見出し画像

【旅行記】センチメンタルOKINAWA

※前書きは無駄に長いので、飛ばしても大丈夫です。


前書き

これが、スマホ内に画像が残っている最後の過去旅行。もっと部屋を掘り出せば、もしかしたら、アルバムとかに大昔のアナログな写真が残っているかもしれないが、私の脳みそが貧弱で記憶が残っていない。この旅行も、2年前であり、所々記憶が怪しいけれど、頑張って書いてみる。多分、先延ばしにすればするほど、記憶が飛ぶと思うので。

ついこの間、昨年、誕生日に原付で千葉夷隅まで伊勢海老を食べに行った記事は書いたが、この旅行はその更に1年前の話。旅行記の時間軸がぐちゃぐちゃで、もっと計画立てて記事を書けば良かった。

伊勢海老記事の中でも書いたが、その時、付き合っていた彼氏がいたが、一昨年の9月に音信不通になり、そのまま。この旅行は、その翌月の10月の話である。(9月上旬の原チャ富士山の旅までは、連絡取れてたのだが)

これは恋愛エッセイじゃないので、これ以上は掘り下げません(お察し下さい)

仕事もちょうど辞めた後で、気が付いたら、じゃらんアプリを開いたり、格安航空券アプリを開いていた(コロナで旅行会社の窓口は閉まっていた)

沖縄なんて凄くお金が掛かるのは分かっていたが、このまま家に引きこもると、不安定でおかしくなりそうだったので、もうお金云々の問題ではなく、旅に出る事にした。

今思えば、お前、いいから大人しく家に引きこもってろよ!って事が色々起きたが、無事に帰れて何より(前書きから不穏ですみません。そこまで大した事ではありません)


10/10  1日目

地元→羽田空港→那覇空港→国際通り→牧志公設市場→那覇市内泊

那覇空港に着いたのは、既に夕方。私は沖縄や北海道に行く時は、わざと朝便には乗らない。時間がもったいないのは分かっているが、朝便は高い。更に時間が早い便は安いが、地元から行くと始発でも間に合わない。そして、夕方着便は最安値の事が多い。だから、夜前に着くように向かって、初日は呑んで寝るだけっていうのは、私の旅では良くある話だ。

ゆいレール 那覇空港駅
ゆいレール キキララ

ゆいレールで牧志駅まで。降りて、那覇で最も有名な国際通りに向かう。目的は牧志公設市場で夕飯を食べる事だった。牧志駅から結構遠い……。

沖縄には過去にも何回も訪れているので、公設市場も初めてではない。でも、久しぶりに訪れたのだが、あるべき所に市場がない! そして、しばらくウロウロしていたら、移転工事中で、仮設店舗で別の場所で営業していた。

ようやく入れたが、まだコロナ禍という事で、人はビックリするくらい疎ら。ちなみに国際通りも、開いてるお店も少なく寂しかった(特にアーケード)

沖縄そば
刺身盛り合わせ

市場の2階、食堂で夕飯を食べた。泡盛と沖縄そばは美味しかったけれど(紅しょうがは苦手)、正直、刺身盛り合わせは、不味くはないんだけど、魚類に関しては、申し訳ないけれど、沖縄はちょっと違うなぁと(個人の意見です)

食べ終わって、宿泊先にチェックイン。一日目のお宿はこちら。

過去でも、じゃらんの予約履歴は残っているので、こういう時は便利。
国際通りで結構歩いたので、寝る時には、足が痛くなり(万年運動不足) 痛い痛い唸っていたが、これはまだ波乱の幕開けでしかなかった。


10/11  2日目

那覇市内→フェリー乗り場→与論島(台風により中止)→那覇空港→旭橋駅→観光情報センター→県庁前駅バス停→かりゆしリゾート泊

2日目は、早朝からフェリーに乗り込み、与論島へと向かう予定だった。お宿もキッチリじゃらんで予約したし、与論島はまだ一度も行っていないので、今回の旅のクライマックスだった。

しかし、この日、超大型台風が近付いていて、何とフェリーが全面欠航。

早朝にフェリー乗り場まで歩いていって、しばらく様子を見たが、結局は窓口が開く事もなく。でも、公式のアナウンスもなかったので、ネットで調べたけれど、運行の可否はいまいちハッキリせず。お客は私だけで途方に暮れていると、警備員のオジサンが、今日はフェリー出ないよって教えてくれた。

さて、困った。宿は与論島に取ってある。出来たら向かいたいけれど、仕方ないと諦め掛けていたら、与論島行きの飛行機は一部運行しているとネットで載っていた。フェリー乗り場から空港まで移動して、与論島行きのカウンターで問い合せたが、既に満席(フェリー出ないとそうなるのは当然) 

とり急ぎ、与論島の宿に電話してキャンセルした。台風のせいなので、特別に当日でもキャンセル代は無料にしてくれた。ありがたや。本当に与論島には行きたかった! でも、自然には勝てない。

2日目の予定が丸々空いてしまったので、ゆいレールに乗って観光案内所に行く事にした。

ゆいレール旭橋駅で降りてすぐ。早速、案内所で相談したが、当日の当日だとなかなかプランが立たない。台風接近しているから、天候も悪いし。その時は、結局明確な答えが出せず、バスの時刻表だけもらって、近くにある椅子に座って自力で考える事にした。

次の日は瀬底島に宿を予約していたので、出来れば、その近くに宿を取りたい。じゃらんで空いている宿の予約を取り、とりあえず、その宿付近で観光しようと観光情報センターを出て、ゆいレールに乗ろうと駅の改札を通った。

駅のホームでスマホを見ようとしたら……。

スマホがない!?

