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中国語法廷通訳の当日にすること ②

法廷通訳の当日は、何よりもまず裁判資料の音読をもう一度。

緊張するので練習は3倍やっておきたいところ。

中国語講座のご受講生にもお伝えしていますが、語学を使う仕事の本番は、
緊張したり、何かのトラブルがあったり、頭の中が真っ白になったりして、練習の三分の一しか発揮できません。


当日は、少し早めに裁判所に行って、手続きしたら、裁判所内の椅子に
座って、少しでもぶつぶつと読んでおきます。


さて、時間になりました。


法廷に入ると、開廷までの時間までに、
起訴状、冒頭陳述、証拠の告知、弁護士の証拠、被告人質問関連、
論告求刑、弁論要旨


の順番に、机に並べて、
メモの紙、ペンも3本ほど出しておきます。


途中で原稿に修正など入るので
赤ペンなども便利。


そしてスケジュール帳も出しておくと良いです。


次回公判のスケジュールを決める際にもたつきません。


そして…
使う時間はないですが、心の安定のために、
電子辞書も置いておきます。


裁判官が入ってきて
一礼し、

「開廷します」

この
一言で私はスイッチが入ります。


私は、法廷が好きです。
実は、安らぐ場所です。


裁判では進行の流れを
止めないように、
スピーディーに通訳しながら、



訳しにくかったり、
まとめて被告人に言う場面では
通訳しやすいように、
裁判官がまとめてくれます。


今回は、大詰め!の被告人質問もありましたが、
この単語知っていてよかった!
という場面も多々ありました。


長時間にわたる裁判でしたが、
終わるとホッとします。


数時間ずっと通訳していたんだなあと
心の中で

「よう頑張った…」

自分で労います(笑)←これ大事!


終わると、近くの喫茶店でコーヒー一杯をご褒美に。
自分で反省会もしつつです。
あるいは高いところへ登るのが私の気持ちの切り替え作業。


ここで気持ちをクールダウン。
リラックスモードへ。


夜には中国語の授業もあるので
気持ちをチェンジします。


ご自分なりの気持ちのオンオフを決めておくと
気持ちを引きずらないし、一息つけるのでお勧めです。


こんな中国語通訳のお仕事の事を
「中国語通訳力養成講座」の
最終日に授業でも伝えていけたらいいな。



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