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同じ業界から他社を見る_2024年3月期 決算説明資料 サンフロンティア不動産(株)2024/5/10
先日(2024/5/10)、サンフロンティア不動産(株)が決算を発表していました。
この会社もマーケットの見通しを出してくれています。
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金利上昇場面ではあるものの、いまだに投資資金の流入が続いているとのことです。
好調に推移すると見るのが正しいのだろうか。正直心配になっています。
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オフィスの空率率、賃料ともに落ち着きが出てきているという報道もありますが、中身を見てみるとフリーレントの付与率、期間が伸びていて条件変更によって契約が進んで切る向きもあると思います。
サンフロンティア不動産の決算に戻ります。
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前期の決算ですが、ホテルの売却案件がなく、反動減収だが前年比+約16%粗利増加、ホテルオペレーションの増益が顕著です。
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今期は、15%以上の増益を見込んでいます。が、ホテル運営の増益率は小さくなってその分本業のリプランニング事業で頑張る構造になっています。
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そのために(だと思うのですが)、前期は500億を超える仕入れを実施しています。競合が多い中でこの伸び率は脅威です。
一方今期は550億と伸び率はコンサバ。
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彼らは平均事業期間が700日を超えます。仕入れてから賃貸収入はあるものの、出口まで2年かかるとなると資金の回転としてはいい状態とは言えませんから再来年の計画が気になるところですかね。
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業界では周知の事実なのですが、サンフロンティア不動産の主力は首都圏(ほとんど都心5区)のオフィス再生がメイン事業でした。ここから新築、大阪・名古屋への進出、レジデンスの開発、海外進出と足場が出来たのでどんどんポートフォリオを広げる動きをとるようです。
全部自社のリソースですと広げにくいでしょうから、M&Aなどを実施しながらになるんでしょうね。
直近は再来期の計画に実現性が高ければ、より株価に反映していくと思います。
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とは言え5/13 12:30時点ではPERはまだ7.7倍程度。
同業界なので買いませんが。
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