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0594.善意の喪失は保身から生まれる


ちょっと前にともこさんと会ったとき、おみやげに柿をたくさんくれた。「持って帰ってね〜!」と、さらりと。ほんとうにさらりと。
それで、うわあ。と思った。

「うわあ、柿をくれた。やった!」というのもあるけれど、それだけではなくて「うわあ、ともこさんのこうゆうとこがいいんだよな。わたしにはできないことだ」ということ。

わたしだったら、「あ、今日はおともだちが遊びに来てくれる。そうだ柿をあげよう」と思ったあとに、すぐに脳内鬼コーチがやってくる。

「柿、あげるのか〜? 本当にそんなことしていいのか〜? 持って帰るの、重いって思われたら、どうするんだ〜? オマエの善意、失敗するぞ〜?」

「柿、あげるのか〜? 本当にそんなことしていいのか〜? 柿、好きかどうか聞いたのか〜? 嫌いだったら、どうするんだ〜? 失敗するぞ〜?」

と。
そこでわたしはあっという間に”戦意喪失”ならぬ”善意喪失”してしまうか、


あの〜柿って好きかな?あ、でも柔らかいとか硬いとか好みってあると思うけどどちらかというとどっち派とかある?ご家族で食べる方はいらっしゃるかしら?でも重いよね?駅からおうちって遠い?柿、持って帰るの大変かな?もし大変だったらそんなにいっぱいじゃなくって少なめにもできるけど、だいたい何個くらい欲しいとかある?あ、いいのいいのいらなかったらぜんぜんいいの〜ウフフアハハ〜


みたいなよくありがちな”気遣いし過ぎ合戦”でお互いヘトヘトに疲弊するという結末になるのがオチなのだ。

この”気遣いし過ぎ合戦”で疲弊する心理とは、つまるところ「保身」の心理だ。嫌われないように、傷つかないように、分をわきまえて、決して枠からはみ出ないように、細心の注意を払っているのは、相手を慮っているのではない。
ただただ、自分が悪く思われないように。という保身のためなのだ。

その心のあさましさが、自分の中の大切な部分を汚してしまうのだ、きっと。


あ、そういえばおいしい柿ある。あげたいな。あげよっと☆


という、生まれたまんまの気持ちをさわやかに尊重できるともこさんって、すてきだなあ。と思ったのだった。


もっと軽くなろうぜ〜俺〜。


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