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Re:制作の鈴木です。

みなさま

いつも大変、お世話になっております。
ぺぺぺの会制作の鈴木と申します。

・・・という書き出しのメールを、今年に入って100通は送ったかもしれない。



ぺぺぺの会。へんな名前である。
新興宗教の名前ではなくて、ぺぺぺの会とは、去年はじめた劇団の名前である。
マンションの一室で上演したり、白塗りで絶叫するなど、アングラっぽい作品を作っている。

そこでわたしは、制作、とよばれる仕事を主にしているのだけれど、いまいち人に説明してもわかってもらえないので、今日は、制作とはどういう仕事なのか、ちょっと、言葉にしてみようと思う。

制作というのは、チラシをつくったり、パンフレットをつくったり、チケット販売を管理したりなど、パソコンに向かう作業が中心の、地味な仕事である。
少なくとも、演出家や俳優ほど目立たないし、公演期間中もリモートワークが多いので、稽古場にはあまり行かず、気がつけば「あんた誰?」状態になりかねない役職でもあるかもしれない。地味ながら、けっこう、大変である。

それって、なにが面白いの?と思われるかも知れない。

ただ、制作というのは、自分の好きな作品や才能を世に広める仕事でもある。

わたしは、好きなものを人に紹介したり、人と人をつなげたりするのが好きで、ツイッターなんかでは、好きな作品についてよく呟いている。
よく、この人とこの人がつながっていたらスゴいことになるだろうな、と私は思うのだけれど、そういう妄想を実現できるのが、制作の面白いところである。

自分がつなげなければ出会わなかった、人や、場所同士が、つながって、素晴らしい作品が出来上がっていく様を目撃するのは、制作冥利に尽きる。

そういう意味では、アクティブに創作に関わっていると言えるのだし、好きな価値観を広めるという点で言えば、自分が作品を作るのと同じくらい、広めている。

制作というのは、そういう仕事である。




あ。

ちなみに。
ぺぺぺの会については、メンバーである宮澤がnoteを書いているので、そちらも読んでもらえたらうれしいです。


つぎは、春ごろに演劇をやる予定なので、みなさま、ぜひご来場ください。
よろしくお願いします。


#私の仕事

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