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0975.夢見るちから


午前は子どもの野球チームで主催している「野球教室」のお手伝い。
その後は、もうかんくん(小6息子)の代は卒団なので、役員や係など引き継ぎのための保護者となり、午後3時からのSEVENTEENコンサート in 東京ドーム!を控えていたわたしは、こそこそと抜けさせていただく……。

東京ドームは5万人収容ということだったので、豆粒はおろか、米粒ほどにも見えないだろうとまったく期待せずに座席についたら、アリーナのちょい外側くらいの上段にある席で、控えめにいって「神席」だった。


東京ドームは夏以来(かんくんがドームで試合をしたのだ)


メインステージもセンターステージも見えとるがな!


豆粒でもなく米粒でもなく、ふつうに彼らの一挙手一投足がちゃんと見えて、幕が上がって13人がそろっているところを見たときはやっぱり泣いてしまうのだった。

ワールドツアーである『Be the Sun』は、海外公演の生配信などもけっこう観ていたので「はいはい、このセトリね」と安心しつつ、若干の既視感とともに観ていたけど、さすがに日本公演だけあって、日本向けにセットリストもかなり変更されていて、好きな曲についても「ほんとうは原曲の言語の響きのほうが好きなんだけどな」と思いつつも、「日本のファンを喜ばせたい」という彼らの想いの結果なわけなので、しあわせな気持ちで聴いていた。

15時わりとジャストに開演したのに、わたしが涙を飲んでアンコールの「無限アジュナイス」を途中抜けしてきて時計みたら、18時45分でしたからね。あの感じだと終演はきっと19時過ぎてたと思う。
セブっちゃんたち、4時間も公演してくれてたのだと思うと頭が下がるわ。もう西のほう(韓国・ソウル)に足を向けて寝られない。


……からの、19時からのコスタリカ戦。はあああああ。

いやでもきっとこのパターンもぜんぜん想定内でしょう。200カ国もの国々が参加したワールドカップという大舞台で、日本は選ばれし30数チームの中で戦っているのだ。苦しくない展開なんてないし、苦しい中で希望と勝機を見出すために、日々を生きるひとたちなのだ。
楽な世界ではないし、楽な世界で楽に勝つことに、なんの意味があるだろう。

セブチたちも口々に、「10年前、ぼくたちが練習生だったころ、ぼくたちの夢の最終形はここ”東京ドーム”でした。」と言っていた。
「あの頃のぼくらが夢見た場所へ、連れてきてくれてほんとうにありがとう」と。

「もうそれはさっきだれかが言ったから」と、省略することはなく、ひとりひとりがそれぞれの言葉で、同じ感謝をずっと言い続けていた。

ワールドカップのその舞台に行くまでの4年間。
東京ドームのステージに立つまでの10年間。

自分の夢に、それだけの月日をかけて、賭けて、捧げてきたひとたちをずっと観ていたんだな、今日は。
その彼らを尊く美しく感じてこころがふるえるのは、わたしにも「そんなふうに生きるためのエッセンス」というものが、ほんのカケラかもしれないけれども、どこかにあるからだとひそかに信じている。


BE THE SUN.
わたしたちひとりひとりよ、太陽であれ。


2022年9月スタートのライティング・ライフ・プロジェクト第12期生、満席となりました。ありがとうございました。



<世界観と表現>ビジネスコーチング、9月期は満席となりました。



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