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教員の元気が出る会 vol.21

夏休み1回目の今回は「通知表」をテーマに話し合いました。

1、テーマと参加メンバー構成

【第21回】
テーマ:「通知表について考える」
参加者:小学校教員 3名
    中学校教員 2名
    高校教員  2名
    地域    2名


2、会の流れ


①恒例の自己紹介タイム
 所属、名前、今の元気度+その理由、通知表をつけていて思うこと

②今学期通知表をつけた人のモヤモヤ共有タイム
 通知表は誰のためのもの?
 学年、学校で合わせなくてはいけないの?
 新学習指導要領に順じて作成するとほぼB評価に?

③3グループに分かれて通知表について思うことフリートークタイム

 *私のいたグループで出た意見の一部
・学校内だけでバランスをとるのは無意味
・本当に必要なのは言葉のメッセージ
・ルーブリック評価
・親もこどももAやBなどの個数を気にしがち
・親の目を気にしすぎ
・次へのいかしようが分かる通知表じゃないと意味がない

④共有タイム

 各グループででた意見を共有しました。
・評価の規準を授業の最初に伝える
・本当は、時間をかけて一人ずつとできている所、頑張ってほしい所を話したい(=普段の関り次第?)
・通知表があるのは、全国の教育の質をある程度一定以上に保つためなのでは?
・キャリアパスポートが通知表みたいになっていけばいい。
ルーブリック評価やってみたい!!!

3、ルーブリックとは?

私も初めて聞く言葉でしたが、上記のサイトがとても分かりやすかったです。

ルーブリックとは、子どもの学習到達状況を評価するための、評価基準表のこと。

この会で出ていた課題感の一つに、通知表をもらったこども自身、なぜ自分がこの評価なのかが分かっていないことも多く、何をこれから頑張ればよいか分からないのでは。
本来通知表は、今後の励みのためになるはずだが、何を頑張ればよいかわからないのであればあまり意味がないのではないかという話をしていました。

ルーブリックでは、自分が今どの段階にいて、どこを目指せばよいかが可視化されるので、子どもにも教員にとっても分かりやすくよいのでは!
ということになりました。

画像1

*上の画像は、こちらのサイトから引用しました。

この表のように
S(期待以上)
A(期待する思考活動が十分満足できる)
B(期待できる思考活動がみられるが未到達な部分もある)
C(期待する思考活動がみられない)

としてルーブリックを作るそうです。

4、おわりに

話を聞いている限りでは、すごくおもしろそうだし、やってみたいし、可能性がある評価の仕方だなと感じました。
でも、百聞は一見にしかず!!
「とりあえず作ってみたいね!」
と話が盛り上がりました。次回の教員の元気が出る会では、「ルーブリック」を実際に作成してみることになりました!
*8月20日(木)18時~オンライン(zoom)にて行います

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