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なぜ「企業の病」は見過ごされているのか

みなさん、こんにちは。
みのる@パニーニコンサルティングです。

僕が「企業の病」についての活動しているのは、「企業の病」が見過ごされていることが多いからです。今回はその原因についてお話ししたいと思います。

「企業の病」を問題視する文化が定着していない

「企業の病」が問題として取り上げられていないといっても誰も気づいていないわけではありません。少なくとも「企業の病」に犯されている現場の人たちは、実際にその被害にあっているわけですから問題だと感じていないはずがありません。

しかし、それを会社に訴えたとしても取り合ってもらえないことがほとんどです。会社からすると、「企業の病」は個人や人間関係の問題に見えてしまうからです。職場環境がそれを助長しているという自覚がないのです。(この点は詳しくはこちらの記事を)

僕はこの状況を打破するためには、「企業の病」が会社の問題だという認識を定着させていくしかないと考えています。しかし、そこまでは至っていないというのが現状です。

「企業の病」はわかりにくい

それが問題だという認識が定着していないのであれば、なぜ問題なのかを都度説明すればいいだけです。ただ、それがものすごく難しいのが「企業の病」の厄介なところです。「企業の病」は側から見てその実害がわかりにくいのです。

「企業の病」がもたらすのは組織のパフォーマンス低下です。しかし、厳密にパフォーマンスを評価する仕組みでもない限りは、パフォーマンスが低下しているのかどうかは大抵、不明確です。

ただ、これが人間の場合は、いちいちパフォーマンスを評価なんてしなくても、「今日はなんか熱っぽいな」と体調不良に気づくことができますよね。これは脳が体と繋がっていて、状態を把握できているからです。

同じように、会社がパフォーマンス低下に気づくためには、評価うんぬんよりも現場からの訴えにちゃんと耳を傾けることの方がよっぽど重要なんじゃないか、僕はそう考えています。

おわりに

皆さん、熱が出たら「風邪かもしれない?」とすぐ頭に浮かびますよね。みんな「風邪を引くと熱が出る」ということを知っているからです。同じように僕は、会社もパフォーマンスが低下していたら「企業の病かも?」とピンと来るようにしていきたいんです。

そのためには、もっと「企業の病」を広めていかなければなりません。それがまさに今取り組んでいることです。その後にやるべきこともいろいろありますが、まずは知ってもらわないことには話にならない、そう思って日々活動しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。この活動がどうなるか、たま〜に気にしていただけると励みになります。

さて、今日はどこにパニーニを探しに行こうかな。



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