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「好きなこと」が見つからなかった10年の間、ずっと心をザワっとさせた人

日々、たくさんの情報が流れてくるSNS。その中に「なんかあの人、気に入らない」「見ると、心がザワッとする」「ちぇっ。(笑)」って思う人はいませんか?

私にはいました。でもね、私がそうだったように、実はあなたの心をざわつかせている人の裏側には「あなたの好き」が隠れているかもしれましません。

10年、心をざわつかせた人

私にはSNSの中に気になる女性がいました。かっこいい女性に憧れがある私は、外見も、言っていることも、かっこいいというよりはかわいいその女性を見たり、活躍していく姿に「なんであの人が人気なんだろう」「かわいいから?」とひねくれた感情を抱いていました。

そもそも、その人を知ったのはもう10年も前のこと。心はざわつくのに、なぜか、気づくと時々その人のブログを読んでいました。ざわつくけど、気になるってやつです。

「すごい人だけど、やっぱりなんか気いらない」と、近しい友人にはそう話したこともあったくらいです。

我ながら、心が小さいすぎて、恥ずかしい。

そして、「文章が書きたい」と自分の気持ちが明確になって初めて、あーこの女性のことが気になっていたのは、文章を書いているからだ、そしてその書かれている内容や文章が好きだ、ということに気づいたのです。

ブログはもちろん、本も出版されていて人気。私自身、本を出版したいと思ったことはなかったので、ピンと来なかったのですが、

私が勝手にイメージする、何千冊、何万冊もの本に埋もれた部屋で原稿用紙とペンを前に原稿を書いていたであろう作家さんのイメージとは違い、

その女性はキラキラと楽しそうに仕事をし、原稿を書き、本を出版し、ブログを書き、人気を得ていたのです。本当は憧れていたのに、「自分の好き」が認められていないので、「なんか、ざわつく」という感情になっていたのです。


10年、本当はファンでした。ごめんなさい。

衝撃的でした。気に入らないどころか、すっごいファンだったのだと。10年もの間。ずっと。

本当はすっかりファンなのに、自分で「文章を書きたい」という気持ちを認めることができていなかったのでキラキラと輝いているその女性をも認めることができなかったのです。

お恥ずかしい。長い間、ごめんなさい。


心のざわつきの裏側を知るのも悪くない

もし、SNS上でも現実でも、「ざわつくけど、気になる」そんな存在の人がいたらどうしてざわつくのか、どんなところが気に入らないのか、一度ノートに書き出して、じっくりとその感情と向き合ってみてください。

心のざわつきの原因がわかり、その裏側には、あなたの本当の望みや、好きなことが隠れているかもしれません。





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