明るく元気に楽しくしていれば、充実した人生になることがだんだんわかってきた。
わたしは幼い頃、母親から『すぐ怒るんだから〜』と言われた記憶があり、比較的不機嫌だった。
なんだか、いつも理想の自分と自分の居場所を探していた。
一人の時間は退屈だったし、いつも他人の評価で自分の幸せが決まっていたため、メンタルは不安定だった。
大学卒業と同時に取得した資格を活かして就職。結婚。出産、職場復帰し、中堅として働き、子育てに専念するために14年在籍した職場を退職。現在、扶養内パートとして週3〜4日働いている。
事実だけ書くとなんだか真面目で順調で立派に見えるし、友達やイケメンで優しい主人に出会いかわいい子どもたちにも恵まれ幸せさえ感じさせる。
実際、そう見えるように行動していた。
だけど、社会的に認められそうな行動や、他人の希望にできる限り添いながら過ごしていたら知らない間に心や体が疲れてしまっていたのかもしれない。
育児で寝不足の毎日、いつも汚い部屋、終わらない家事、一人だけ時短勤務をさせてもらっていた負い目から仕事を抱え込み、上司との人間関係が悪化。
孤独と限界を感じ退職して1年が経つが、やっと最近は毎日が楽しく、明るく感じられるようになってきた。
キャリアは諦めた。収入も減ったが、今の方がずっと幸せ。
真面目すぎる自分が、今回のことから得た教訓は
毎日がつまらなく辛くなってきたら、自分を休めるサイン。人は回復する力があるから、元気になってきたらまた始めればいいと体感した。
今まで真面目な優等生になりたいと演じていた。
でも本当の私は、抜けているし、うっかりしているし、気にしすぎるし、めんどくさい性格を周りに隠して過ごしているだけで本当にめんどくさい人なんだと思う。
(やっぱりめんどくさい笑)
でも、キャリアを諦め肩書きが無くなったことで、本来の自分の性格で生きていけそうな気がする。
一人の時間も家族との時間も全部楽しく幸せに思える。
これからも、不機嫌な息子に根気よく『毎日明るく楽しく元気よく過ごすこと』を耳にタコができるくらい伝えていきたいと思った今日この頃。
性格が遺伝してしまった息子の反面教師がここにいるよ。
おわり
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