0985.どうせそのうち収まるところに収まる
W杯での日本の活躍を見守ることも終わり、先月から来日してドームツアーのため長々と日本に滞在していたSEVENTEENも帰国した。端的にいって、さみしい。これがロスというものか。
人気のTwitterの方がきっと今回のサッカーに心を動かされたのだと思うのだけど、「ここから4年後に向けてニワカにできることは……」みたいにつぶやいていて、いやそれわたしも知りたいなあと思ったよね。
今年はW杯イヤーだということはわかっていたので、去年の後半くらいからサッカーに詳しい友人に、見どころをレクチャーしてもらっていた。詳しいひとはほんとうに詳しくて、選手ひとりひとりの背景や特徴とかもじっくりしっかり時間をかけて解説してもらい、予選大会は時間がゆるすかぎりそのひととスポーツバーなどで一緒に観たりして、ニワカなりにサッカー観戦脳というものを鍛えていた。
よく、いろんな事件やニュースなどで渦中にいるひとたちは「自分たちのような人間がいることを知ってほしい」という。そしてもちろんわたしたちの日々の時間とリソースは限られているので、なにもかもを知ることはできない。
知るって、とてもエネルギーがいることだから。関心を向けるということは、ほとんど愛に近いのではないか。
今回「よし、わたしのエネルギーの何割かは”サッカー(森保ジャパン)を知る”ために費やそう」と決めたことは、ほんっとうに、よかった、と思った。
なんかもうこのままのいきおいで、『月刊 遠藤航』 (遠藤選手のオンラインサロン)に入ってしまいそうである。
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高校受験を控えたうたちゃん(中3娘)が毎日頭を抱えながら志望校を迷っていて、野球チームの卒団を控えたかんくん(小6息子)が中学でも野球をやるか、やるとしたら軟式か硬式(シニア)か、それともまったくちがうスポーツをするのかで迷っていて、ハチ(旦那さん)がここ数ヶ月の理不尽な激務に耐えかねて転職するかどうかを迷っていて、家族みんながよなよなウンウンうなっている。
迷えるのってえらいよね。
わたしは性格的に「迷ったらやる」とか「迷ったらやめる」とか、決めちゃっているところがあると思う。それはたぶん「迷っている」という状態がすごく不快で、その不快指数の強度に耐えきれなくって投げ出しているだけで、潔いとかではない。
なぜかみんなして「ママぁ、どうしよう~」とか言ってくるけど、どうせそのうち収まるところに収まるので、いっぱい迷っておくといいんじゃないかな。
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