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子育てなんて自己満足で、何の保証もないけれど。

チビの乳製品アレルギーの
対応について話し合うため
来年度入学予定の小学校へ。


「乳製品アレルギーですと
 当校のパンは脱脂粉乳入りのため
 お出し出来ません。
 代わりにおにぎりなどを
 お持ちください」


うわぉ!
まさかの毎週お昼ご飯持参ですか!


そこで校長先生が
気をきかせて仰いました。

「牛乳だけ禁止で良ければ
 それでもいいですよ」

でもそれだと
ヨーグルトも生クリームも
その他は全て出てしまいます。

どうしようかな、と思いましたが、
学校給食は保育園の給食より
圧倒的に質が悪いのです。


滅多に出なかった保育園と比べて
パンは必ず毎週出るそうで、

魚メインだった保育園より
ずっと肉食、洋食になり
さばの味噌煮なんて出ないみたい。


調味料無添加、
天然塩、甜菜糖使用だった
保育園と比べて、
塩は食卓塩、砂糖は白砂糖。


それなら面倒でも
パンの日はおにぎりを持参させる
ことにしました。


もともとパンは週1回程度のみ
ホームベーカリーで小麦の代わりに
きな粉を多く入れたものを
ウチでは食べさせているので、  


4月から急に
小麦の摂取量が増えて
また嘔吐されるのもかわいそうです。 


学童保育のおやつも
保育園と比べるとぐっと悪くなります。



嫌だと思っても
ここでポテトチップス や
健康を気にしない駄菓子を
毎日食べる習慣が
ついてしまうかもしれないので、

少しくらいは頑張ろう、母の私。


昨日、チビは結晶の実験を
2つ、やりました。


1つは塩で、
1つは尿素で。

塩の方はまだまだですが、
尿素は朝見たらびっくり!
こんなになっていました。

実験は楽しいけれど
付き合うのはちょっと大変ですね。
後片付けもなかなかです。

実験なんてやったって
理科好きにはならないかもしれない。

だけど、興味の幅が少しでも
広がれば、と思って、一緒にやります。


保育園お迎えの後は
ピアノの練習です。
これが毎回疲れます。
今のところ出来るのは
週に3回が限界です。



まだ小さいから
練習を丁寧に見てあげて
出来ないところは
上手く出来る練習方法を
教えてあげないといけない。



そんなの嫌なら
放置しておけば良いんです。
私は親にピアノの練習に
付き合ってもらったことなどない。
めちゃくちゃな練習をして
時には全然練習しないで
レッスンに臨んでいました。


だけど、
チビは私の小さい頃より
ずっとピアノのセンスがあって
楽しそうに弾いてくれるから
伸ばしてやりたい、と思います。


夕食の準備中は
チビをテレビ漬けに
してしまえば楽です。


テレビはいい番組って
たくさんあるもの。
それに私もテレビ漬けで
育ったもの。


だけど、如何にいい番組ばかりでも
中毒性のあることが、
習慣化してしまうのが怖いと
知っているから、
テレビをつけずに自由時間にさせます。


週に4回くらいは
「おてつだいする!」と
寄ってきます。
これが正直面倒で
1人で料理した方が
ずっと楽です。


だけど、
プラスチックの子ども用
包丁を持たせて、
小松菜などの野菜を
切らせたりすることで、
食材にも料理にも
興味が湧くかもしれないと
少しの希望を持ってやらせています。


お手伝いをしない日は
自由遊びをしています。

これも結構大変で。
何か作ったと言っては
持ってきて、
描いたと言っては
持ってきて、
教えて、手伝って、と言うので
その都度、手が止まります。


テレビを見させれば
集中して見てくれるから
楽なんですが。


だけど、
この自由時間で
いろんな発想が育つと思うと
面倒でもやめられません。


子どもチャレンジのドリルは
毎日ではありませんが、
1ヶ月に送られてくる量を
溜め込まない程度には
やらせています。


これを見るのも
なかなかに大変で。


ひらがなや簡単な計算は
保育園でやってくれるから
放置しておけば良いんです。


私は親に勉強を
見てもらったことなど
一度もありません。
夏休みの自由研究も
毎回完全に放置されていました。


それでも
それなりには育ちました。

だから、放置しておけば
良いんです。


だけど、
勉強の習慣を
つけさせたいと思うと
まだ勉強を見てやった方がいいので
一緒にやらせています。


ここまで全部
自己満足なんです。


食事だって朝
あんなに気を遣ったものを
出さなくても、
死にやしない。


テレビを長時間見せても、
お手伝いをやると言ったときに
やらせなくても、
ピアノなんて教えなくても、
子どもは勝手に育ちます。


面倒でも時間をかけて
いろいろ気をつけて育てても
非行に走るかもしれません。


如何に丁寧に育てたって
何の保証もありません。


だから、自己満足なんです。

それで
いいのかもしれません。


自己満足で、
時間をかけて一緒にいて、
それで自分が嬉しければ、
その嬉しい気持ちが子どもに伝わって、
幸せな思い出が増える。
それが糧になるのかもしれません。


無理せず出来ることを
満足を感じる程度にやるのが
親としての精神安定に役立って
そうやってニコニコしているのが
子どもにも良いのかもしれません。

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