女は1人、紅い革命へと向かう
秋とは言えば読書の秋、楽しんでますか?
今日は先週、紹介した『イノサン』の続編漫画をご紹介していきたいと思います。
『イノサン』ではサンソン家長男のシャルルが完全に主人公だったが、『イノサンRouge』は次女のマリー・ジョセフが加わったことでW主役に!
美しさと過激さがパワーアップし、女主人公であるマリー・ジョセフを中心に女性に関する問題が取り扱われていているのがめちゃくちゃ気に入った。
「階級社会の犠牲になった未成年の妊婦」「フランスを驚かせた首飾り事件の裏側」「暗殺の天使と言われたシャルロット・コルデーの生涯」「マリー・アントワネットの最後」…この文章を書いているだけでも胸がいっぱいになる。
歴史上の出来事を詰め込んだ『イノサンRouge』と処刑人のマリーに出会えてよかった。
ただ疑問が一つ。
マリー・ジョゼフは実在したが一般人女性で、処刑人という設定はフィクション。あの世に行ったマリー・ジョゼフはこの漫画を見て喜んでいるのか怒っているのかが知りたい、と思った。
あの世で会えたら聞けるかな?
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