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どうせやるなら楽しい方がいい。私の上司や仕事との向き合い方

ありがとうございます。赤いメガネの緑のたぬきです。

弊社はちょうど10月が異動の時期でして上司が変わりました。実は私、10年の間に6人目の上司です。(普通弊社だと2,3人ぐらいなんですけどね)

上司が変わると不思議なことに、部署の雰囲気とか積極性とか、発言の多さとか、仕事の負担とか色々違います。仕事も部署もメンバーが同じでも上司が変わると違うのアレ不思議。

上司として最高だったな〜という人も、疲れたな〜という人も、良い人だったな〜という人も色々いました。

比較的上司に取り入るのがうまい(言い方)私ですが、基本のスタンスは「どうせやるなら楽しい方がいいよね」というものです。

今日はこの機会に私の上司や仕事との向き合い方について整理してみたいと思います。

今日の記事も経験則が強いです。あくまで個人の考えであることをご了承ください。

上司や仕事との向き合い方:どうせやるなら楽しい方がいい


変えられるもの、変えられないもの

これはキャリア研修などでもあるのですが、物事には変えられるものと変えられないものがあります。

自分のことは、変えられる
上司のことは、変えられない
仕事のことは、変えられるものと変えられないものがある。
例えば顧客などの他人は基本的に変えられないし、日報や事務作業は自分自分次第で効率化できるかもしれない。

何が言いたいかというと、変えられないものに自分が振り回されるだけ時間の無駄なのです。

誤解してはいけないのは、変えられないものに関わるな、という話では無いです。変えられない、と認識しておけば楽になるという話。

例えば後輩指導などもそうです。

昔は良く後輩指導していて「変えてあげなきゃ」「成長させてあげなきゃ」と思って苦しかったんですが、自分にできるのはその人を変えることではなく、変わるための情報をあげること。

プロセスが分かってないなら教えてあげるし、不安なら話を聞いて上げる。必要なら助言するし、業務に関わるなら注意もする。

でも、変えることは私にはできない。その人が受け入れて変えられるかどうか。

あいつはアイツ、俺は俺。私は私。
と切り分けて考えるととても楽になれます。

子育てにも有効。
私の子、(めっちゃ私に似てるけど😂)、違う人間だから自由に生きて、良いものを得て、自分で変わっていってほしいね。

親とかもそう。
血縁があるからなんとかしなきゃ、と思うんですけど基本的に変えられません。逃げてもいいのです。

上司?変えられるわけないし変えようとしてはいけない。自分より上を司(つかさど)る人間なんだから自分で変わってほしいもんです。

あと、自分のことは自分しか変えられないという意味でもあるので。文句言ってても仕方ない。反面教師で自分を成長させる必要がある。

仕事をするのに素直さが大事と良く言われますが、自分のことを変えるには自分が求めて、受け入れて、成長させるしかない。自分は自分にしか変えられない。その意識があるかどうかだけなのかなと個人的には思います。私もがんばりたい。


やらされると、勿体ない

仕事というのは、他者に利益を授ける代わりにお金を貰って稼ぐ行為です。つまり、基本的に他人から頼まれた仕事が自分のところに降ってきます。
やりたい仕事も、嫌いな仕事もあります。上司と同じです。こちらは選べない。変えられない。

最近、ガチャという言葉が話題になってましたがまさにアレですね。その仕事に出逢うかどうかは会社どうこうじゃなくて、そもそも運です。それが自分のやりたかった分野の仕事であってもそうじゃなくても、『他人から運ばれて自分の元にやってくる』それが仕事。

だから、基本的に自分のもとに辿り着いたものに対しての向き合い方、受け入れ方次第じゃないかと感じています。


そして、私は思うのです。

「それ、イヤイヤやってるの、仕事してる限りイヤじゃない????」

人生100年時代で70まで働かされる私たち。私もやっと10年終わって前を見たらあと40年ぐらいあります(あ、気持ちがしんどくなってきた)

ずっとイヤイヤやって生きていくの、単純にイヤじゃない?いや(真顔)

やらされると、人生がもったいないなと思います。

でも、やりたくない仕事ってありますよね?
「これ他人の仕事だろ!」とか、
「業務に関係ないのにやっても意味ないだろ!」とか
「この無能上司、仕事増やしやがったな!(顧客激オコ)」
とか。言葉が強いのは全部実体験からきてるからです。許して。

そんなときは、一旦愚痴りましょう。上記の通り、強い言葉でいいんです。罵詈雑言を並べてスッキリしておきます。

この作業がにっこり笑顔で1秒でできるようになると友人達から腹黒いとか、外面がいいと誉められます(私のこと)(誉めてない)

次に、「なーんでやらされてこっちが損しなきゃいけないのよ。私の糧(かて)にしてやるからな。ザマァ」

と思考を切り替えましょう。やらされることが損だ、と思っておくと結構簡単に切り替わります。損したくないし。

あとは、一生懸命やれることやるだけです。

やらされるとその仕事やってる間中「なんで私が」とイライラしますが、「オラオラやってやるぜぇ」「俺の経験と成れ!」と思考が切り替わると意外と学ぶものがあったりします。

