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083.100年たったらだれもいない


今日は雨なのでどこにも行かない予定。って言える生活も不思議だけど。でもいっぱいお仕事をしよう。

今、浴びるように毎日をBTSの音楽と言葉と映像の中で過ごしているけど、いつでもマイブームというものを、わたしはおもしろく眺めている。わたしの胸を感動でいっぱいにし、また少しセンチメンタルな気持ちにさせ、生きる実感を感じさせてくれるそのときどきのマイブーム。

ハマれるときは、とことんハマることにしている。ゲームだってジャンクフードだって恋愛だってなんだって。なにかを渇望してやまないとき、「それはわたしにとって今、ほんとうに大切なものなんだ」と思いながら浴びている。くだらなくなんかない、いつもなにもかも、どのタイミングで何にハマるのかも予測はつかないから、ハマったときは「よしきた!」と思って、すべての時間とエネルギーを注ぐことにしている。

やりすぎるくらい、やるといいんじゃない?って思う。だって、100年経ったらやっていないよ、と(笑)。

毎日noteを書いていて、ホントはnote以外にも、まず朝起きたらとりあえず書くというルーティンがあるし、バレットジャーナル、10年メモ、そしてたくさんの人へのフィードバックメールとか、いっぱい書いてるけど、今日ふと思ったのは「100年後には、だれもいないんだな」ということ。

あ、もちろん誰もっていうのは、人類がということではないです。人類は存続しているんじゃないでしょうかね。多分、極めて高い確率で。

ただ、今これを毎日書いているわたしはこの世にはいなくって、これを読んでくれている人もだいたいはいなくって、今こうして打っている目の前のMacBook Airも、コーヒーを飲んでいるマグカップも、わたしが座っている椅子も、住んでいるマンションのリビングも、100年後には、ここで、この形で存在してはいないんだなって。

そう思ったら、今やりたいことや、今、ここで感じたいもの、観ていたい美しいものを、自分の身体いっぱいに注ぎ込んであげたいなって思うのだ。今だけしか咲かない花に、水をあげるみたいに。

たった一冊、自分にとって特別な小説を挙げるとしたら、吉本ばななさんの『アムリタ』だ。他にも好きなばななさんの小説はたくさんあるけれど、『アムリタ』の衝撃は長い間わたしの身体の中に余韻として残っているし、なんならまだ、微細に振動しているような感じだ。

『アムリタ』に書かれている、目に見える言葉と目には見えないちからが、決定的にわたしのなにかに影響を及ぼして、その瞬間から生き方そのものが変わったというか、世界の見え方が変わったんだと思う。たぶん、朔美の生き方に触れて。こんな生き方があるのか、って。

彼女のように、みずみずしく生きよう、と、言葉にして思ったわけではないけど、そんなようなことを心に決めた瞬間が、あったように思う。


「生きていくということは、おいしい水をごくごくと飲むようなものなの。毎日飲まないと生きていけないの。」


生きていくということ。わたしの中での定義が、この小説で決定的になった。

100年経ったらだれもいない。みんな、終わりに向かって生きている。歩いている。一生懸命、消えていくものに向かって、愛を、生を、放ってる。

虚しくなりますか?わたしはならないんだなあ。

なんで100年だなんて思いついたのかっていうと、きっと今のナンバリングで「083」まできたから、ああ、もう少しで「100」に届くのかあ、なんて思ったからだね、きっと。カウトダウンできるね。よし、90記事超えたらカウントダウンしよう。それで、100記事までいったら。いったら?

いったら、どうしようかなあ。考え中。100記事から先はまた、別の走り方になっていくよね。300記事なのか、999記事なのか、どこにいくのかわからないけれど、短距離走ではないことはたしかなので。フルマラソンなのか、ウルトラマラソンなのか。

とにかく、できることを一生懸命やりたいな。100年後にはなにひとつ残らなくても、今を共有できるって、うつくしいことだと思うので。こんななんでもない日々のログでしかないのですが、60名以上の方がフォローしてくださっていて、それはすごくありがたいことだと思ってます。なにか、期待に応えられたらいいのだけれど。


* * *


結局のところ
一生懸命生きているということが
幸せな生き方なのではないでしょうか。

というナムジュンくんのセリフに涙。


いつか
今のように有名な僕ではなく
本当におじさんになったら

僕がおじさんになったら
僕のそばに残ってくれる人は誰でしょうね?

そのときは必ず、ARMYと打ち明けてみたいです。
あの時の僕たちはどうだったかって
あの時の僕たちは格好よかったのかって。

一人の人間としてどうだったかって。

というジョングクのセリフに涙(ARMY=ファンの呼称)。


NHK「SONGS」への出演決定おめでとう...!


あ、冒頭で「マイブーム」のことを書いたので補足すると、BTSのことを飽きたらポイっと消費するということはないと思います。わたしはわりに音楽についても文学についても、出会ったら何十年もしつこく愛するタイプです。好きになったひとのこと、もののこと、忘れない。


女性に忘れられたらさみしいな、と思っている男性のみなさん。よく、過去の恋人について「男はフォルダで保存して、女は上書き保存する」っていうけどそんなことないと思います(笑)。好きな人は好きなまま。忘れないまま、胸は痛いまま、会いたいまま、幸せでいてほしいと願ったまま、生きてます。そういう女子もいるってことで。


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