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孤独はこじらせると蜜になる

 夜、眠くなると寝るのだが、2~3時間もすれば目が覚めて、あとはもう眠れない。
 夢は全く見なくなった。
 背中がカチカチに固まって、首すじも張っていて、常に緊張が解けていない感じ。
 目が覚めたあとの時間をもてあまして、こうしてどうでもいい事を書きつらねて、それでもどこかほっとしている。
 下書き保存して、ホーム画面を見れば、真夜中の海に瓶入りのあてのない手紙をいくつも流すフォロワーさんがいる。
 ほら、あのひとも眠れないんじゃない。
 人の不幸は蜜の味、自分だけが割を食うのは気にくわない、わたしだけじゃない、どうせうまくいかない、意味なんて無い、くだらない、所詮時間つぶしだから、誰にも理解なんて求めていない、でも、甘えている。
 孤独はこじらせると、蜜の味がする。だれにもさわらせない自分を妄想で作りあげて、特別仕立てにして、この世に存在しない秘密のヴェール(こう記すと、お耽美っぼくてイイな!)でつつんで、それはもう恥ずかしい、宇宙の果てまで誰にも言わない最高のシチュエーションをセッティングし、そこに自分をぽつんと置いてあげる。

根拠の無い確信。
心の王国。
の、玉座。
あのひとはわたしにひれふすだろう。
たくさんの贈り物。
わたしは当然、それには目もくれない。
いつだって、ほしいものは手にはいらない。
永遠に満たされない欲望。
けれどもそれがある故にまだここに居るという事実。

『泥棒も、お茉莉がすれば上等よ』

 鴎外が娘に言ったという、その言葉を平然と記す森茉莉が憎い(笑)。
森茉莉じゃなくても、そういうことをのほほんと書く奴とは、私は友だちになれない。
 嫉妬、なんだろうな。
 でも、そんな奴、わたしはキライなんだわ。
だわだわだわ。
 ま、いっか。ワタシはあんたの為に生きているワケじゃないし、あんたもワタシの為に生きているワケじゃない。
 それぞれ、好き勝手なことをまくしたてる自由くらいはまだ、許されているのだから。

 さあ、こんなしょうもないことを書きつらねていたら、本格的に眠れなくなってきたし、背中はバリバリのガチガチである。
 これから夜が明けるまでの数時間を、つぶす算段をかんがえよう。
 とは言え、夜が明けたところで、なにもすることもないんだっけな。
 なにもすることがない。
 最近はもう、いくら動悸がしても、眠れなくても、薬を飲むのをやめてしまった。
 なんか、急に意味がなくなったんである。
薬を飲む意味が。
 それは、実はわたしは、楽になりたいわけじゃなかった、という驚愕の事実(笑)に気づいてしまったからで、そうなると、マッパでそのへんにころがって、どうなとしやがれ、みたいなキモチになる。
 これは、ヒジョーに、危ない状態である。
 文体も橋本治になってきてる気がする。
 いかん、いかん。
 くわばらくわばら。

 口内炎がいつまでも治らない、
 無駄毛は処理しない方が
 アンテナが鋭くなる、
 味がするたべものは、インチキくさい。
 無味無臭のたべものはないかな。
 味のしない飴があるらしいな。
 味のないたべもの、コンビニで売り出したら       絶対売れるな。私は欲しいぞ。
    腹にもたまらんヤツ。
 ネーミングは、やっぱ、
    宮沢賢治っぽいのがはまるんじゃないかな。      わけわからん記号みたいな感じ。
    3文字くらいの短いワードで。
 これって、
    なんかブランディングしてるのか。
 どなたか、コレをやってみませんか。
 悪いようにはしませんぜ。
 へっへ ("⌒∇⌒")



 

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