ただし、そんな切り替えようとする気持ちも起きないほどに疲れていたり、激務だったり、勝手に涙が出たりするときは「嫌だ!」と拒否して逃げましょう。全力で。
多分それ、自分の受け入れ方、向き合い方どうこう以前の何かがあります。

世の中、仕事なんて死ぬほどあります。変えられるものです。

無理しないでね。


視点を変える

めちゃくちゃゆるーい上司から、やたら干渉してくる上司になったとします。
めちゃくちゃ話しかけてきてうるさい。
めちゃくちゃ作業にも細かい。
毎週報告してるのにさらに細かい報告を求められる。
やたらと昔の実績自慢して「○○した方がいいよ」と言ってくる。

私はこう思うでしょう
「う、うるせ〜〜〜😇😇😇」

はい、実体験です。(今回の記事で口と性格が悪いのバレちゃうわね)

さてさて、ではこの上司はダメな上司でしょうか?

部下目線で見ると確かにダメな上司…というよりうざったい上司です。
じゃあ、自分が上司の立場になったとしましょう。(ヨッ!マネージャー!)

あなたは、その上司ぐらい部下に自分から関わってコミュニケーション取れますか?

自覚があるかないかは別として(酷)、嫌われるの覚悟で口煩く業務追えますか?

「もっとこうした方がいいのに」っていう自分の経験を部下に伝えなくていいんですか?

めちゃくちゃ話しかけてきてうるさい。
めちゃくちゃ作業にも細かい。
毎週報告してるのにさらに細かい報告を求められる。
やたらと昔の実績自慢して「○○した方がいいよ」と言ってくる。

もう一度見てもやっぱりウザいけど(酷)、上司として間違ってるわけじゃない。なんとなくそう理解できます。相手が理解できると、反発しなくて済みます。

夫や周りの会社を去った人達を見ていると、大きな会社や歴史ある会社になればなるほど、上司と反発して良いことないです。相手が本当に悪くても、自分が弾き出されます。これも不思議。組織として変わるのにパワーがいるのか、情報がどこかで遮断されちゃうのか、分からないけど、そういうもんなのかな?

どちらにせよ、実際に自分より上に成り上がってる人です。何かしらの努力が上手い人でないと、そこのポジションにはいないです。「仕事もできない媚びてる奴ばっかり上に行く」と愚痴る人もいますが、そりゃそういう努力を頑張ってるからです。そんな努力が実ってる人に反発すると、結構キケンなんです。私見です。

じゃあ、対立しないためにはどうするか。

もう一つ、私がやっている変えることのできる視点があります。それは、苦手な人を自分の「会社の上司」から「お客様」とか「父親」なんかのしっくりくる別の立場に置き換えるのです。

社内の人間に煩わされる事ほど、ストレス溜まるもんは無いです。実際に会社を辞める人の半数以上が上司との人間関係で辞めていきます。だから、会社の外側に置いちゃいましょう。そうすると上手く距離持って付き合いやすいです。

例えば、パワハラだけして責任取らない系の上司。私は「顧客」に置き換えました。
上司だと思うとツラいんですけど、顧客だと思えば「お客様だから、何も分かんなくても仕方ないな」とか「これがクレーマーか…!」とか、ちょっと笑えるようになるぐらい楽になります。
あと、他人は変えられはしないけど、誘導はできることがありますよね。
「お客様、まぁそう言わずに一度試してください」とか、「お客様、大変申し訳ありませんでした。次はこう改善しますのでちょっと次はこのデータ見てくれますか?あなたのためになりますよ?」
営業力の試しどころです。笑
自分の責任じゃない案件に対して謝ったりするのも楽になります。割り切りやすくなる。

また、最初に例を挙げた干渉しすぎる系上司。愛情はあるけど、こっちはなるべく避けたくなっちゃうタイプですよね。私は「過干渉な父親」に置き換えます。(実父はそういうタイプじゃないです)
娘が心配で心配で仕方ない。口出さずにはいられないし、避けられたらまた心配になって口出しちゃうし、離れようとすると追いかけてきちゃう。
そう考えると、その上司を避けようとするの逆効果だなと思いませんか?心配で追いかけてきちゃう。

実際に、あえて自分から関わるようにするとその上司は口煩くなくなりました。周りからも「上手く付き合っててえらいね」と言われますし、その上司も嬉しそうにしてくれます。

実際部下を自分の子供のように想ってくれている人でした。それはそうと、イラつく時もあった。父親ってそいうもんだから、仕方ない。(酷)


なんだか、今回は私の性格の悪さを露呈しているだけな気がしてきました。こう書いてみると、私って意外と冷静に打算的に生きてるな(自覚以上だった)

個人の考えですが、誰かの何かにつながれば幸いです。


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