ホームの片隅で、ショルダーバッグとスーツケースをひっくり返してもない!!!  私は駅員さんに言って、改札から出させてもらった。もう、顔面真っ青になりながら、観光情報センターまで戻る。

座っていた場所のテーブルに観光パンフレットと一緒にスマホも置いてあった!!(アホ過ぎる)  いつもウッカリドジでお馴染みな私だけど、今回の旅行は特に酷過ぎる(これだけでは終わらない)

とにかく無事に見付かったので安堵した。再び旭橋駅からゆいレールに乗り、県庁前駅に。改札通る時、めっちゃ恥ずかしかった。

この県庁前駅に宿泊先に向かう為のバス停があるのだが、ちょうどお昼前でバスの時間までまだあるので、パレットくもじでランチした。イタリアンだったが、写真が何故か無い。もうスマホを無くしたくない一心で、しばらくスマホをショルダーバックの奥にしまい込んでいた気がする。お店はこちらです。

何とか腹ごしらえも済ませて、バスが来て乗り込む。那覇市内から、一気に本島中北部に。

急遽、予約を取ったお宿はこちら。

かりゆしビーチリゾート
ホテル内

場違い感ハンパない……。

こんな女1人の貧乏旅行で利用させて頂いて、本当に申し訳ないです。

かりゆしビーチリゾート オーシャンビュー

せっかくのオーシャンビューも、天候不良のせいで、この有様。私の心と一緒ですね。

夕飯はBBQでした(1人で)

夕飯BBQ会場
1人BBQ

こんなゴージャスなリゾートホテルで、1人でBBQして、我ながら侘し過ぎて笑えた(今更)  外のテラス席だったので、風が強過ぎるし、食べたら速攻で部屋に戻ろうと思ったけれど、途中の売店見たら、お酒の多さに感動。

売店 酒コーナー

もちろん、買わせて頂き、部屋でまったり呑んでから寝た。

部屋で晩酌

2日ーは目は波乱過ぎて疲れた。でも、波乱は無情にもまだ続く……。


10/12  3日目

かりゆしビーチリゾート→沖縄美ら海水族館→瀬底島泊

3日目は、瀬底島に宿が取ってあるのは確定しているので、その近辺で観光。やっぱり本島中北部観光で、外せないのはここ。かりゆしビーチリゾートからも、バスでそんなに遠くは無かった。

沖縄美ら海水族館

平日+コロナ+天候不良で、ビックリするくらい空いていた。あんなに閑散としている美ら海水族館なんて、滅多に見る事はないだろう(沖縄本島随一の観光名所だし) この水族館名物、ジンベエザメは、動画だけ撮ったけれど、動画は載せられないようで残念。

クラゲ
熱帯魚
マンタかエイ

1人で水族館なんて、すぐ見終わる。誰かと一緒なら、「わー凄いねー」とか、ゆっくり立ち止まって感想を言い合う時間があるのだが、1人は淡々と見て写真撮るだけ。多分、カップルや家族連れの観覧時間の半分以下だとは思う(余程、お魚マニアでは無い限り)

あっという間に見終わり、美ら海水族館からバスに乗り、瀬底島へ。瀬底島では民宿に泊まる予定だったので、瀬底島に渡る直前の本部港フェリー乗り場の前で、民宿のオーナーさんと待ち合わせ。

バスから降りて、待ち合わせ時間まで余裕があったので、近くのバス停前にベンチがあったので、座ってスマホでも見ながら待とうかと思ったら……、

スマホがない!?(超デジャブ)

え……まさか、バスの中に置き忘れた? でも、バスは既に行っちゃったし、スマホないと民宿のオーナーさんに連絡取れないし、そもそも、飛行機のチェックインもスマホだから、もうどうにもならないじゃん!!!(前回は、飛行機の事まで頭が回らず) 

私は前回以上にパニックを起こして、必死に辺りを見回したら、何と道路のど真ん中に、スマホが落ちてた!!!

