悩み多き今日この頃

今日は13才になったばかりの長男の学校で展示会のようなものがあり、次男と夫と3人で見学に行ってきた。

私は、この日があまり楽しみではなかった。
色々、あるからだ。
色々、、、

まず長男のクラスメイトの親御さんに会いまくる。
挨拶して、ちょっとは世間話しなきゃいけない、とがんばって陽気に振る舞い、あーだこーだ話す。
そういう時、私は言わなくてもいいようなことをあれこれ言ってしまう。 (或いは言わなくていいようなこと言っちゃったような感覚に陥る)
ついつい話し込んでしまった後などは、

あー。余計なこと言っちゃったかな。
あの言い方はまずかったかな。
もしかしたら傷つく言い方だったかな、、、
とあれこれ考えはじめ、ソワソワする。
そしてその「言わなかった方が良かったかもしれない」ことを話している場面が思い浮かぶと、なんとも居心地の悪い気分になり、感情がネガティブに高揚し、気を紛らわすために自分の上着をぎゅっと掴んでみたり、歌いだしたくなる衝動に駆られたり、子供に話しかけたりしたくなる。

これがたまらなく疲れる。
こんな性格の自分を呪いたくなる。
こういう催し物で余計なこと言ったのどうのと後悔するの、やめたい。

夫なら、何を言っても後悔などしないし、なんなら言った後にはもうそのことをほとんど忘れている。
後になって誰かが彼に彼の発言について傷ついたり、怒ったりしたことが発覚しても、慌てず、取り乱さず、その状況に対処する。自分の発言にそのつもりはなかったなど、自信をもって説明できる。何日も思い悩んだりしない。私もそんなふうになれればなあ。

私がそんな立場に立とうものなら、何か言われた時点で全身が熱くなり、汗が吹き出し、頭が真っ白になり、気持ち的にはその場で土下座してごめんなさい、とやりたくなるくらい内心取り乱す。
もちろんそこまではしないが、傍からみればそんなパニックな内心もわからないくらい物静かにみえるらしいが、それでも土下座してもいいくらいの気分で、自分が悪いことしました、とすぐに自分が悪いと降参してしまう。
だから言ったじゃん。余計なこと言っちゃったんだ。人を傷つけちゃったんだ。怒らせちゃったんだ。あーあ。だめな奴。

と、こうなる。
この性格、一体どこからくるんだ?
アダルトチルドレンとか、子供の頃の嫌な経験がトラウマになったとか、まあそんな何かなんだろう。精神科医にでも言って自分自身と向き合えば治るものなのかな、もっと自信もてるのかな、と思ったりもするが、そこまでしなくても生きていけるし、と思う。そんなことして、何かものすごく大きくてどす黒いものが自分の精神の中から出てきて、対処するのにはものすごく時間を要する、となったら困る。それに精神科医だってお金を稼ぎたいわけだし、治療とか言ってなるべく長引くように小さな欠陥を大きくして問題視する人だって絶対にいる。とかなんとか考え出してしまい、治療自体を信用できなくなるのがオチだろう。

人間結局ほとんどの人がどこかしら精神に欠陥を、トラウマを抱えているものなんじゃないか。ねえ、そうじゃない?

話が逸れた。

つまりまず第一の悩みが以上の通りだ。

そして悩み第二号。
それは長男だ。
うちの長男、ここ1年でかなり変わってしまった。
学校から帰ると大体は部屋に閉じこもり、ネットサーフィンか、ゲームか、宿題か何かをしている。部屋から出てくるのは食事の時と、週3の空手がある時と、トイレに行く時ぐらいか。

そして友達と約束しなくなった。
学校では孤立しているわけではないにしても、大半の子たちは学校以外でも約束しあってスポーツしたり、一緒にケータイいじったり、ゲームしたり何かしらやっているが長男はそれが一切ない。
友達と遊んでくれば? と促してみても、そういうことやる気が全然起きないんだ、と言う。
そして人当たりが悪い。
人と目を合わせて会話するのが苦手で、女の子と会話なんてもってのほか。
誰かに話しかけられても返事と言えるほどのちゃんとした返事をしないので、やたら無愛想にみえる。

顔がニキビだらけで、見た目びっくりするくらい。
特別な洗顔フォームを買ってきても、使ってくれない。
朝も髪の毛ボサボサで通学する。
指摘すると怒る。
空手をしている割には小食で、体格はガリガリ。
骨と皮だけのような見た目。
そして口癖のように眠い、眠いを連発する。

正直なところ、とても、かなり、心配している。
このままでいいのか。
このままで大丈夫なんだろうか。
まさかこのまま自分の殻の中に引きこもってしまうんじゃないか。
何か病気しているんだろうか。
思春期って、、、こんなものなの?
それとも長男が異常なの?

不安が波のように押し寄せてくる。
きっと大丈夫、と思える日もある。
でも今日みたいに心配する気持ちがものすごく大きなものになる日もある。
今日、彼の学校での展示会を見に行ったわけだが、自然と彼のクラスメイトや友達を観察してしまう。そして彼らの健康そうな外見や、愛想のいい返事などをみると、ますます心配になってしまう。

うちの子、大丈夫なんだろか。
同じ場所に居合わせた、男の子を3人も育て上げた近所に住んでいる女性のおかげで、息子もやっと皮膚科に行ってくれることになった。
彼女が、そのニキビはアクネ菌だと思うよ、自分の息子もなった時、皮膚科いったら治ったよ、行っておいでよと言ってくれたのだ。
まずは来週、皮膚科でアポとろう。
そしてもしかしたら近いうちに、学校の悩み相談室に、相談してみようかな、とも思っている。このままでは自分が落ち着かない。

また、ただの悩み吐き出しトークでした。
最近、悩み多いんです。
5月、6月って私、よく悩む。
スイスには4月に入学も就職もないし、ゴールデンウィークだってないけど、それでも5月病なんじゃないかと疑ってしまう。

あまり考えすぎて自分自身を負のループに落とし込まないように、気を付けないとな。

もしここまで読んでくれた方がいたなら、感謝しかありません。
どうか、この重い、沈んだテキストに引っ張られずにパパっと忘れてくださいね。




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