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寝ること・食べること

中3の私は、とにかく寝不足だった。
寝不足は常に疲れている状態だから、余裕がない。
自分にとって適切な判断がしにくくなるし、かたくなになってしまったりと、よいことはひとつもない。
睡眠負債の恐ろしさについては、調べればすぐ出てくると思います。

その中3から摂食障害の私だが、寝不足が大きな引き金のひとつであったことは、間違えないと思っている。

『受験勉強より早く寝ることを優先して』、と声を大にして言いたい。
寝ている間に知識の定着がされることは今では広く知られているが、
頭で知っていることと、実践できるかは、また別。
睡眠時間が短いことはえらくない。罪悪感なく、早く寝よう!

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夏を乗り切るためにも、
よく寝て、食べ過ぎずによく食べるといった、健康的な生活の基本が一番大切。

庭のゴーヤもようやく食べ頃になってきた。
ゴーヤは、夏野菜の中でも夏バテ効果が高い。苦味が苦手な方は、アミノ酸(出汁やタンパク質の多い食材)と調理することで、まろやかになるそうですよ。
わたの部分は食べてみれば分かりますが、苦くない。一生懸命取らなくて大丈夫。
なお、ゴーヤの葉は、ゴーヤそのものも味で、ルーナ(うさぎ)も大好き。なかなかおいしいです。
写真は庭のゴーヤの葉。素敵でしょ。

薬膳の食材選びでは、夏は苦いものがおすすめ。苦みは体に溜まった余分な熱を逃がす働きがあります。
私はこの夏、毎日温かい緑茶を飲んでいるのですが、本当にしみる。料理研究家のパン・ウェイさんは、夏の定番は温かいジャスミンティーだとお話しされていました。
水分補給としては、常温の水や白湯、お茶派の方はカフェインの入っていない、麦茶などを飲んでください。

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土用の丑の日は、うなぎ。
うなぎを食べて元気になれる理由のひとつは、ビタミンB2が多く含まれているから。そして、ビタミンB2の色は黄色。うなぎも身は黄色、ですね。(白焼きを思い出して)

ビタミンCと柑橘が結びつくからか、ビタミンC=黄色と思われている方が多いのですが、黄色はビタミンB2の色。
ビタミンCのサプリを飲むと尿が黄色くなるのは、ビタミンB2が一緒に配合されていることが多いため。

漢方の考え方では、土用の時期は黄色のもの、自然な甘味があるものが身体に合うそう。
とうもろこし、かぼちゃ、あわ、きびなどの雑穀、大豆製品など。
卵OKな方は、卵の黄身も。
これらはお腹にもやさしい。

ビタミンB2は、脂質をエネルギーに変えるのに必要なビタミンで、肌荒れのときや、痩せたい方の味方になる。不足すると、ニキビや口内炎ができやすく、痩せにくいとも言えます。


ビタミンB2はビタミンB郡を始め、他の栄養素と一緒に取るのが効果的。
バランスのよい食事がベストですが、
もしサプリメントで補われるのであれば、1日数回に分けて、食後に飲んで。
水溶性ビタミンは、体に貯めておくことができないため、過剰分は尿に出てしまいます。
また、食後の方が吸収がよいです。空腹時に飲むと胃を荒らす場合があり、実際私も何度も経験しています。


漢方好きな、登録販売者のミニ知識でした。

なお、漢方は自然哲学に基づいた医学で、漢方薬だけでなく、鍼灸、薬膳などを含む。
自然と調和して生きることを大切にする考え方なので、行き詰まったときの参考にしています。


早寝早起きして、地元で採れた季節の野菜を中心にした和食を食べる。ひと昔前の人は当たり前だった生活を、心がけたいものですね。
自分に言い聞かせます。。。

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冒頭で睡眠不足について触れましたが、
残業も少しもえらくない。

致し方ない場合もあるとは思いますが、
自分じゃなきゃできないとか、
自分がやった方が早いとか、
担当は私だからとか言わずに、
頼めるものは頼みましょう。
他の人がやったらまた違う味が出て、良いこともある。
私が約8年勤めた前職で学んだのは、このこと。

全員ではないけれど、頼まれることをポジティブに受け取ってくれる人もいる。
「手伝いましょうか?」と向こうから声をかけてくれるようになったときには、とっても嬉しかった。
心がけていたことは、任せたものには手を出さないこと。
さっとチェックはするけれど、大きく間違っていなければ何もいじらない。
そして、
「ありがとう」「助かった」をきちんと言う。

手持ち無沙汰な人を見つけたらどんどん頼んで、残業をなくす方向にいけたらよいですね。


早く帰ってゆっくりごはんを食べて、早く寝ましょう♪

2023.8.20


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