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ボスキャリ 内定経験談


ボスキャリに行ってきたのでスケジュール、就活のまとめ、思った事色々と。3000字越え。ボスキャリ の様子だけではなく、学部時代に就活から逃げてきた私が友人たちの様子をみたり実際に自分がやってみて就活について思ったことを書きました。他のボスキャリ 内定!みたいな攻略記事とは違うかな。

ボスキャリ とは

ボストンキャリアフォーラム:
毎年秋に行われる日英が使える学生のための就職活動イベント
企業・学生含め7000人から1万人が集まると言われる。

就活"イベント"です。
これまで展示会イベントとか催事とかに参加したり、出店したことがある人は「ああ、似てるな」って思うかもしれない。私は、前日に会場へ行き、準備をしている日本人の企業の方々をみたり運営の人と話した際に「文化祭、催事、イベントだな」と感じたので、リラックスして臨むことが出来ました。

聞いていた話では、"異様だよ、すごい空気感だよ" と言われていたけど、
「ま、こんなもんだな、」が私の素直な感想です。
企業の方達もひとつのイベントとして(楽しんで)本気で来ています。 

参加までのスケジュール


8月   ボスキャリ に行く事を決める、ホテル予約

9月   ESを書き、応募

10月 応募、オンライン面接、飛行機予約

11月8日(木)昼 ボストン入り ひとつ企業と面接、会場下見

11月9日(金)  ボスキャリ 1日目 面接、説明会、ディナー

11月10日(土)   ボスキャリ 2日目 面接、説明会、美術館へ観光

11月11日(日)      ボスキャリ 3日目 内定をもらう、チェックアウト、観光

11月12日(月)      留学先に戻る

かかったお金


日本円で16万4000円程かかりました。

ホテル・飛行機(from UK)共に格安料金ではなかったので、高めです。

どちらも半分〜2/3程度に抑える事は可能だと思います。

(お金を取るか、安心、時間、距離を取るか)

ホテル


8月末に予約しましたが、既に結構埋まっていたのかな?

相場を知らないけど、予算より少し高くても会場近くのホテルにしました。

流石に大きなインターナショナルホテルには出来なかったけど、

会場に近いことはかなりメリットだと思います。

結果、会場と繋がっているモールまで歩いて数分、モール内をぐるっと歩いて会場まで10分以内でした。寒い中ほとんど外を歩かずに済んだのは体力的にも精神的にも良かったと思います。

前日に会場を確認した際に、クロークに荷物やコートを預けるのも1アイテム2ドル、お金がかかるだけでなく、並ぶだろうと予想できたので、

ユニクロウルトラライトダウンのみを着て行って畳んでバックに入れていました。

ホテルが近かったので、空き時間に一旦帰ったり、外の屋台で買って部屋で食べることができたのも良かった。レストランやカフェ混んでいました。

会場に座り込んでいた学生も多くて、見てみて気持ちがいいものではなかった。採用には関係ないかもしれないけど、マナーとして。そしていきなり大量の日本人がいるのをスタバの店員さん含め驚いました。

 

食事


軽食や朝食は、前日までにコンビニやスーパーで購入しておくのがおすすめです!

朝→バナナ/コーヒー

昼→カップ麺か屋台ご飯

夜→ディナーとモール内のメキシカン

軽食→ナッツ、プロテインバーみたいなもの、チョコレート ( 面接前に食べてました )

 ヘルシーさを求めるよりも、時間とお金を考えてしまった結果こうなりました。会場内は高いと聞いていたので、全く購入しませんでしたが、高かったそうです。( みんな結構買っていたけど )

それでも、朝はカフェでコーヒーを飲みながらゆっくり考える時間を持ちました。朝8時頃からは、スタバ等も会社員の方、ボスキャリ参加学生、企業の方で行列だったので、7時頃に行ってゆっくりできたのは正解でした。

ボスキャリ自体


企業も学生もたくさん来てる

でもやる気がある学生もいれば、下見程度の学生もいる

企業はお金出してまで来ているから本気

でも、内定まで考えている企業、説明会迄で選考は今後の企業と様々

本気度が高いところは早めに面接、早めに次に進めるのがおすすめ

→企業も本気だから、本気の学生には早い

私は日系企業だったので、人事の方だけでなく、アメリカ駐在の方にもお話を聞いて、ジョブローテーションやキャリアイメージを掴めたのが良かったと思っています。

 SIM、電話番号


基本的に期間中の企業の方との連絡は電話です。

ボストンに来てからSIMカード買って入れたけど、その番号がちゃんと伝わってなくて、イギリスの番号にかけてくれてたミスがありました。国際電話でもかけてくれるみたいだから、わざわざsim買わなくても別に良かったかなーと。会場もwi-fiありました。どのみち、企業が日本の番号でこちらからは国際電話になるので電話出来ない...

 就活というもの


私は、なぜ今就活するのか、何をしたいのか、ファーストキャリアでどこに行くべきなのか、かなり考えました。自分の考えがしっかりしていないと前に進めない性格でもあるし、何となくで決めて後悔したくなかったので。

私の就活は、

1) 過去に何をしてきて、今後何がしたいのか
2) どんな事ができて、どんな事はしたくないのか
3) どういう場所、環境で働きたいのか
4) どんな人と働きたいのか、どんな人は苦手なのか
5) どんな業界があって、どんな企業があるのか、自分が魅力を感じるのはどの企業か
6) 自分が採用対象になっているのか、何を新入社員に求めているのか
7) 会社の〇〇と自分の〇〇 マッチするポイントを見つける
8) ES、面接で伝える事を考える

1~8を繰り返しました。1~4はいわゆる自己分析。「就活は自己分析が大事だ!」って簡単に言われるけど、自己分析って何をしたらいいか分からない。とにかく書き出してみて、WHYを自分に投げかけ続けるのが大事みたいです。

参考にした記事

参考にしたサイトを紹介します。

1つだけ購入した有料記事でしたが参考になりました
お金払ったから情報を搾り取ろう、と思った自分が良かったのかもしれない。w



最後に。


「ボスキャリ 準備は早くするべき!」と煽るブログや人材会社の記事も多くて、10月終わりに就活鬱になりかけましたが、周りを気にせずに。
ディナーで会った人も、再会した高校時代の友人も、ボスキャリ の数週間前に準備を初めても、きちんと内定をもらっていました。
もちろん、人気企業への志望度が高いなら早めに選考を進めるべきですし、行きたいところが分からないなら、早めに始めて考える時間をたくさん設けることが大切ですが、たくさんの内定を得ることが目標ではなく、大学卒業後にどこで何をしたいか、そのビジョンに合う企業に出会うのが就活です。

周りに左右されずに、納得の行く答えを出すことが大事。
(自分への戒めです。笑)

もうひとつ、どのサイトも教えてくれなかった事を。

学生時代に色々やってきた人は、自分の見せ方( 見せるところ/見せないところ ) が重要だと感じました。
ちょっと面白そう、と思って応募しても、
「色々やってる ( 意識高い系の/優秀な ) 人はすぐ辞めそう」
って思われるんだって。

そうやってどんどん応募して 落とされて 落ち込む時間 がもったいない。

私はボスキャリ の特殊性(3日で内定が出るので短期戦◎)と、海外にいて就活の並に乗れない、ひとつでも内定があったら安心◎ という気持ちから 応募して 落ちて、落ち込む。がいくつかありました。

だから、自分がやりたいことと、それができる企業か、
をきちんと確かめて探して応募することが大事だと思います。

きっと優秀な人はもっと上手にやるんだろうな、と思うけれど。
私と同じような人がいるかな、と思って書いてみました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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