同じ業界から他社を見る株式会社ビーロット2023年12月期決算説明資料 2024/2/15
不動産開発、買取再販、仲介、管理業を主業務にするビーロットの決算が出ていました。
決算結果はものすごく、経常利益、純利益とも倍近い前年比増。
セグメント別にみると、不動産投資開発は+173.3%が全体をけん引。
不動産投資開発事業をもう少し深堀すると、
売上175.57億(販売単価 4.5億)、営業利益40.21億(販売あたり、1.03億)で、営業利益率は22.9%とかなり収益性は良い。
一方で、ノンアセット事業の
不動産コンサルティング事業(仲介業)
不動産マネジメント事業(PM)
で、8.4億の利益を稼ぎ出しています。
と素晴らしい業績の会社なのですが、
PERは5.24倍(日経平均は16.56倍)とかなり低め。
ROE は24.8%とかなり高く、
配当性向も30%ととっても分配頑張っているのに、バリュエーションが出ません。以下のような脅威があるのかもしれませんが、それほど問題は起きないと思っています。
脅威>日本の不動産は今後金利が上がって価格が下がる
➡2.0%を超える長期金利にはなりえない(物価が上がっても2.0%ぐらいなので)
脅威>建材の価格が上がって、2024年問題もあり、儲からなくなる
➡上記理由から引き続き海外からの投資は増加する
➡価格は上昇を続けているので、引き続き収益はでる
と思うので、スタートアップほどの成長率はないものの、配当が多くもらえるのなら保有し続けてもよいと思うのですが、なんでこんなに人気がないのかなあ~。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?