私は慌てて拾い、もう心臓がバクバク。だって、これ、運悪く車に轢かれて壊れたら、アウト通り越してゲームセットだし……。でも、良かった。あまりにもアホで不憫な私に同情した神様が、奇跡が起こしてくれたんだ(多分)

何とか民宿のオーナーさんに連絡が取れて、車で迎えに来てもらった。民宿には食事がないので、途中、スーパーに寄って買い物をしたり。こういう経験は初めてなので新鮮だった。

民宿に着いた。

こちらの民宿、以前は与那国島にあったのだが、瀬底島に移転したらしい。実は移転前の与那国島にあった時も泊まらせて頂いた。オーナーさんとも顔を合わせているはずだが、与那国島に旅行したのは、かなり昔なのでお互い忘れていた(当たり前)

前日のリゾートホテルとは打って変わって簡素なお部屋(バストイレ共用)

もすらのたまご 客室

昨日のホテルは分相応過ぎて、落ち着かなかったので、この方がしっくりきた。1人だから、このくらいの広さで十分。

夕飯

スーパーで買った夕飯を食べて、3日目終了。前日のBBQとの落差ハンパない。そして、またスマホを無くしかけた事を思い出して鬱々と。やっぱり、センチメンタルだけあって、ウッカリ度が尋常じゃないので、家に引きこもっていた方が良かったのかなと思いつつ、まだ旅はもう少し続く……。


10/13  4日目

瀬底島→かりゆしビーチ→おんなの駅なかゆくい→かりゆしビーチ(乗り換えのみ)→国際通り屋台村→那覇市内泊

4日目は、2日目で立ち寄ったかりゆしビーチに戻った。グラスボートがどうしても乗りたかったのだ。

かりゆしビーチ

気温に注目。10月なのに最高気温30℃。これこそ南国沖縄。

かりゆしビーチ
グラスボート桟橋

ここに来てやっと、南国観光している気分を味わえた。沖縄は天気が本当に大事。4日目があって良かった。あのままなら、モヤッとしたどんより南国の思い出のまま帰るところだった。

そして、グラスボートは何と私一人の貸切!(マジで)

グラスボート
グラスボート(外)

グラスボートの外に魚が一杯集まってきたり。初めて沖縄に行った時(30年前)にもグラスボート乗ったけれど、ボートの外にこんなに魚が集まってくる演出(?)はなかった。グラスボート観光も日々進化している。いやー本当に素晴らしかった。

美しい南国の海と魚を堪能して、今夜の宿がある那覇に向かう為にバスに乗り、途中下車してこちらで降りた。

おんなの駅 なかゆくいという道の駅。
お土産屋と、食べ物屋が沢山。私は気になった、てびち南蛮とサーターアンダギーを買った。食レポ? もう諦めて下さい(何度も言うけれど苦手)

てびち南蛮とサーターアンダギー

お土産屋も見て、さて那覇に向かおうと思ったら、あれ?バスの時間がおかしい。と思ったら、私間違えて反対方向のバス時間を見ていた模様。

【悲報】那覇行きが既に行ってしまった件

あーーまたやっちゃった。次の那覇行きは2時間後。このまま道の駅で暇を潰すのも限界があると、すぐに来る反対方向のバスに乗る事にした(え?)

またかりゆし方向に逆戻りですよ。正気かよ! 座るベンチが全て外だったし、2時間も暇潰しをしたくない(暑かったし) 

時刻表を見て、上下線で待ち時間が少ないバス停を調べたら、かりゆしビーチだった(何度目だよ) 再び下り線に乗り込む。幸いな事に、海がちょいちょい見える路線だったので、そこまで退屈せずに済んだ。アホな事してるなーとは思いつつ。

改めてかりゆしビーチで、那覇行きに乗り込み、今度は何とか那覇まで辿り着く事が出来た。その道中の何処かのバス停で、バスの運ちゃんと乗客間で良い話があったような気がしたけれど、全て忘れた(記憶力の限界)

那覇に予約した宿に行って、荷物を下ろした。お宿はこちら。

調べたら、ここの近くに屋台村があるというので、早速行ってみた。

国際通り屋台村
1軒目メニュー
1軒目 ハンバーグとサワー

最初の店は、若い女の子が2人で接客していた。少しだけ話し掛けてくれて、その後は1人まったり呑んでいたが、せっかくの屋台村、もう1軒くらいハシゴしようかなと違う店に行った。通されたのがカウンターで、男性スタッフの方が暇だったのか、しばらく話し相手になってくれた。だから、料理の写真撮る暇もなかった(正直、話をするのに夢中で、何を食べたかも、あまり記憶になく)

でも、ずっと1人で旅人との触れ合いも全くなかったので、結構嬉しかった。本来はお喋り好きなので。

5日目は空港でお土産買って帰っただけなので、旅行記はここまで。書いている間に色々思い出して、思いもかけず、長過ぎる旅行記になってしまった……。


最後に

改めて、私のウッカリが凝縮した酷い旅だけれど(センチメンタルで倍増) これも一人旅ならではの醍醐味。アクシデントの渋滞があったからこそ、このような濃ゆい旅行記になったのだ。こんな締めで本当にいいのか。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?