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参加の仕方はいくつでもある

「みんなでつくるプロサッカークラブ岡崎」(みんつく岡崎)では一緒に活動をする仲間を広く求めています。そこに最近加わったのが二宮仁志さん(27)です。前回の「トークで伝える」に登場した三人の若手発起人、晝田浩一郎さん(33)、情家智也さん(33)、須原浩一さん(38)と司会の坂口淳さん(55)がオンラインで、プチ歓迎会的に話をしました。地元の若手の皆さんにも活動に興味を持っていただければうれしいです。

■最年少27歳、SNSのプロ

晝田(ひるた):紹介します。二宮さんは20代のイケイケの起業家の方です。サッカーが好きな仲間です。
情家(じょうけ):めっちゃ柔らかい紹介(笑)
晝田:SNSのプロです。みんつくのインスタは僕がサボりまくって止まっているんですけど。
情家:止まっているのは晝田くんのせいですよ。写真は渡してるはずなんですけど。
二宮:よろしくお願いします。1994年生まれで27歳になります。出身は愛媛の大洲ってところです。高校までずっとサッカーをしていて、高校の時は県で2番とか、そういう感じでやっていました。
情家:自分は岐阜出身なんですけど、名字が珍しいのは父の実家が愛媛で、その地方に3系統しかない。だから情家さんがいたら3分の1は私の親戚だと思います。宇和島市に合併する前は吉田町といってすごくミカンがなるところです。
坂口:二宮さん、ご存知じゃないですか?
二宮:父の実家が宇和島です。
情家:近いですね。
坂口:鯛めしは宇和島派です。
情家:鯛めしはおいしいですね、確かに。
須原:愛媛の話、ついていけなかったです(笑)。晝田さんと知り合ったということですが。
二宮:SNSでいろんな人と出会うことがけっこうあるんですけど、クラブハウスで岡崎のIT関連会社の経営者の方とつながりまして、晝田さんを紹介していただきました。サッカー好き?みたいな話になった時に、とりあえずこのプロジェクトにかかわったら森山さん(元名古屋グランパスFWの森山泰行さん)に会えるよと。プロサッカー選手になりたいってくらいの夢を持っていたんで、仕事としていずれかかわりたいなんてことも思っていたし、すごいいい機会だなと思って、思い切って飛び込んでみたっていうのがきっかけです。実は名古屋に住み始めたのが去年の10月なので、岡崎には4回くらいしか行ったことがなくて…
二宮以外:4回もあるの!けっこうあるね。
二宮:SNSで知り合った方に会いに行くとかで。お仕事でかかわったことは今のところないですね。

■地元の若手のみなさん、待っています

晝田:今回、Zoomで話しているメンバーは坂口さんが東京で、ほかはみんな名古屋在住。岡崎にいま住んでいる人が一人もいないんですよね。仮にこのプロジェクトが北海道であったとしても、須原さんとか乗っかっているような気がする。
須原:確かにその可能性はあるかもしれない(笑)。須原は岡崎市から若手サミットをやってほしいというアイデアがあって、一回やらせてもらったのが岡崎との接点ですね。岡崎のイメージは城と桜。
二宮:ぼくはYouTuberの東海オンエアのイメージが強い。
情家:「ここやる」などのイベントでは康生通付近でしか出会いがなかったんですが、岡崎にはよくいえば田舎さが残っている感じはするなあ。中核都市なのに名古屋とかの都会よりは温かみがあるのは間違いない。市役所の職員がイベントに勝手に来たりだとか、すごくおおらかな感じはします。ぼくなんかサッカーそのものにはそんなに興味がないけど名古屋からみんつくに参加して、自分自身を成長させるきっかけや実験みたいに自分のなにかを試す場に使えるかなと思っていますので、地元の岡崎の方だったらもっと自分に直結する活動になりますよ。ぜひ一緒に岡崎を盛り上げるために、地元の20代、30代の方にも気軽に参加いただきたいですね。
晝田:ぼくはみんなが楽しめる状況をつくると自分が楽しんじゃうというのがあって、地域を活性化させていくとか、こういうことを実現させていくということを岡崎市でもできる、岡崎市だからできるんだよって見せつけていくことがやりたい。仲間がいればいろんなことができていくってことを、20年か30年経った時の若い子たちに、あん時オレらはできたからお前らもできるって言いたい。なんかやろうとするとめっちゃ批判されるんですよ。将来、同じようなことをしようとする若い子らの壁になるために、オレも批判されてきたからっていう一言を言いたいがために、今がんばってる。
須原:すごい長期目線で考えているんですね。
情家:壁のなり方が特殊だよね(笑)。そういうのを変えるんじゃなくて、オレもたいへんだったって言いたい。
晝田:だからお前らも大丈夫だって、オレが責任とってやる、と言いたい。
情家:言わせないというわけじゃなくて、そういう目にはあっておけと。
晝田:そういう目にはあっちゃうんで。だから自分がそうでないと言葉がなんか空虚になるなと思っちゃうんで。
須原:経験値ってことですね。
坂口:二宮さんはまだ加わったばかりですが、こんなことをしたいということはありますか。
二宮:ぼくがたぶん一番若いと思うので、SNSとかはいちばん力を発揮できるポイントなのかなと思うので、そういった部分で携わっていけたらなあと思います。いいものをいろんな人に届けたいので、みんなで周知していきたいなというのがある。
坂口:お願いします!こうしてみんつくにかかわってくれる人がどんどん増えてくれることが大事だと思っているんですよね。

