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陶酔するのは夜がいい

肌の乾燥がちょっと笑えない感じになってきていて生きにくい。相変わらず今日も体調は悪くて、なんだか瞼も重たい。できるならもうずっと、目を瞑って過ごしていたい。
しかし本は読みたいので仕方なく自分の部屋へ行って椅子に座る。いつも決まって読むものをさらっと読んでからは、昨日買った本を少しだけ読んだ。


昨日はずっと欲しかった河出文庫のフェア対象の本を3冊買った。壮馬さん(斉藤壮馬さん)が朗読したいという本5冊が選書された企画なのだけど、そのうちの自分が読みたいと思った3冊を厳選した。
壮馬さんの熱心なファン、というわけではないけれど、わたしの好きなアニメに登場する彼の声は耳に心地よくて、しかも朗読への並々ならぬ思いが素敵で好きなのだった。

以下、購入した3冊。

・倉橋由美子『完本 酔郷譚』
・鷺沢萌『少年たちの終わらない夜』
・スティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』

倉橋由美子はずっと気になっていたのでチャンス、とばかりに手を伸ばす。『少年たち〜』はどうやら絶版されていたもので、それを復刊させた斉藤壮馬すご〜、、と思ったのがきっかけ。それから『エドウィン〜』は大好きな伊坂幸太郎が推薦文を出していたので。どれも読むのがとても楽しみ。

(『酔郷譚』だけ少し読んだのだけどこれはすごい……となった。ひとことで表すならば「陶酔!」「官能!」という具合でうっとり。付箋を貼る手が止まらない。今日は3編読んだけれどこれ、夜に読んだほうがいいのでは?と思ったので朝に読むのは少し考える。)


欲しい短歌集があって通販で買えそうだということがわかったので見ていたら笹原玉子の『偶然、この官能的な』を見つけて、あ、と思ったのにsold outでがっかりする。他のサイトにも在庫はなく、途方に暮れる。どうすれば……。





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