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いづれの御時にか、

心配事の9割は起こらない。そんなことを聞いたことがある。
実際、そんな気がする。人間21年目のひよっこだけど、「こうなったらどうしよう」と心配していたことが本当に起こったことなんてあったかな。
5分くらい振り返ってみたが、なかったように思う。

約2ヶ月前、わたしは毎年恒例特大のネガティブ期を迎えた。
(↓昨年のネガティブ期こと受験の話)

ある出来事が起こって、わたしはそれに対して行動して、その行動に感謝された。

それ以外、何も起きていない。
だけど、わたしは「行動したことのせいでこうなったらどうしよう」「ああなったらどうしよう」。そんなことばっかり考えてしまった。起こってもいないことを心配して、不安になっていた。

いますんごい悩んでいるようだけど、それって永遠に続くわけではなくって、1週間後には別のことで悩んでいるだろうし、なんなら明日明後日にはまた変わりそう。先のことなんてわからないし、人の気持ちみたいな考えても解決しないことで悩んでも仕方ないよな。起こってしまったことはしょうがないし、わたしが行動したことだってもう過去のことだから「あれは正解だったのか」なんて考えても無駄だ。起きてもいないことを怖がるのだって無駄。不安になるのも無駄。厳密に言えば、こんな感情になれるのって良い経験ではあるから無駄ではないと思うのだけど、そういう意味ではなくって。とにかく、考えてもどうせ悪い方にしか考えられないのだから、自分の頭の中で勝手に悲劇にしちゃだめ。こうわかっているのに考えちゃうや。
(そのときの日記から抜粋)

いつものご機嫌ポジティブマインドが帰ってきた今のわたしからしたら馬鹿らしいけど、そのときのわたしは大真面目に心配して大真面目に悩んでいた。
結局、わたしが心配して恐れていたことなんて起きなかった。
案外なんとかなるものだ。

先のことは先のわたしが悩んでくれる。今のわたしは今のことで忙しい。

このことを忘れないように毎日ちゃんと生きられたら良いな。


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