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姪が霊感で学校に行けなくなった話の続き②

ねえ、伝統って大事なんだよ。
何で大事なのか、具体的に
誰も教えてくれなかったけど。


こちらの記事の続きです。

前回よりも
大切なことで、
たくさんの人に伝えたいと
思っています。


姪が学校に行けなくなった
最大の原因が、こちらです。

これは姉からのLINE。

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み~ちゃんというのは、私です。
みおいちちゃんの略です😉

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こういうこと、
本当にあるんですよ。

こちら↓は母の返事。

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母の実家は相当の資産家なので
祖父も疑心暗鬼になっていたのでしょうね。


「お金の援助を言う人」というのは、
心の中で
「お前んち金持ちなんだから
 ちょっと寄越せよ!!」と言う人のことです。


心の中の声が聞こえてしまう
というのは、
私にもありましたが、

(安心してください!今はありません)

私の場合、姪ほどは強くなくて
相当強い気持ち、例えば

報われない熱愛とか、
ブラックな勤務先への恨みつらみ、
退職するけど次への不安、

これにプラスして
自分(私)への悪い評価(陰口)

くらいしか聞こえなかったのですが、

姪の場合はもっと強いみたいです。


私は弱めの力でも人間不信になったので、
これはけっこうな問題です。


母も強いですが
この人はのらりくらりとしているので
放置!で良いでしょうけど。


それで、同じく霊感の強い
友人に相談してみました。


あまり露出して欲しくない
解答かもしれないので、
私が今回お話したい
内容だけお伝えしますと


「境界線が必要」

「どんな声(評価)が聞こえても
 姪ちゃんとイコールじゃないし、
 姪ちゃんそのものじゃない」

「どんな声も周りの人のもの。 
 勝手にのぞいちゃいけないんだよ」

とのことでした。


私はこの解答が、
すごく腑に落ちました。


このお友達が言っていたように、
思春期の、まだ幼い姪には
難しいかもしれませんが、


ドロドロした気持ちって
誰にでもある。
私にもある。たくさん。

それが聞こえてしまったら
聞いた方もとても辛いですが、
聞かれた方もすごく嫌です。


だから、
この能力は、あまり良いものじゃないの。


じゃあ、どうしたら良いのでしょう。


その時にこのお友達は
もっと専門的なアドバイスを
くれたのですが、

私が一つ、大切に感じたことは

「境界線が必要」

これでした。


日本は、結界文化ですね。

上の記事に詳しく
説明しましたが、

敬語も結界です。

暖簾(のれん)も結界、
玄関のたたきも結界、
畳の縁(へり)も、敷居も、
茶道や落語で使う扇子も結界です。


この記事には
結界は「自分を」守るためだけではなく、
「あなた方の」場所を(物理的、精神的に)
お邪魔しませんよ、という意味も
ある
、と書きました。


だから、そういうことじゃないのかな。


昔は私や母や姪みたいに
人の心が見えてしまう人が
もっとたくさんいて、


それは聞く方も聞かれる方も
とても辛いことだから、

各所に結界を張ることで
自分や相手を守ったんじゃないのかな。


敬語を使うことで
意識的、無意識的に
相手の心を読まなくする。

玄関のたたきや
暖簾、畳の縁で一区切りつけて
誰かの辛い気持ちが飛んで来るのを防ぐ。


だから、伝統って必要なんだ。


昔あって、無くなったものが
風の時代の今、
また戻ってくる。


その時に身を守ってくれるのは、
ただの文化にすぎないと思われている
昔からの伝統の
ことばや風習なのかもしれない。






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