自分の心に素直に従う
私は若林正恭さんのエッセイ集に救われている。
もうどうやって生きたらいいかわからなくなっていた時、「変わらなくていい」という言葉に出会った。
今日は最近読んだ、『ナナメの夕暮れ』で感じたことを書く。
心に響いた文章がある。
内(自意識)ではなく外に大事なものを作った方が人生はイージーだということだ。
これを読んで、確かに外の世界に目を向けていた方が生きやすいのかもしれないと思った。
周りのことに影響されすぎて、逃げ込むようにして内の世界へ入ってしまうのは、結局自分が苦しくなる。
「外のジャッジが間違っているとしても?」
これは若林さんが訪れた心療内科の先生の一言。
周りが全て正しいとは限らない。多数決で勝った方が正しい訳ではない。
ならもっと自由に生きていいのではないか。
ただ、自己中になるということではない。
周りを信頼できる人で囲うには、自分も信頼される人にならないといけない。
give&takeが大切。
”しくじり”を回避する一番の方法は何だと思ったかというと、それは”耳が痛いことを言ってくれる信頼できる人を持つこと”
信頼出来る人を持つには、ある程度「自分」というものを持っていた方がいい気がする。
自分軸がある人は生き生きしていて、素敵に見えるから。
ではどうすれば自分軸を作れるのか。
それは自分の心に素直に従うことだと思う。
少しでもやりたいと思ったらやってみる。
それを何回も繰り返すことで、「自分」というものが見えてくるのではないか。
では、自分探しをしなくてはいけない人(自分を探して見つけなければいけない人)というのはどういう人のことだろう?それは、自分がよくわからない人のことだ。自分がよくわからない人というのは、他の人と自分が何か違うような気がしている人だ。
よく「自分探しの旅」なんて言われる。
私はこの言葉から、自分探しは「旅」というほど時間のかかるものなだろうと思う。
それでも地道にコツコツ進んで行けたら、それで良いと思う。
焦って何かを成そうとすると、すぐにまた元の自分に戻ってしまうと思うから。
時間をかけて、丈夫な自分軸を作っていきたい。
自分の心に素直に従う。
大切にしたいことの一つに仲間入り。
13日目。
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