■このプロジェクトは長い期間のお祭り

晝田:参画するには、関連のイベントを企画したりして運営側に入る方法もあるし、お金だけ出すわっていうのもある。イベントそのものに参加するっていうこともある。SNSで「こういった活動があるらしいよ」とか「みんなでどう?」ってシェアやリツイートするとかも大きな意味では参画している。ミーティングに出るとかがホントの方法というわけじゃなく、参画の仕方はいくつでもある。で、どの方法が上とかはなくて、全部が同じくらい大事な参画の仕方だとぼくは信じているので、みんなで大きな果実をつくって、みんなでおいしい果実を食べていければと思っています。
須原:このみんつくのプロジェクト自体が長期のお祭りみたいに捉えていて、何年もの間、いちいち盛り上げる、ちょっと集まって盛り上げる、それくらいの気持ちで興味を持ってもらえたらいいんじゃないかなあ。
二宮:入ったばっかりなんですけど、サッカー観戦とかめっちゃ好きで、スタジアムでビール飲みながら観戦するのがホント好きなので、自分たちでチームをつくった、というところを思い描きながら、一緒にサッカー観戦できたらいいなと思っています。

《プロフィール》
二宮仁志(にのみや・ひとし) 1994年4月、愛媛県大洲市生まれ。大洲高ではサッカー部でDF。2年の県新人戦で準優勝。九州工業大学で物性を学び、同大学院に進んでからはITの研究室に移動。2019年、シャープ株式会社に入社し、新規事業関連の部署でエンジニア、企画業務をした。2020年10月に独立し、名古屋市を拠点にシステム開発、アプリケーション開発、インスタグラムのコンサルティングなどをしている。「全ての人を挑戦へ導く」が理念。

晝田浩一郎(ひるた・こういちろう) 1987年11月、三重県志摩市生まれ。株式会社官民連携事業研究所チーフマネージャー。2012年から8年間、岡崎市役所に勤務。プライベートで、2016年に商店街の空き店舗を借りた「ここdeやるZone」(ここやる)の代表を務め、サードプレイスコミュニティ(自宅や職場とは別の心地よい第3の居場所)を創出。テクノロジーを活用して一緒に市民の課題解決を目指す団体「Code for AICHI」の活動を2017年に始める。「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2017」、内閣府主催の「地方創生政策アイデアコンテスト2018 優秀賞」などを受賞し、Forbes JAPAN「日本を元気にする88人」に選出された元『スーパー公務員』。2020年から現職で、「行政に軸がある民間」という立場で自治体と企業の連携を促進し、地域活性化に取り組んでいる。

情家智也(じょうけ・ともや) 1987年生まれ。岐阜県御嵩町出身。大学・大学院は名古屋で過ごす。2012年に自動車部品メーカに入社、一貫して半導体の研究開発に従事。2017年より新規価値創造を実現するため、社内外のハッカソンやビジネスコンテストなどに出場、プロボノ活動を開始。岡崎に関わることでは、地方創成政策アイデアコンテスト2017で地方予選通過、未来のオトガワ実行委員会 - みらおと-で2018、2019にスタッフ、演者で参画。サッカーの選手経験はないが、名古屋グランパスの社会連携プロジェクトにプロボノとして参画。現在、子どもの教育を軸(特にEdTech)に活動中。

須原浩一(すはら・こういち) 1983年生まれ。愛知県名古屋市出身。高校時代はサッカー漬け。大学4年間は横浜で過ごす。 2006年、商社に入社。社内プログラム参加をキッカケに新規事業の世界へ。 2015年に地域課題解決アイデアソン / ハッカソン「若手サミット」の企画運営に参画したのを皮切りに、仕事以外での活動を開始。フットサル大会を通じてカンボジア/タイの地雷撤去に繋げるGlobe Project@名古屋の立ち上げや、名古屋グランパス社会連携プロジェクトのファシリテーター活動に取り組む。「スポーツの力で世の中をよりよくする」が人生のキーワード。愛知県サッカー協会総務委員や地域の少年サッカーのコーチ見習いもスタート。

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