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0557.恋愛とは、「下心からはじまって愛に落ち着くことを目指す」行為


10月の予定が埋まった。

昔はスケジュールがびっしり入っていると「充実してるな」「人気者じゃん」なんて思えてうれしかった。誕生日とかにいっぱいメッセージをもらうことが幸せだと思っていた。いまはスケジュールが埋まったとはいえ、ほとんどが仕事だし(ありがてえ)、誕生日も静かなことこの上ないですが。

10月、11月、12月。は、なんとなく「動こう」という気持ちになっている。ちなみに今週は大山へ(大好きな大山阿夫利神社へ参拝&世界一の山頂カフェでガレットを食べるのだ)、来週は鎌倉へ、再来週はちょっと泊まりがけで八ヶ岳へ。11月は筑波の隠れ家にもしかしたら数日こもるかもしれない、という感じ。

つまり、グランドトラベラーになろうと思っている。(つまりの使い方がなっていない)

グランドトラベラー。ってこれね。

さすがにはっしーさん著だけあって、表向きはまるでよくあるパワースポットガイドのていでありながらも、いちいち書かれていることが「ここに本質極まれり」という内容で、スポットに関するガイドが書かれているようでその実、人生の真実しか書かれていないという摩訶不思議な本なのです。

まあ上記の大山とか鎌倉とか八ヶ岳は特には載っていないので、完全におともだちと「行こう行こう〜」と楽しくノリで行ってくるだけなんだけど、それ以外にも目的や意図に応じて、日本全国のいろんな場所に足を伸ばせたらな、と思っている。

わたしはいまのところ恋愛に関する心願を持たないので(したいとかしたくないとかの希望や選択の向こうにあるものだと思っている。するときはするもんだ、と)、その「恋愛」を目的とした場所のところには興味を持たなくて素通りしてた。のに、やっぱりテキスト部分には「そうそうそうそう、そうなんスよ!」と膝を打ちたくなるようなはっしーさん節が炸裂していたので、ちょっと引用してみたい。


「恋愛」という言葉には「恋」と「愛」という2つの文字があります。「恋」は「心が下」にあり、「愛」は「心が上」にあります。下心と上心がセットになって、「恋愛」という1つの言葉になっています。恋とはなにか、愛とはなにか。これにはたくさんの考え方や意見がありますが、本項では恋愛を次のように定義し、それが実現することを後押しするエネルギーの土地を選びました。
恋愛とは、「下心からはじまって愛に落ち着くことを目指す」行為。
 この定義はおそらく、男性にはストレートに伝わるかと思いますが、女性にはピンとこないかもしれません。「恋愛」に対する女性の一般的傾向として、複数の望みを関連付けていることから、「恋愛」単体では考えにくいようです。関連付けられている代表的な例として、「結婚」が挙げられます。女性が「恋愛」したいと願ったとき、その望みの中には結婚が含まれていることが多く、極端にいえば人生をまるごと含めていることすらあります。このこと自体が「下心」なわけですが、それに気がついていることは少ないです。(中略)
そもそも、下心と上心を分けることができないのが「恋愛」です。「下心からはじまって愛に落ち着く」ことを目指しましょう。

『グランドトラベラー』 / 橋本尚子著
(※太字編集はさめじまです)


土地がどこだとかもはやどうでもいい気持ちになるよね。

この、「下心からはじまって愛に落ち着く」というのは、すべてにいえることなんだなあ、と思った。最近のWLPファシリテーターさんとの会話で、こんなことがあったから。

「みおさんのもとで”ライティング・ライフ・プロジェクト”を学んだとき、これが好きでやりたい!という気持ちよりは、これがあれば手っ取り早くビジネスができる!と思ってました」と、いわれたのだ。
そしてそれは、わたしもまた「そうなんだろうな」と思っていた。

どうしてもどうしても、ひとは生きていかなくてはいけないので、仕事が必要だしお金が必要だ。時間だって足りないから、手っ取り早さもコスパのよさも必要だ。これがわたしの人生をよくしてくれる魔法の杖なんだ!と、飛びつきたくなるのは仕方がないことだ。
本質?自己認識?統合して癒される?
そんなこともうさんざんお金払ってやってきたの。わたしに必要なのは、目の前の現実をどうにかすることなの。つまり、現世利益なの。

そんな気持ちを、わたしは否定しないし、否定できない。わたしだっていつでもほしいものは現世利益だあ!金と名声と美だあ!と胸を張っていえる(えへん)。

でも、と彼女の話はつづいたのだ。

「でもわたし、自分が”創作”をして、”クリエイト”していくことが、すごく好きって気づいちゃったんです。ビジネスのために、むりやりなにかをすることはすごく苦しい。けれど、自分が創作に向かっているとき、自分だけの世界をクリエイトしているとき、何時間でもそれに没頭していられるの。3時間だって5時間だって、ずっとやってられるんです、それを」

それを聴いたとき、どんなにうれしかったか。どんなに感動したか。どんなに目の前の彼女が誇らしかったか。きっと彼女はぜんぜん知らないのだろう、そういったときの自分の顔が、どんなにやわらかく微笑んでいて、どんなにその目がきらきらと燃えていたか。

恋愛じゃなくっても、ビジネスでも、ワークを通じてでも、「下心からはじまって、やがて愛に落ち着く道」というのはどんなところにもあるんだよね。
そしてビジネス・コーチングというコーチングのプロセスの集大成が、こうしてビジネスではないところに着地することもまた、とてもすてきなことだ(まあでもわたしはその”創作”や”クリエイション”からもがっちょりマネタイズできると思ってますけどね)。


なので要するになにが言いたいかっていうと、どうぞ安心してみんなで現世利益を追求しましょう。欲は飽きるまで追求しましょう。ってことかな。


こんなのにも申し込んでみました。

なんかすてきなかたがフォローしてくださって、そのかたのnoteを見に行って知ったのが、早稲田大学校内に「村上春樹ライブラリー」という記念館ができていたということ。

10月1日にオープンしたばかりとのことで、オープンを皮切りに村上春樹氏が登壇するイベントもたくさん開催されるみたいです。
春樹マニアのみなさん、ぜひ。
ライブラリーは事前予約制みたいなので、わたしもこの秋、足を運んでみようと思ってる。


ライティング・ライフ・プロジェクトを完結されて、ファシリテーターになりたい方向けのコース、10月週末コース募集中です。



ライティング・ライフ・プロジェクト第8期生の募集は満席となりましたので締め切りました!ご関心をお寄せいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
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