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自然と生きる

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自然とともに生きるとは。 自然との「共生」について、私が感じること。
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記事一覧

残したいものは

東京のほんの少しだけ田舎の とあるショッピングモール。 夜になると鳥たちが けたたましく鳴…

つき
3週間前
3

青色〜6月から7月へ

自然界では作りづらいとされる 青色。 梅雨のこの時期、私たちに 「雨も好きになって」 と言っ…

つき
3週間前
16

断るものと出逢うもの

生活を守ること。 それは自分にしかできない側面が強い。 生活には、基盤としての 身体の調子…

つき
1か月前
5

蛍よ

蛍の光を見た 蛍を探しに出かけて 蛍の光を見た 車の行き交う音の聞こえる 川のほとり ほわ…

つき
1か月前
4

緑の風

緑のかおりがする風が 流れている。 春の風にゆれる柔らかい葉っぱたちは、気持ちよさそう。 …

つき
2か月前
8

風が暴れた日

16日の夕方から夜にかけて、 東京(多摩地区)はすさまじい風だった。 ピークは過ぎたあとだっ…

つき
2か月前
2

小さな命を愛しむ

毎年5月10日〜16日は、愛鳥週間。 野鳥のことを知り、愛しむ一週間。 現在生きている鳥たちは、恐竜から進化した。 たしかに鳥の脚などは、恐竜を感じる。 私は、幼稚園での2年間、チャボを抱っこして過ごした。 今でもどことなく思い出すのが、その温かさだ。 チャボ(ニワトリの一種)は空を飛ばないので、鳥にしては割と重い。4、5歳の私は、ずんと重く温かく、つやつやの毛で覆われたその生き物に夢中だった。 小学校にいたニワトリは、飼育係だったけれど、抱っこした覚えがない。 幼稚園

落ちた花

地面に落ちた途端に 愛でられなくなる。 雑に扱われる。 遠慮もなく踏まれる。 そっとすくっ…

つき
2か月前
4

端境期

端境期(はざかいき)。 主に、農作物が品薄な時期を指す。 地域にもよるとは思いますが、今ち…

つき
3か月前
3

共に生きる

「共生」について考え始めたのは、歳が一桁から二桁に変わる頃でした。 熱帯雨林が人間の活動…

つき
3か月前
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大家族

地球上のすべてのこどもたちと、 すべての元こどもたちへ捧ぐ ――― たけのこは ぐんぐん大…

つき
3か月前
3

スノーフレーク

かわいらしい ちいさな花を コンクリートの 隙間から ひょっこりと のぞかせている 縁にも お…

つき
4か月前
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先生

世の中には、素晴らしい職業がたくさんある。 小学校の先生、 も私にとって特別なひとつ。 …

つき
4か月前
5

春の小川

苔が大好きなんです。 理由は分からないけど好き。 詳しくないのに好き。 ただただ好き。 だれから言われたわけでもなく、 だれかが好きだからでもなく、 自分の中から“自然と”湧いてきた、好き。 そういう好きは、より大切にしたいなぁと思う。 苔むす景色を見ると、ときめくし、 気がついたときには、さわっている。 (トップの写真はケヤキ) ――― 私は手で感じる感覚が好きで、 苔でも樹皮でも葉っぱでも、水でも、さわって歩いています。 さわらせてくれそうな、動く生き物にも。