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「想像をはるかに超えた世界」への第一歩


「月末の一週間はオフにする」というスケジュールで始まった2024年。
もうすぐ2月が終わろうとしていて、今朝もばっちり朝イチでセッションし、水曜日はWLPビハインドコース11期の講座と個人セッションがあり、木曜日はゴールデンライフ・ウェイ(というクローズドサークル)のメンバーさんとゆきさんとでお買い物へ。

……..オフ、とは…..。
……..ま、いっか。

noteを始めるにあたってわたしが最初の最初にやったことは、ビジョンとアイデンティティーを明確にして、それらを表現しうる「文体」を見つけ出すことだった。ずっと、「文体」さえ決まれば書けると思っていたし、実際そうだった。

そして今ここにきて、とても個人的な理由でいろいろと(ビジョンやアイデンティティーが)解体されつつあって、それにともなってまた文体の再編成ということを内部でほそぼそとやっている。
あまりだれにも理解されない作業のような気がするんだけれども。

なにか、もう一段、もう一山、超えたい。

けれどもそのもう一段、もう一山のところにどうやったら手が届くのか。届いて、そしてどうやったら超えていけるのかが見えてこない。
そんなもどかしい時期を過ごしながらずっと「なにを書こうか」「どう書こうか」「どんなふうに書いていきたいのか」、そんなことを考えては、自分に問い続けていた。

で、ですよ。
で、残念なお知らせですよ。

この一山を越えるには、もう、あの、かの有名な、形而上学最後の砦でありラスボスである「A Course in Miracles :奇跡のコース(以下、ACIM)」に取り組まないことには、わたしが自分の人生に求め続けている「想像をはるかに超えた世界」というものには決してたどり着けない!という、結論に達してしまったのでした。



えーん…..。

この結論の「ガッカリ感」というものが伝わっているだろうか。伝わってないよね。ていうかわたしのnoteを読んでくださっている方で、ACIMをご存知の方もごくごくわずかですよね。知ってます知ってます。スピ界隈では重鎮でありながらも、流行り加減でいえばその重厚さゆえにマイナーなのは知ってます。

わたしも「自己認識」そして「統合」あたりでうまいこととどまっていたかった。ぜったいにこれらのほうが聞こえがいいし、浸透度も高いし、なによりビジネスの糧となる”現世利益”とわかりやすく親和性があり、相反しない。

でも、コースはね….。はあ。
と、わたしは今後の自分の身の振り方とACIMの一般ウケのむつかしさに思いを馳せて、勝手にがっかりしていたのだった。
ACIMってジャンルでいえば「非二元系」なんよな。わたしこの、非二元系のひとたちの乱暴なセッションに違和感があるのです。

「わたし、〇〇に悩んでいて….」というひとに、「”わたし”=あなたはいません。したがって〇〇はありません。なぜなら世界は実在しないから」っていう文脈に連れていくの、「待って待って!涙」ってなるやーん。
いや、わかるんだよ。それが真実だし、それしかないからそれしか言いようがないというのもわかるんだけども、と。

そんなふうに、まるで自分の悩みや傷を「ないこと」にしてしまうという恐るべき概念を持つACIM(非二元系)を、自分の中で矮小化することによって、そこに至る道というものを自分で塞いできたのだろうなあと思う。
ないことにするって、「抑圧する」ということとはぜんぜんちがう。
「ほんとうに、そんなこと、起こっていなかったんだ…!!」と、まるでオセロの盤面を最終局面ですべて真っ白にしてしまうがごとく、知覚と認識をひっくり返してしまう。

で、わたしが感じるこの「最後のもう一山」というのは、今までうまくいっていた使い勝手の良い「知覚」というものを、ちょっと拡張するとか、ちょっとバージョンアップするとかではなく、「この知覚はまったくの誤りだった」「わたしは何も見ていなかった」「わたしに見えていたのは、ただ過去と反射だけだった」と、すべてを粉々に粉砕し、解体することによってしか、超えられないもののような気がするのだ。

そんなわけで、”絶賛!鋭意!これまでのエゴ的知覚解体中”でございます。
できれば自分が書くものの中でACIMにだけは触れたくなかった、くらいの抵抗感はありつつも(この抵抗感のせいでしばらく書けなかった)、わたしにできることはわたしの日々をただつづることだけなので、書かないわけにもいかない。

この抵抗感は、ACIMが一貫して「100%の愛」「100%の純粋意識」というものだけを語っているからだと思う。え、100%じゃなきゃだめ?って、舌をぺろっと出して甘えたい。
90%とか、80%くらいでよくない? それでわたしたち、そこそこいい感じで生きられますよね?って交渉したくなってしまうのだ。

でもACIMはとてつもなくはっきりした原理のもとに成り立っていて、1%の欺瞞もゆるさない。っていうか、そんなことはありえない、という。

「99%は北海道産生乳ソフトクリームですが、1%はうんこです。それってソフトクリームですか? あなたは食べたいですか?」

とACIMは畳み掛けてくるのです(ヒィ〜)。
その1%のところを、わたしたちはごまかしながら、99%できてるし、いいじゃーん?って言いながら、生きているのだろう、きっと。それが、うんことも知らずに。うんこなのに。

なにより、そのうちACIMを、仕事にしてしまいそうな自分がおそろしい。なんだかそれだけは避けてきた気がするのだ。これってなんなんだろう。

まあとにかく、そんな毎日を過ごしております!
こんなわけのわからないカミングアウトにお付き合いいただき、ありがとうございました…..。

今日のワーク:レッスン12
わたしが動揺しているのは、意味のない世界を見ているからです。
わたしは意味のない世界を見ているから、心穏やかではないのです。

ひいいい。恐ろしいワークだ…..!
でも堅調に進めております。
ワークブックは今日で12日目。
ACIMのテキストは、P62 / P1418。


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