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痛みと共存

最近暑い日が続いてエアコンが付いている室内と屋外の気温差や天候の影響で体調を崩されている人も多いと思う。
コロナの感染者数もどんどん増えて色々な影響が社会的にも出たり、体調や心理的にも不調をきたしたりもするだろう。

本題としては題名通り『痛み』について。

私はエーラスダンロス症候群からくる痛みで朝・昼・夜・寝る前に痛み止めを飲んでいる。私が飲んでいる痛み止めはトラムセットとリリカ、あとは中学の頃精神的な方で処方されていた薬の影響で高校の頃からジストニアの症状が急激に出始め酷くなり筋肉の緊張や突っ張りを抑えるバルプロ酸とリボトリールを毎日飲んでいる。

この体の痛みを診察の時や周りの人に説明する時に私はすごく困ってしまう。痛む場所、時間帯、何か予定がある日なら痛みも色々変わったり…部分的に分けてここはこんな痛みでだいたいこれくらいの痛みが多い…などすごく説明に時間もかかり痛みを言語化するのが難しかったりもする。ズキズキ、ドンドン、ミシミシ、ピリピリ、ギュー。脈打つような、体に触れるだけで痛みが走る、全身の骨が体から抜かれそう、筋肉が引き裂かれてるような、巨人に体を握り潰されているような、痛みで無意識に呼吸を止めてしまう程…等々。よく痛みを数字で表す事も多いけどいまいち基準が分からず痛みのない日は私には存在しないので伝える時に考えてしまう。

痛みのある生活はとても不便で何をしても苦痛がつきまとう。普段意識せずに行動している全ての生活動作に支障が出る。手や指の痛みが強ければ物を書く事も、食事をする動作も苦痛に感じる。足首や膝(下半身)の痛みが強ければ歩く事、階段等も苦痛。体の中心の背中や腰の痛みが強ければ日常生活の動作の大半に苦痛を感じ、寝返りでさえも眠りから目が覚めてしまう。
そんなこのような様々な痛みがなくなる事はないという現実もあって、それでも毎日朝が来て1日が始まる。医療の進歩で新薬が開発されたり研究が様々な国で行われていても『難病』というものはやはりあって対処療法しか出来ず、それが必ずしも合うかどうかも分からない。痛み止めと言っても様々な種類がある。口から飲むタイプ(経口)、ポイントになる部分に注射をしたり点滴をする場合、痛みがある場所に塗るタイプ、貼るタイプ等。痺れのようなピリピリした痛み(神経痛)の痛み止め。ドラッグストア等やCM等でも目にする痛み止め。医師の処方箋がないともらえなかったり、1回に処方出来る量が決まっている痛み止め。患者の痛みの度合いや痛みの影響による日常生活の質(QOL、ADL)等様々な点を総合的に医師が判断して処方する医療用麻薬の痛み止め。

痛みと共に生きるという事は上手く伝わらなくても医師に痛みを説明して(私の場合毎日健康記録アプリに痛みの度合い、一通りの健康チェック、予定、使った頓服薬をメモしている→傾向等が分かればと思い書く作業が苦痛でもiPadなのでメモを続けている)生活と痛みの状態等を伝えるのが良いと私は思う。
あとは上手に薬と付き合っていく事で痛みによるストレスが軽減されて自分がやりたい事が出来る余裕が生まれたり、痛みがない事で睡眠の質も良くなって体を休ませる時間が取れていると感じる。

痛みと共存する事は身体的にも精神的にもストレスが大きくなってしまう。そこをどういう風にコントロールするのか、どこを目標にするのか。ある程度妥協は必要だけどモチベーションを持つ事はとても大切なので優先順位をつけてみてこれだけは!という物を1つでも出来るように痛み止めや普段の活動で痛みをコントロールしていく等。

最近私は痛み止めの飲むタイミングや量等調整中だが、朝痛みで起き上がれなくなるという事はなくなってきて痛み止めの凄さを実感中。この調整が整ったらもう大丈夫という事はなくもぐらたたき状態になってしまう事は分かっている。でもせっかくの自分の人生、楽しく自分が好きな事を少しでもしたい!

全ての事にありがとうの気持ちを…🍀

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