖くて怖くて仕方がなかった。

昨年末、ちょうど前回の記事の直後、精神不安定になった。1年が終わるという節目で、今の自分の境遇が情けなくて仕方がなかった。このままずっと働けなくなったらどうしよう?とか、働けてもまた切られたらどうしよう?とか。考えれば考えるほど鬱々としてしまい、そのまま新年を迎えてしまった。

新年明けて、この間つぶやきでも書いたが、12月中頃にこっそり受けた「webライティング技能試験」の合格通知が届いた。note同様、自信を付ける為に受けた試験に合格して、私の気持ちは少し前向きになった。

それまで、何回も「会社を切られたのが続いたのはたまたまで、貴女が悪い訳じゃない」と言われても、私は自分がどうしようもないダメ人間だからだと責め続けて、その言葉をなかなか受け入れられなかった。しかし、やっと「別に私が悪い訳じゃないんだ」と思えるようになった。

もし、またダメになっても、何度でもやり直せばいい。

私は、ようやく腹を括った。

悩んだ末に

前回の記事で書いたが、昨年末にそれまで相談していたハローワークプラザ大宮から離れて、武蔵浦和の埼玉しごとセンターで仕切り直しの相談をしたが、結局、ほぼ同じ事を言われてしまった。

しかも、もし求人申し込みとなったら、新たにハローワークの求人窓口担当者の方を紹介して下さるとの事で、あまりコロコロ担当者が変わるのもどうかと思い(自分と合わない担当者になるかもしれないし)本当にギリギリまで悩んだんだが、ハローワークプラザ大宮に出戻りする事にした。

県の施設である埼玉しごとセンターと、厚生労働省管轄のハローワークの求人窓口は同じフロア内にありながら管轄が別で、引継ぎもなかなかスムーズにいかないらしい。埼玉しごとセンターの担当者さんも、「大宮でもいいけれど」と言っていた。もちろん、私の自宅が大宮の方が武蔵浦和よりも近いというのが一番大きい。

先週の金曜日(1/12)に最後の失業認定があり、その足でハローワークプラザ大宮に行ったが、残念ながら担当者さんはお休みだったので、相談予約だけ取った。

今日(1/15)10月以来、久々に担当者さんと再会した。埼玉しごとセンターでの経緯を話して、改めて相談を受ける事になった。「すみません、戻ってきちゃいました」って言ったら、担当者さんに「お帰りなさい」と迎えてもらえた。4月から散々話を聞いてもらって申し訳なく思っていた事も話した。水臭いとばかりに笑顔で「そんなの全然気にすることない」と言われた時、お仕事で言ってくれているのが分かっていても泣きそうになった。

ようやく進んだ一歩

腹は括ったので、早速、ハロワの求人に実際に申し込む事にした。

とりあえず、私も事前に良さげな求人をチェックしていた。その求人票を出力してもらう。担当者さんが中身をチェックしてくれた。求人が頻繁に出ている所でもないし(従業員の入れ替わりも少ない)勤務日数や時間も相談に乗ってくれるという事で、私の条件に合っているからいいんじゃないかと。

1人落ちたばかりで、今のところ他の応募者はいない。書類選考があるので、ダメ元で申し込む事になった。早速、担当者さんが応募する会社に電話連絡してくれて、書類を郵送する運びになった。あらかじめ作っておいた職務経歴書と履歴書もチェックしてもらってOKが出た。

今までのモタモタ振りが嘘のように事が進む。そういえば、以前担当者さんも「あとは○○さん(私)の勇気次第」と言っていた。これから書類を送るのでどうなるかは全く分からないが、この一歩が踏み出せたのは、担当者さんが何か月にも渡り親身に話を聞いてくれたお陰だと思っている。

最後に

昨年の4月から絶望しながら自分を責め続けて、精神的に苦しい日が続いていた。真面目に頑張っていたのに会社を切られた事で自信喪失に陥っていたが、このnoteを書く事で何とか救われていた。

この進まない就活シリーズもこのままクライマックスを経て、エンディングに向かいたいが、残念ながらようやくスタート地点に立ったばかりとも言える。

絶望から脱して、シリーズ完結となるハッピーエンドが1日でも早く迎えられますように。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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