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『賢い山村生活』 Ep1の感想-99ズに再び癒されるシアワセ

『賢い医師生活2』といえば、2021年ベストドラマ(自分基準)。

99ズの5人のキャラクターをこよなく愛した私としては、ずーっと続いて欲しい作品だった。

個人的には『賢い医師生活3』を期待していたけど、どうやら『賢い医師生活2』でシリーズは終了の模様(涙)


しかし!
シーズン2で終わりではなかった。

バラエティ番組『賢い山村生活』で再び99ズに会うことができる!


韓国では、『賢い医師生活2』終了後すぐに放送された『賢い山村生活』。
ようやく、日本でも日本語字幕付きの放送が始まった♪

ここでは、『賢い山村生活』エピソード1の感想を綴っていきます。


*視聴方法はこちらの記事をご参照ください。



*以下、第1話の感想です。ネタバレありなのでご注意ください。


1.『賢い山村生活』とは

『賢い山村生活』は、韓国の人気バラエティ番組『三色ごはん』のスペシャル版。

この番組は『賢い医師生活2』にカメオ出演した人気プロデューサー、ナ・ヨンソクが手がけるバラエティ。
(ナPDは『賢い医師生活2』Ep10に、イクジュンの息子、ウジュの友達の父親役で出演しています)

田舎で三食ご飯を作って食べるというコンセプトの下、99ズの5人が田舎で自炊生活をする様子を楽しむ番組だ。


それにしても、『賢い医師生活2』の撮影が終わった翌日から田舎での自炊生活が始まるという、99ズにとってはなかなかハードなスケジュール。
実際のところ、ドラマの撮影を終えたばかりの彼らからは、撮影の余韻が残っているのが見て取れてる(&ややお疲れモード)。

そして4ヶ月ぶりに99ズに再会した私も、番組が始まるや否や、ドラマが終わった当時の気持ちがよみがえり。

そういえば、『賢い医師生活2』がスタートした時も、第1話の冒頭シーンを観た瞬間、シーズン1の最終回シーンがよみがえり、すんなりシーズン2に入っていけた。それと似た感覚。



何はともあれ、賢い医師生活シリーズの「余韻」と「癒し」をもう一度。
テレビの前でお酒&おつまみを用意し、準備万端で視聴した。


2.『賢い山村生活』でみせる俳優たちの素が興味深い

Ep1では、当日スケジュールの都合がつかなかったユ・ヨンソクを除く、4人が車で田舎へ移動。

のどかな田舎にポツンとたたずむ一軒家で、99ズの山村生活は始まる。

それにしても、99ズと山村という組み合わせ、”絶対面白くなる” 予感。
視聴者に癒しを提供してきた99ズが、なーんにもない山村で自らが癒されるという、W癒しコンセプトも絶妙だし。



さて、初日は雨。

皆、雨ガッパを着て作業開始。
まずは、庭にビニール天幕を張り、カマドを作る。

「癒し」を求めて来たはずの99ズからすると、初っ端から結構な重労働。
でもこのプロセスは「三食ごはん」でははずせない。

それにしても、アウトドアに慣れていないであろう彼らが一生懸命作業をする姿がイイ!
せっかく作った天幕が風で吹き飛んだり、雨で苦戦したりと苦労もあるが、彼らの様子は終始楽しげ。


インフラのセッティングが終わったら、次はごはんの食材調達。
地元民の承諾を得て、彼らの生活する一軒家近辺の野菜畑・養鶏場から、いつでも好きな時に食材を採取しても良いことになっている。

あぁ、採りたての新鮮な野菜や卵を食す贅沢。
なんとも、ゆるーい自給自足生活が始まる。


さて、火を起しや料理作りに励む99ズ。
こういう共同作業をすると、それぞれの性格や人柄が如実に現れるのが面白い。

ミドの几帳面さやまじめさとか、デミョンののんびりしたところとか。このあたりは『賢い医師生活』の役そのままな気がする。

一方で、ギョンホの弾けっぷりが、彼が演じたジュンワンと真逆でとーっても新鮮。そしてカマド作りや火起こしでは活躍するも、料理はまったくできないジョンソクの、従順なところも意外性があって面白い。


