毎月、自分のためにもオリジナルカレンダーを配布することをはじめてみる
こんにちは。デザイナーのMIOと申します。普段は制作会社でウェブのデザインをメインに活動してます。
とりあえずタイトル通りのことをさっさと書きますが、毎月カレンダーを作って無料配布することにしてみました。
形態としては
スマホ壁紙
PC壁紙
ポスター
の3種類です。
ちょっとおしゃれな感じの壁紙やポスターが欲しくなった時、気軽に手に取ってもらえるものになればいいなという願いを込めて・・・と言いつつ本音を言えば90%は「私がこういうのが欲しい!!!」というお客様は私である目線で制作しております。
そんな(欲望に忠実な)思いで制作したカレンダーはこんな感じになっております↓
なぜ急に?
もともと私は仕事外の時間で趣味のデザインを作ったり、イラストを描いてインスタにあげたり、依頼で何かを作ったりしてたのですが、「定期的にながーくやり続ける自分のオリジナル企画をなんかやりたい」と思っていました。
んで、昨年末に「月報をやる」というのと「1ヶ月間毎日作って投稿する」というのをやったのですが、やった結果
月報→継続するのは全然できるけど、文章だけはなんかつまらん
毎日投稿→楽しいし自分のためになるんだけど、続けるにあたって仕事が修羅場になった時息切れがすごい
という感じだったので、それぞれのいいところをとった結果が「毎月カレンダー壁紙を制作する」でした。
なんでカレンダーかというと、単純に毎月のテーマとして持ってくるには理にかなってる感が一番あったからです。
何を目指してるの?
新卒の時から何かしらの「作る仕事」をしてきましたが、どの制作の現場においても「作る時には何か意図がある」ということが大前提にあるんだと理解しつつ、ずっと「作る仕事」をしてきました。
そんな前提をわかってる人間が自主制作をはじめる。これには何か意図がありそうに感じますよね。例えば「これをきっかけに稼ぎたい!」とか「これをきっかけに認知されたい!」とかそういうの。
私の文章はそんなにたくさんの人に読まれるわけないとは思っていますが、それでも百万が一にここまで今の文章を読んでる方がいるとしたら「こいつもそういう考えを持ってるんだろうな」と感じてるかもしれません。
正直にいましょう。20%はそう考えてます。
ただ残りの80%は「なんか常に何かを作らないと精神的に体調が悪い」という深刻な生理現象に対処するためです。
そうです、私は私の精神的体調を整えるためにはじめたのです。
実は私は中学生の時自分の直感に従い「つくることで生きる」と残りの余生を決めた、決断と気が早すぎる人間なので、今の職業は割と天職だと思っています。しかも現職場はやりがいも挑戦もある環境なので、そこでの経験値を得られるのはありがたいし楽しいです。
が、この職業についてからずっと思っていたのは
このループでした。
一見論理立ってるように見えて最後に純粋な欲望に突き動かさているのがお分りいただけますでしょうか。
そんなわけで、まず自分のため、そして次にこの職業での生存確率を増やすためにカレンダーを作り始めたのです。
今後と今感じてること
直近の予定としてはカレンダーのバリエーション増やそうと考えています。
長期的な目線としては、何とかして何年も毎月やれるようにしたい。時代が変わっても住む場所が変わっても。そのための仕組みをどうしていくかをも考えつつ制作しています。
あと余談ですが、やってて感じてるのは、「この企画自体がデザイン以上にブランドづくりとか商品づくりとかの練習になってるような気がするなあ」ということです。
単純にカレンダーを作ること以外に「カレンダーどう配信する?」「どういうビジュアル作る?」「どういうカレンダーにする?」「どう告知する?」「どういう感じに運用していく?」を全部自分で考えるので、カレンダーを作る工程なんて全部の中の20〜30%くらいしかないんすよね。
でもこれが面白い。エンジニアやってた時にどうやったらうまいこといくか設計を考えるのが楽しかった人間なので、色々物事を整備して考えてつり上げてくのも結構楽しめるんですよね。
一からブランドをつくるとか、商品立ち上げをするとかはまだやったことないですけど、この企画を通してこういう感じなのかも?!と楽しんで学んでみようと思っています。ゆくゆくは仕事にも活かそう。
というわけでこちらからダウンロードできます
色々書きましたがカレンダー作ってますよというお話でした。
興味持たれてちょっと見てみるかと思った方は以下からどうぞ。大事なことなのでもう一回言いますが、全部無料です。
読んでいただきありがとうございます。とりあえず温かい目で見守ってくださると嬉しいです。