見出し画像

結婚と仕事とキャリアと

最初に伝えておくべきは、私は結婚不適合者であるということ。
この表現が正しいとかコンプラ的にどうかと思う方もいるかもしれませんが、私は自分で自分のことをそう思っているので仕方ないのです。

今回は、自分のキャリアや仕事についての考え方をお伝えしたいなと思って、この記事を書きました。

こう見えて、私は15年前はいわゆるお嫁さんになりたかったんです。
だから結婚をしました。
お相手は資産家の歯科医で、条件だけ見ると周りからは幸せな結婚と思われていたかもしれません。
しかし、これは望んでいる生活とは違うと早めに気が付きました。

六年ほど我慢しましたが、お金はなくとも一人で生きる方が100万倍幸せだと思い、独身に戻りました。

実は私が真剣にキャリアと向き合ったのはこの時からで、おおよそ5年前になります。
元々仕事は好きだったので離職期間はないのですが、今とキャリアに対する考え方は違いました。

若い頃は長期的なキャリアを考えず、その時に自分の興味のあることを選択していた気はします。
母に「Mioはほんとにこうと決めたらこう!だから…」とよくため息を付かれていました。
猪突猛進型とも言われます。

結婚と仕事とキャリアを選択する、もしくは選択はせずともどこに比重を置くかで迷う、という人は多いと思います。
今でもあるのか"世間体"という概念も捨てきれませんしね。

ただ、周りがどう言おうと、どう思おうと、自分が自分で楽しいと思う場所ならばどこでも良いのではないかと思っています。
結婚は私には不向きで、苦痛でしかありませんでした。
もし、世間体を気にして「幸せな結婚をしている私の姿を皆に見てもらうことが私の幸せ」なら、独身には戻っていなかったでしょう。しかし、その時は、そんなことはもうどうでも良かったのです。

一人になって思ったことは、改めて自分を生かすためにはどうすべきか?と。
“活かす”ではなく“生かす”です。生存です。
これは一人で老後まで生けるだけの財をなさないといけないと思いました。
そこから真剣にこれからの自分をどうしていくかについて向き合い、キャリアについて考え始めました。
結果、管理部門を一回りしたら最強なんじゃないかと思っての経理からの人事へ転換という流れです。
年はすでに30代中半を迎えていました。

管理部門全部はやはりかなり幅が広く、やれるとしても前回記事にしたように作業代行になってしまうので、一人でやっていくには難しいと考え、専門を人事に絞りました。

案ずるより産むがやすし。
結局やってみてわかったことばかりです。
実際にやってみて、合ってなかったら方向転換、こういう生き方の人もいます。
熟慮したとてやってみなかったらわからないんだし。
私も結婚前はお嫁さんをうまくできると思ってましたもん。

最後に…、
「我慢が美徳」ではないと思っているので、何か思うことがあれば一度今ある環境を壊して新設するのも良いと思います。
人に相談して新しい気付きを得るも有り。
人生に、こうあるべきなんてものはないのだと思っています。

ご覧いただきありがとうございました!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?