まずは100日投稿をしようときめた

noteを始める数年前まで、６年間ブログを書いていた。
毎日ではないけれど、週に数回のペースでは書き続けていた。

なぜ書いていたのか？

思考の整理、気持ちの吐露、映画や本から感じ取ったことの表現、それらによって、何かが自分の血肉になっているような気がしたから。
そして、誰かが自分の書いた文書を読んでくれるという幸福感から。

今でも、書くことのモチベーションはそこにある。
そして、もうひとつ明確な目的として加わったのが「記録」だ。

最近、自分の考えたや感じ方の変化をきちんと記録したいというような気持ちが強くなった。

人は変化するものだし、実際に私自身、長い年月をかけて変化してきた。
これは成長なのかもしれないし、あるいは後退なのかもしれない。
いずれにしても、変化し続けていることには間違いない。
そんな自分の変化ちゃんと知っておきたいと思うようになったのだ。

年齢を経るにつれ、嫌なことや都合の悪いことはとっとと忘れ、いつもまでも思い悩まないという術を身につけた。生きやすくなるという意味では決して悪いことではないけれど、また、身につける必要があった術ではあるけれど、それによって大切なものを見て見ぬ振りをしているような感覚が拭えないでいる。

そんな風に生きている間に忘れてしまった何かは、私という人間の根源にあった何かであり、結局は私はそこ（原点）に帰ることになるような気がするからだ。

うまく立ち回ることに慣れ（実際にうまく立ち回って生きている、と思う）、生きるのが楽になると同時にどんどん本来の自分から乖離するような感覚。
今更ながら私は自分に正直ではないような気がしているし、一方で「人生とはそういうものだ」とやり過ごしたことで、その乖離に傷ついている。
こういうことを思う自分を青臭いなぁと思いつつ、結局はこうやって原点に帰ってしまうのだがら、せめて自分だけでも自分の変化を認識しておきたい。

だから、記録を続けたいと思う。
まずは100日連続投稿を目指したい。
日によってはライフワークである写真の投稿だけになるかもしれない。
それでも継続することで、血肉になるだけではなく、客観的に自分を見つめる糧になると思っている。

(day1)

写真：書く