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All Nationsのチャリティーマッチ 2022 注目したのは…

11月26日、今年で第12回になる東日本大震災復興支援チャリティーマッチが行われたサーティーフォー相模原球場へ行ってきた。


蛭田菜月内野手
亀谷なる実投手
吉田えり投手

今年は主催しているAll Nationsと独立リーグ・クラブチーム連合という組み合わせだった。そして、All Nationsに女子硬式野球クラブチーム侍の亀谷なる実。独立リーグ・クラブチーム連合には同じく侍の蛭田菜月、そして日米の独立リーグでプレーし、現在はエイジェックの吉田えり。以上3名の女子野球選手が参加した。ということで普段みている女子野球のほうへ重点を置いてしまうことになる。

※当日の出場メンバー 

3名の選手の中で特筆すべきはセカンドでスタメン出場した蛭田菜月だ。侍ではサードを主に守っている選手。どうなるのかなと思ったら、なかなかのもので安定した守備をみせていた。※女子野球アジアカップで日本代表としてセカンドやショートの守備経験はあり
特に最終回、ピンチでのセカンドへのあたりをきっちり併殺打にしたのは自分の目からみていて流石に思えた。極々当たり前のプレーのようにみえて、実は浮き足だって、併殺打にならないどころかピンチを拡げることだってありえるからだ。


打撃でも今年、独立リーグでプレーした選手からきれいなヒットを放つなど活躍。満塁でのデッドボールであったものの打点も1あげた。※その時、1塁側ベンチ付近で写真を撮っていたが、そのあたりまで当たった音が聞こえた。しかし、笑顔で立ち上がり、1塁へ。さらには塁上を駆け回るなど、信じられない強さをみせた。


試合は6-5でAll Nationsが独立リーグ・クラブチーム連合にサヨナラ勝ちした。ただ、こういう試合は勝敗よりもどういう選手がでて、どんなパフォーマンスをするかが重要。一番楽しみなのは発見なのだ。

試合後、女子野球を観に行ったことがない方から、このチャリティーマッチを観て、女子野球の試合を観に行きたいと言われたことだ。「かわいい」だけじゃない女子野球の魅力に気がつかれたようだ。チャリティーマッチが産み出した大きな産物かもしれない。


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