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小児科入院🏥

私は何回か小児科に入院した事がある。
そこの病棟では短い期間ずつしかいなかったけどそれぞれの入院でたくさんの思い出があって懐かしくなり思い出したから書いてみようと思う。

元々はエーラスダンロス症候群がまだ分かる前で倒れてしまう症状がてんかんからくる症状なのか調べる目的で小児神経科に検査入院をした。初めての時は24時間の脳波検査をする為にベッドの上でずっと過ごしていた。ちなみに人生初めての入院でその脳波検査は機械を3日間程付けたまま。食事も日中の生活もトイレはコードがギリギリ届くように看護師さんが工夫してくれて付き添いでトイレの中でも看護師さんと一緒だった。すごく痒くて初めての入院生活で付き添ってくれていたお母さんに八つ当たりをしてしまったり…。その後の入院からは1日(24時間)くらいで脳波検査はすんだ。

入院を重ね長時間脳波検査が終わってからは付き添いはなく病棟の車イスで看護師さんが色々お手伝いしてくれながら残りの入院生活を過ごした。お母さん達ももちろん親戚等もいない本当に『1人』での生活は初めてだった。ホームシックになるかなと不安に思いながらも意外と赤ちゃんのお母さん達とも入院している色々な病気や障害(たぶん通常の小児病棟とは違い小児神経科だから手術をする子や定期的検査をする子、生まれつき障害を持っていたり、意思疎通が難しい子が多かった)がある子とも友達になれた。
そして大まかな1日の流れは…
朝は起床時間より早く起きてナースコール。ステーションの近くで歯磨きと洗顔をした後はステーションで眠そうな夜勤看護師さんとステーションのカウンターでおしゃべりして看護師さんが起床時間で見回りしながら電気を付ける間にDVDを観る。朝ごはんが来たらホールに看護助手のおばちゃんが「まなみちゃんおはよー😆ここの席で大丈夫?」と食事を持ってきてくれて私はごはんをめちゃくちゃゆっくり食べる。他にホールで看護師さんとごはんを食べる子を早めに来た看護師さんが連れてきたりその子の部屋に行ったり。
朝ごはんが終わると私はお部屋に戻って日記を付けたり音楽を聴いたりストレッチしたりして時間を潰す。身をもって思った事は読書や勉強ははかどらない…💦小児科だから大部屋だと色んな年齢の子がいる。なるべく年齢が近いようにはしてるみたいだけど赤ちゃんが隣のベッドだったり色々。そんなこんなで日勤の看護師さんが検温と血圧を測りに来る。何回か入院してたりすると看護師さんが覚えててくれて「まなちゃーん!きゃー!やっぱり😍カルテの名前見てそうかな~って思ってたよ!大きくなったね!○○さん感動しちゃう~」と言ってくれる看護師さんもいる。でも正直小学生で身長は止まってしまってるので大きくなった、は大人っぽくなったという意味で捉える事にする😅その朝に来てくれる日勤看護師さんがその日の担当さんなので検査の予定(日中活動)を教えてくれる。お散歩に行きたい!ってわがまま言ったりした事もあって看護師さんは困りながらも時間作れるか調整してみるって言ってくれてお散歩に行った事もあった。日中活動の合間の時間に暇でホールに出て仲良しの看護師さんとおしゃべりしたり、プレイスペースで遊ぶ赤ちゃんのお母さん達とお話したり、同じ病棟主治医の友達が院内学級の先生と歩く練習をしてるのを眺めたりしてた。曜日によってはお風呂の日も週に2回あって看護師さん達がお手伝いしてくれたりしながらお風呂に行ったり🚿
ちなみに私がとっても嫌いな検査は(検査全般苦手だけど💦)①採血等針を刺す系のもの💉、②MRI、③起立検査の3つ。①はこの年齢になっても克服出来ず泣いてしまう事もある…。②は閉所恐怖症で何かあったら…のボタンをめちゃめちゃ押しまくってパニックで検査にならなかったり、またまた泣き出したり…。③は聞き慣れない検査かもしれないけど起立性調節障害の検査で血圧と脈を測りながらずっと立っている検査。これは何度やってもつらい😭私は体位性頻脈を持ってるから最初寝てる安静時の脈拍が80~90台くらいで先生の指示で立って看護師さんが時間測りながら血圧測って記録して、と先生と看護師さんが両側にいてくれる。血圧はほぼ正常だけどでも立つとすぐに脈拍が上がり始めて100をあっという間に超えて心拍と共に速度が加速する機械音。フラフラすると思いながら立って1分が過ぎた頃150という数字を最後に目にして意識が飛ぶ。2分以内に検査は終わるがかなりつらい検査。本当は一定の時間血圧測ったりしながら安静時の時と起立時の変化を見なくちゃだけど私はつらくなったら座るを通り越して気付いたら意識飛んでしまうから先生と看護師さんですぐキャッチ出来るようにしてくれる。
夕方になってその日の検査や日中活動が終わってからはお部屋でゴロゴロ休憩タイム。夜ご飯の時間になっても私は全く食事に手をつけてなかったので当たり前だけど看護師さんから「少しでも良いから食べて欲しいな~」と言われトイレに行くついでにホールに半ば強制連行され目の届くところでごはん。でも仲良しの看護師さんが夜勤看護師さんだったりするとハッピースイッチオン😆になってごはん食べずにお遊びモードになって「あ!もしかしてまなちゃんもごはんあーんで食べさせてもらいたいんでしょ!」と言われそんな事ないから!と言って頑張ってごはんを食べてた。でも日によっては同室の赤ちゃんのお母さんと赤ちゃんと一緒にごはんを食べたり色々だけど。夜ご飯の後が1番退屈な時間。お母さんや友達に連絡を入れたり、小説を書く事が好きだから小説をポメラという文章だけを書ける(ネットに繋がらなかったり、映像とかは見れなかった気がする)もので書いてたり。その後は寝る為の準備。歯磨きと洗顔をして一応部屋に戻る。でもすぐに同室の赤ちゃんのグズグズ泣き声や他の子の発作らしき苦しそうな呼吸が聞こえギブアップして号泣で(私がパニック状態😰)ステーションへ…💦ステーションのカウンターは一部車いすや子どもの背丈でも大丈夫なように低くなっているのでそこで眠くなるまで&みんなが多少静かになるまでDVDを観たり看護師さんとカウンターを挟んで目の前にパソコンを持ってきてくれておしゃべり。ステーションのナースコール音や点滴のアラーム音が止まず忙しそうにしている看護師さん達を見て我慢して部屋に戻らなきゃとそーっと戻ろうとすると100%見つかりステーション内で見守りに。でも私がウトウトしてくると看護師さんはすかさずタイミングを逃すまいと部屋に連れていく。

こんな感じが私の入院した小児科病棟の生活の思い出と1日の流れ。お友達と言っても意思疎通があまり取れない子がほとんどなので一緒にDVDを観たり<一緒に時間を過ごす>という感じ。

書きながら懐かしいな~と思う事がたくさんあったり、ここに書いていないけど他にも色々な出来事等思い出してた。

いつも以上に長くなってしまってすみません🙇‍♀️こんなに長いまとまりのない文章を読んで頂きありがとうございます!

全ての事にありがとうの気持ちを…🍀


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