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ボケテでゲイシャ

ドミニカ共和国297日目。旅行5日目。

今日はボケテでコーヒー農園ツアー。念願のゲイシャを飲んできました。

今回のツアーはボケテ内のコトワコーヒー内にあるツアーデスクで申し込みました。Tree Trexというツアー会社のようです。参加費30ドルでした。

午前と午後から選べましたので、午後1時からのツアーにしました。バスに揺られて山を30分ほど登って行って到着。

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早速吊橋を渡って農園に行きます。

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農園に着くと色々説明してくれました。まず驚いたのは、コーヒーの生の実を口にできる事。

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赤いのが実で、割ると見覚えのある豆が出てきます。この豆の周りにはほんのり甘い層がありまして、それを味わうことができました。大体実の中には、コーヒー豆が2個入っているようですが、たまに1個や3個だったりもするようです。

次にお待ちかねのゲイシャコーヒーの木。

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写真ではよくわかりませんが、真ん中の木が我々がよく飲んでいるカトゥーラという品種。両サイドが希少なゲイシャコーヒーの木になります。

カトゥーラがよく飲まれる理由には、体長が2mほどと摘みやすく、収穫量も2kg(多分年当たり)だからというのもあるそうです。一方ゲイシャは縦6m横3mにもなってしまい、管理が大変かつ、収穫量も500gしか取れないのもあり、希少種となってます。

しかもこのゲイシャ、後で紹介しますが、味も全然違ってスペシャルコーヒーと呼ばれるそうです。

花から、発芽までを手のひらで表現。

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コーヒーの実。見た目は、カトゥーラ種もゲイシャ種も同じです。

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再び吊橋を渡って、お待ちかねのテイスティングタイムです。

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9種類も用意してありまして、カトゥーラ種の浅煎り、中煎り、深入り、オーガニック中煎り、ナチュラル(コーヒーの赤い実をそのまま乾燥させたもの)、ゲイシャとカトゥーラのミックス、ゲイシャ、ゲイシャナチュラル、パカマラ種(カトゥーラとゲイシャをエルサルバドル人が交配させたもの)でした。

ゲイシャコーヒーのパッケージ。25ドルします。ナチュラルの方はもっとします。

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最初の方に書いたのは、飲み慣れた味や香りですが、ナチュラルのものとゲイシャが入っているのは明らかに違いました。もう、豆挽いてその香り嗅いだだけで全然違う。もはやコーヒーのニオイではなかったです。

実際に飲んでみても、コーヒーなんだけどコーヒーではない。とても酸味が強いという言い方もできるし、フルーティーという言い方もできる感じでした。お茶に近いと言う人もいるそうです。

テイスティング後は、コーヒーという概念が広がりましたし、スペシャルコーヒーという新たなジャンルが脳内に出来上がりました。満足です。

テイスティングの仕方も見たことですし、ゲイシャを、お土産に買ってドミニカ共和国で試飲会でもしようかと思います。

ではでは。明日もボケテからお送りします。


2019年4月からドミニカ共和国で青年海外協力隊で2年間省エネの活動をしてきます。合宿入所から活動終了までの約800日毎日更新します。