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卒業制作日記②(卒業制作展示のこと①)

初めて作品を展示する側になった、卒業制作展示。
そこから学んだこと、反省点。良かったこと。
他美大の卒業制作展を観て、
参考にしたいなと思ったことなどを2回に分けて書いていきたいと思います。
これから、卒業制作に取り組む方の何か参考になれば幸いです!

1.これは気をつけて!!

①盗難要注意!
これは本当に気をつけて!
特に、学外展は気をつけた方が良いです。
展示室は常に警備をしていると思いますが、
目を離している隙に「自由にお持ち帰りください」と勘違いして、作品を持ち帰ってしまうお客様がいらっしゃるかもしれません。
オリジナルのDMや名刺を置いている方は、
特に要注意。
作品と同じ台には置かずに、
別の台に置いた方が良いです。
警備や作品説明のために、
自分の作品のところに作者を時間交代で立つようにすることもいいかも。

②触らないでくださいサインサイズに要注意!
触らないでくださいのサインが小さめなところが多くて、そのサインに気が付かず触ってしまうお客様もいます。
私もそのサインに気が付かず触ってしまった経験があります…
展示の世界観が壊れてしまう…など気になるかもしれませんが、
大切な大切な作品を守るためには、
大きくて分かりやすい色合いのサインを置いた方が良いでしょう。
これは実践したことですが、
しつこいかなと思うくらいたくさん「触らないでください」サインを置くことも有効だと思います。

2.展示しているみんなの作品の説明ができるようにしよう。

会場では作品の説明を求められることがあります。
また、知り合いの方と展示会場を一緒に回って説明しなくてはならないこともあると思います。
その時、
自分の作品だけではなくて他の人の作品も詳しく説明ができるようにしましょう。
卒業制作展はあなた1人が運営しているのではなく、みんなで運営しています。
就職活動や制作で忙しい合間を縫って、係の人たちが一生懸命企画しています。
長い間一緒に制作をしてきた仲間の作品を、他の人が説明しても魅力が伝わるように説明をしてあげてください。
その時に、ただ作品の説明をするのではなくて、
「この子は手が器用で仕事が早いから、こんなにたくさんできたんですよ。それを評価されてました。」
「この子は、こんな悔しい経験をしてそれをなくしたいと思ってこの作品を制作したんですよ。」
と同級生だからこそ知っている作者の制作タイプや作者のことについて、
併せて話すとより良いかもしれません。


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