NODE20で日本のvvvvユーザーを紹介します

前回の記事ではビジュアルプログラミングツールのvvvvについて、これまでとこれからを簡単に紹介しました。その記事でも触れましたが、10月2日から8日までvvvvのコミュニティイベント「NODE20」が開催されます！もう今週末ですね。

NODEって何？という方はこちらの動画をご覧ください。大体の雰囲気はつかめると思います。ワークショップ、パフォーマンス、トークイベント、作品展示、飲み会など盛り沢山のお祭りです。

NODE20はかなり前に10月の開催が決まっていましたが、今の世界情勢を踏まえてドイツ・フランクフルトの会場とオンラインのハイブリッド型で実施することになりました。今回は50ユーロを支払えば世界中のどこからでも参加してワークショップへの参加や他の参加者との会話などを楽しむことができます。イベントの詳細情報は公式サイトをご覧ください。

https://20.nodeforum.org/

日本のvvvvユーザーを紹介するトークイベントやります

NODEにはNODE15とNODE17に参加したことがあり、2回ともワークショップをやりました。今回はネタも無いからオーディエンスかな、と思っていたところvvvv groupのjoregから連絡が。

twitterとかで日本のvvvvユーザーがいろいろアップしてくれてるのを見てるけど、彼らをNODE20で紹介してもらえないかな？

vvvv groupはtwitterのハッシュタグ「#vvvv_jp」を定期的にウォッチしてくれていて、誰かが投稿すると大抵いいねやリツイートしてくれます。ただ、日本語読めないし声かけても英語苦手だって断られちゃって何やってるのか詳しくわからないし、なかなか世界中のユーザーに知ってもらう機会がないんだよね、ということでした。

なるほど、それは確かにもったいない。ということで、自分と英語喋れるTakuma Nakataが進行・通訳を担当して日本人のvvvvユーザーを紹介するトークイベント「Patcher Spotlight: Japan Edition」をやることになりました。

イベントは日本時間10月8日（木）0:00-1:30です。7日（水）の深夜と言った方がピンとくるかもしれません。フランクフルトでは夕方17時スタートです。なお、このイベントは無料で配信される予定なので、みなさん是非ご覧ください！

公式サイトのページはこちら

では、当日イベントに参加してもらうvvvvユーザーをちらっと紹介しておきましょう。

今回は時間の都合上最大4名ということだったので、こちらで選んだ候補者に声をかけました。自分も出たかった〜という方、ごめんなさい！

1. SkillGachaさん

twitterに興味深い実験ネタなどたくさん投稿しているSkillGachaさん。実はvvvv歴10年以上というベテランです。これまで表に出る機会が少なくvvvvコミュニティにもほぼ知られていないはず。当日はこれまで作った試作品についてあれこれ聞いてみたいと思います。

リアルタイム音声入力して #vvvv で弄りたくて奮闘。
speechは文章はつらそう。
HTML Textureはマイクの許可が押せない。
julius→maxmspのDOShackはちょっと遅くて歌は厳しそう。
しゃーないからpythonでgoogle cloud speechを走らせてoscで送った。

音源はつべから拝借https://t.co/NVf7kXDgl2 pic.twitter.com/WJCOLnBmDp

— SkillGacha (@GachaSkill) September 25, 2020

2. torinosさん

同じくtwitterでジェネラティブな映像やフォトリアリスティックなレンダリングなど投稿しているtorinosさん。SkillGachaさんよりさらに奥深くに生息している感があり、日本のvvvvユーザーの謎さはこの2人で作られているのではないかと思うのは私だけでしょうか。笑

なんとtorinosさんは地元や大学が同じという嬉しい偶然もあって一気に親近感わきました。当日はvvvvを使った映像表現についてお話を聞いてみたいです。

Experimental Effect : Volumetric Lighting.#vvvv #vvvv_jp pic.twitter.com/SfzTNOicYy

— torinos (@ryuto_yukke2247) October 20, 2019

3. Yuta Inadaさん

日本のvvvvコミュニティには比較的初期段階から参加しているYutaさん。恐らく企業の制作業務にvvvvを使っている数少ない日本人ではないかと思います。こうしたユーザーや企業が日本でもどんどん増えると嬉しいです。twitterではSkeletonを使った表現やシェーダーネタを見かけますが、普段どんな感じで使っているのか興味あります。

OBSつかってvvvvの画面表示したら相手のしゃべる声のボリュームでオーディオビジュアルできる#vvvv_jp pic.twitter.com/x4xApOSCvq

— Yuta Inada (@inada_yuta) April 16, 2020

4. AquaLampさん

最後はvvvv_jpコミュニティではおなじみのAquaLampさん。次世代版vvvvのVLも試し始めているようです。これまでどんな形でvvvvを使ってきたのか、どんなものを作ってきたのかあたりでお話できればと思ってます。

particle by vl#vvvv_jp pic.twitter.com/2AhKfwSUd7

— AquaLamp (@AquaLamp) September 5, 2020

通訳：Takuma Nakata

最後に、一緒にトークイベントの進行役として主に通訳で活躍してくれるTakuma君。彼は今回のNODEでワークショップもやります。最近はvvvv betaのチュートリアルを英語でたくさん配信しており大活躍です。今一番勢いのある日本人vvvvユーザーと言って良いでしょう。

New #vvvv beta Tutorial!! Today I'm sharing this technique I found a month ago, which allows you to easily create this voxel kind of visual by using Parallax Occlusion Mapping function inside Super Physical. #vvvv_jp #madewithvvvv

Take a look - https://t.co/rYWoKtN7WC pic.twitter.com/guVJvVO0Mi

— takumanakata (@takumanakata) August 26, 2020

ちなみにTakuma君はvvvvookでインタビューさせてもらったのが最初の出会い。実際にツールを使っている貴重なユーザーの声として本の価値をググッと引き上げてくれた記憶があります。（下の画像はBNNさんサイトから拝借しました）

NODE20でのTakuma君のワークショップ情報はこちらをご覧ください。

以上、紹介はこのくらいにして当日を楽しみに待ちましょう。
NODE20やこのトークイベントの情報はtwitterアカウント @vvvv_jp やハッシュタグ #vvvv_jp でも発信するので、チェックしてみてください。
https://twitter.com/vvvv_jp

見出し画像クレジット：
The key visual is kindly provided by Michael Burk & Ann-Katrin Krenz @andand.xyz.