また、実年齢では最年長のジョンソクがヒョンorオッパと呼ばれているのも、彼らの関係性が垣間見れるという点で新鮮。
何より、99ズの仲の良さが劇中だけじゃないと感じられるところが、『賢い医師生活』ファンとしては嬉しい限り。



そして、「作って食べる」時間以外の過ごした方もそれぞれの個性が。

たとえば、ミドはすごーく落ち着いた女性。5人の中で精神年齢が一番高いに違いない。
つまるところ、99ズにおけるミドの立ち位置は、彼女が演じたソンファと同じということね。ゲームでムキになる子供のような男たちの様子を部屋越しに聞きつつ、クスッと笑ったりするあたり、「ドラマと一緒だわー」と感慨深い。


また、ギョンホはキャップが印象的。
彼はそもそもクールな役が多い俳優。実際のところ、賢い医師生活でもジュンワンの”ゆるいツンデレ”に萌えていたワケで。

でも『賢い山村生活』を観てると、チョン・ギョンホの本質は、クールとは真逆の”世話好き兄ちゃん”であることがよくわかる。
よく働くし、気が利くし、皆に頼りにされている。
こだわりのマイ包丁を持参するあたり、彼のやる気が全面に出ていて、積極的にこういう場を楽しむタイプの人なのだろうなと感じたり。


ちなみに、『賢い医師生活』の台本読みあわせで、ギョンホが人懐っこさ全開に人々に接している映像を見つけました。これが彼の素なのね❣️

*4:09あたりからご覧ください。




話を山村生活に戻す。

夕食後、ジョンソクのギターで皆が歌い出す。

この場面がとーっても好き。
というのも、やっとミドの本当の歌声が聴けたから。
劇中、彼女は極度の音痴役だったのでまともに歌声を聴いたことがなかった。
実際は、すごーく素敵な声で、すごーく優しい歌い方をする。もちろんめちゃ上手い。ミドが歌っているだけで、なんだかとても嬉しくなってしまった。


そして一番の醍醐味は、ドラマの役作りの話だったり、俳優たちがどんな風に『賢い医師生活』に向き合ってきたかなどの、アフタートークが聞けること。

ジョンソクの話を聞きつつ、「バンドの練習はホントに大変だったんだろうな。。」としみじみと。彼らのプロフェッショナルな働きのおかげで毎週癒されていたのだと、改めて感謝の気持ちが湧き上がる。
それと同時に、このドラマが終わってしまったことをやっぱり寂しく思うのであった。


3.韓国の”おうちごはん”に興味津々

さて、「三食ごはん」のメインイベント「料理」について。

韓国料理といえば、キムチチゲとかソルロンタンとかサムギョプサルとか、韓国料理店でお馴染みの料理しか知らない私。

一方、『賢い山村生活』では、いわゆる韓国の”おうちごはん的”な料理を知ることができる。


たとえば、昼食として99ズが初めて作った「スジェビ」。

スジェビってなんだ?と思うのは私のような韓国料理初心者だけなのかもだけど、要は「韓国風すいとん」のことらしい。(こういう豆知識が増えていくのも嬉し)

そして、料理担当のミドとギョンホが仲良く小麦粉をこねるシーンにも癒される。
「最近は買った方が安い」といいつつ小麦粉をコネコネするギョンホがこれまた愛おしき。

また、下ごしらの仕方も興味深い。
「出汁にはこういう食材を使うんだー」と、メモのひとつも取りたくなるような感じ。白菜オンリーのチヂミも初めて見たし。


そして、夕食も盛り沢山。
卵スープやナスの炊き込みご飯、きゅうりに和えたタレの作り方も、物珍しくて「レシピ公開して〜」と思ってしまった。
とうもろこしのマッコリってのも気になる〜。


にしても、ご飯を作り、食べる様子を見ているだけでこんなにも癒されるなんて、99ズは神なのか。

幸せで満腹。
ありがとう、99 ズ! ナ・ヨンソクPD!


さて、来週はギョウルを演じたシン・ヒョンビンが山村にやってくる。
こちらも楽しみ。


『賢い山村生活』のおかげで、当分(全9話が終わるまでは)シアワセな癒され生活が送れそうです。



*放送視聴方法はこちらの記事に書いています。


*『賢い山村生活』放送スケジュール(スカパー視聴の場合)をまとめた記事です。



*『賢い医師生活』の感想11本、『賢い山村生活』1本(この記事)を収録したマガジンです。



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