減量00.体重が減るということについて
1.体重が減少するということ
体重の減少が起こるのは、身体にエネルギー(≒カロリー)が不足しているときです。
私たち人間のほとんどが食事という形で、エネルギーを摂取しています。そして、摂取したエネルギー(摂取エネルギー)は生命活動や運動によって消費される(消費エネルギー)のですが、それぞれの大小によって過不足(エネルギー収支)が発生します。
摂取エネルギーよりも消費エネルギーの方が多い場合は、エネルギーが不足してしまいます。そして、エネルギーが不足している状態では、脂肪や筋肉を分解して生命活動のためのエネルギーを生成します。当然のことですが、脂肪や筋肉が分解されると体重は減少します。
基本的には上記のような流れで、エネルギーが不足しているときには体重が減ります。
2.エネルギー収支という言葉
エネルギーの過不足はエネルギー収支と表され、
(摂取エネルギー)-(消費エネルギー)
で求められます。
一定期間におけるエネルギー収支の合計が-7000kcalになった際には体重が1kg増えるとされているので、単純計算で考えると一日のエネルギー収支が-100kcalの状態を70日間継続すれば、体重を1kg減らすことができるということです。
3.終わりに
体重を減らそうとする場合は、エネルギーの摂取量を抑えつつ、エネルギーの消費を増やしてみましょう。そうすることによって、エネルギー収支が負の状態を継続すれば、それに見合った分の体重は減っていくはずです。
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