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Cafe Carpe diem...eigaとongak 5 ,


ある愛の歌


愛とは、決して後悔しないこと・・・

Love means never having to say you're sorry…


 海辺にある小さな町にある、カフェ・カルペディエムへようこそ・・・。


 さて、今回は、あの、映画、”ある愛の歌”ですが、あまりに、有名すぎて、今更ですが、実は、中学生の時、初めて、映画館の桟敷席で見たので、印象深かったので、今回、その時のことと、ニューヨークで、偶然訪れた、映画の一場面の撮影現場に偶然行った時のことを、思い出して、お話ししてみようかな、と、思っています。


 中学生の頃、映画マニアだったことは、以前お話し致しましたが、私が当時、住んでいた街の老舗映画館の桟敷席には、ステンドグラスの窓のある、トイレと休憩室が付いていて、そこにあるソフアーは、白いリネンのカバーで覆われていました。
何で、トイレにソファーなのか?
座席のシートにも、白いリネンのカバーが・・・。


 中学生なのに、なぜ、桟敷席で、映画が観れたのか•••?

 
 その答えは・・・ある日、ボランティア活動で、同じ地域の他の学校とのリーダー同士の会議があり、私の学校のリーダーは私でしたが、もう一人のリーダーの子が、どうやら、親御さんから、映画の招待券をもらったとかで、招待してくれたのです!
 私の他には、もう一人、確か三人で、その映画の封切り直後に観にいきました。

 その時の印象は、まだ中学生だったこともあり、悲恋より先に関心があった事は、自由の国と思っていた、アメリカが、意外にも階級社会であったことと、上流階級の桁外れの豊かさと、ニューヨークの冬のセントラル・パークの美しさ、でした。


 映画の主人公二人は、ライアン・オニール演じる上流階級出身の大学生のオリバーと、アリー•マックグロー演じる、同い年の違う大学に通う女子大生でイタリア移民の娘の、ジェニファーとの恋愛映画で、二人は、オリバーの親の反対を押し切って、結ばれるものの最後にはジェニファーの死という、悲恋がテーマの物語でした。
 音楽は、さらば夏の日と同じく、またしても、あの、フランシス・レイで、その年のアカデミー賞の音楽部門を受賞しました。

 
 その時は、”愛と死”というテーマが、あまりにも、極端すぎて、感情を素通りしてしまった、のですが・・・
 

 それより、主人公が、雪のセントラルパークで、一人で誰もいない思い出のスケートリンクで、座っているシーンが印象的でした。


 映画を見た時は、それがどこかわかりませんでした・・・ついさっきまでは・・・。


 そこは、セントラルパークにある、ウオールマン・リンクという場所で、なんと、以前、ニューヨークで宿泊したホテルのすぐ横でした!


 そこを訪れたのは、今から10年ほど前に宿泊したホテルの近くで、ホテルの最上階に上がって見下ろしたセントラルパークで、なぜかそこだけが、気になって、行ってみようと思ったのです。



 その日の午後に見た、メトロポリタンの名画に感動したものの、あれ、なんだかみんなタッチが同じだな、と、修復があまりに頑強すぎて、上に塗った、油性のタブローが、光すぎて横から見ると、みんな同じタッチにしか見えず、がっかりしていたのもあり、気分転換に、セントラルパークでも、と、タクシーで通ったのですが•••馬車を引いている馬のフンの匂いに、めげてしまい行かなかった、セントラルパーク内のあの気になる場所を訪れてみようと思ったのです。


 そして、秋の深まるセントラルパークの紅葉を見ながら、なんだか懐かしい場所に来たような印象で、しばらく、その場に佇んでいました。


 そして、それもそのはず、さっき地図を見ると、その場所が、あの、ある愛の歌の撮影現場で、あの雪の中のスケート・リンクだったのです。


 知っていれば、もっと感動したのに・・・
クゥ〜。


 因みに、泊まったホテルの、一階の奥にある、ハンバーガーショップが、何時も行列なので、不思議でしたが、帰国後に知ったのですが、なんと、ハンバーガー🍔で、ニューヨークで、一番人気の店でした!
知っていれば、行ったのに・・・悔しい〜。


 も一つ思い出しました。
其のホテルの朝ごはんは、メニューが、何十種類もあり、同行の方達は、毎朝、英語のメニューの内容と格闘してらっしゃいました。


 前もって、朝ごはんのメニューに、目を通していた私は、予め美味しそうな物をチェックしていたので、皆さんから何が良いか、いつも尋ねられて、毎朝、推し朝ごはんrecommend係でした。
 特に、エッグベネディクトが、美味しかったのですが•••。


 これも、後で知ったのですが、其のホテルが、発祥だったそうで、知っていたら、自慢出来たのに•••。


 皆さんにも、思い出の映画、思い出の場所、あると思いますが、何時かそれらの場所に行けるといいな、と思いませんか?


 本日は、ご来店、有難う御座いました。
またの、お越しをお待ち申し上げております。


それでは、また・・・”a bientot!"
                
                  Mio


                                                                                         

 
タイトル上の写真は、セントラルパークではなく、ニューヨークのどこか公園です。





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