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会社員でもできる!二拠点居住を始める3つのステップ


こんにちは、『幸せに働ける人と地域づくり』をミッションにしてますミノです。
そのためにも、まずは私が幸せに働ける人になりたいと自分の心に問いかけ、2019年4月から週4社員、週1富山フリーランスという働き方をスタートしました。(実際に富山に行くのは1-2ヶ月に1回です)

そんな事を発信していたら、最近よく同じ質問をいただきます。内容は総じて『どうやって、二拠点での働き方をスタートできたんですか?』というもの

コスメの仕事をしたいなら、化粧品メーカーを受ければいい
商社の仕事をしたいなら、商社を受ければいいけど
二拠点での仕事をしたい場合は、何をどう始めていいのかわからない
そんなコメントをいただき、私もなるほどと。

わずか数ヶ月しか経っていませんが、私がどのように二拠点生活をスタートしたか、この機会に書いてみようと思いました。『夢は二拠点点生活!』という方がいましたらぜひお付き合いいただけると嬉しいです。

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大前提として、二拠点の理由はなんとなくでOK

『二拠点居住』や『地域での暮らし』に憧れるあなたは、なぜ、今の地域以外での生活に心惹かれているのでしょうか?

・自然豊かな環境で仕事がしたい?
・ゆったりとした子育て?
・今の場所から逃亡したい???(この気持めっちゃわかる)

いくつか思いつくことはあると思いますが、行動する前は『なんとなく!』と考えている人がほとんどだと思います。そして、私はそれでいいと思っています。

地域が持っている、ゆっくりとした暮らし方や、手触り感がある人間関係は、本当にその人にとって欲しいものなのか。求めていたものなのかは、実際に、体験してようやく「あぁ、自分はこれが欲しかったんだ!」と気づけるものだと思うのです。

極端な例でいうと、あるフランス人が、日本のお茶文化に恋焦がれて、思い切って日本に住んでみたとします。彼はお茶文化を身近に感じられる生活に満足しつつも、それ以外の環境には馴染めない。そんなこともあるかもしれません。この体験事態は決して悪いことではなく、むしろ彼の人生にとっては好きを追求できる尊い時間だったと思います。しかし、それぐらいに地域で暮らすということは、住んでみるまでわからない。

だからこそ、未来志向の逆算思考とか難しいことは考えず、『なんとなく』の憧れがあれば、それ以上の理由はいらないと私は考えています

(もちろん、会社や家族の説得のために後付の理由があったほうがいい場合もあります、この理由付けは、また次の機会に!)

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前置きが長くなりましたが、これから『二拠点居住の始め方』について3つのステップに分解してお伝えします。

ステップ1. 年間36%の時間は、お休みであることを知る

二拠点といえども、現在その言葉に、定義はありません。なので、あなたが選ぶ拠点でどれだけの時間を使いたいかは、あなたが決めることが出来ます。

その際におすすめなのが、年間カレンダーをコピーして、お休み/もしくはお休みを取れる日を色で繋げる方法。

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(年間カレンダー:連休はつなげて色分け)

一般的に企業に勤めの方は土日祝日122日にプラスしてお盆やお正月休みがあるので129日の休みがあります

それに有給休暇を追加すると年間36%は休みということになります。人生の時間の3分の1が、会社に迷惑をかけず自分の好きな場所に行ける時間だった。なんとなく気づいていたけど、私自身は、それを年間カレンダーで再確認したときは、震えました。自由な時間が1年の36%もあることが嬉しすぎて小躍りしてました。

二拠点居住というと、「週末は鎌倉の家へ」とか。一週間で二拠点を差し込んでくる方々をイメージする方ものおいのではないでしょうか。都心から1時間でつく、そんなセカンドライフに憧れを持つことも素敵ですが、私はまず、この固定概念をほぐした方がいいと考えています。だって、きっと誰もが、毎週土日に移動したいわけではないと思うのです。

それよりは、ゆっくりと年間カレンダーを眺めながら自身が自由に使える時間(1年の36%)のうち、10%はふるさとに。その他10%は、仲間がいる地域に使いたい。そんなふうに二拠点居住の概念を、今のライフスタイルに合わせて、カスタマイズすることが出来る、カラフルな祝日中心カレンダーが、皆さんの価値観をほぐしてくれると思います。

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ステップ2. 次は行きたい場所をリストアップ

次は場所選びについてのアクションです。『なんとなく二拠点居住』に憧れている方は、ぜひ、その土地で実際どんな事をしたいのかを書き出してみてください。

・自然が大好きだ〜山でやっほーと叫びたい!もOK
・陶芸に興味があるので、日本中の作家さんをめぐりたいでもOK
・やったことない!でも、いずれ農業やってみたいでもOK!
・(誰にも言えなかったのだけど)古墳が好きすぎるんですも、大歓迎!

日本は広いです。日本産/ Made in Japan と言われるもの全ては、日本のどこかにいる方々がゼロから生み出しています。それを見に行くだけでもとっても楽しいと思うのです。
会社員の方でも、人生の3割はあなただけの時間。
行きたい場所の軸があってもいいし、なくてもいい。

あなたには、その拠点を見に行くだけの時間があることを再確認した上で、
大胆に出し切ると、更に自身が憧れる二拠点居住が彩りをおびてくると思います。

また、最近は、様々な地域の家をシェアするサービス(ADDress)というとってもありがたいサービスも登場してます。二拠点居住の場所もおすすめを教えて〜という方は、こちらを覗いてみるといいと思います。


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ステップ3. 「会いに行ってみる」ただそれだけです

出し切ったら、実際にそこにい行くためのスケジュールに落とし込むといいと思います。
「二拠点居住したい」×「陶芸が好き!」だったら

陶芸 職人 体験

みたいな検索をしてみる。そして、それを年間カレンダーに入れてみる。

「え、これって二拠点生活ではなく観光じゃん」

と思うかもしれませんが、それでいいんです。

移住/ 二拠点居住の地域選びは、恋愛に例えるとパートナー選びみたいなものです。最初から運命の人にバチンと出会う人は、幸せです。でも、後々になってきっともっと選びたかったと思う気持ちも出てくるかもしれません

恋愛もお付き合いを開始する前に、色々な男性や女性と、ご飯に行って相性を見ることが普通の流れのように。

二拠点居住の地域選びも、なんとなくいいなと思った地域に、お試しで行ってみるでいいと思うのです。

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ただし、そこで観光と違って大切にしたほうがいいのは

地域の人に興味を持って質問をすることです

これもデートと同じですよね。「地域選びは、人選び」と言い換える事ができるように、足が向いた地域で、せっかく出会えた相手がいるのならば、興味を持ったことをどんどん質問してみるということを大切にしてみてください。

「失礼じゃない?」そういう多いもあるかもしれませんが、大丈夫!

恋愛に置き換えてみても、自分のことを好いてくれる人から自身の事に興味を持ってもらい質問をうけることって、意外と承認欲が満たされて気持ちものです。

逆に、『休みにわざわざこんな田舎まで来てくれて、色々と興味を持ってくれて嬉しい』

そう言葉にしなくても、そのように思う地域の方は、絶対にいます。保証します。なので安心して、なぜあなたがその地域にいる人に会いに来たかをお伝えしながら、地域のお話を聞いてみてください。

まとめるとシンプルに3つのステップ

ステップ1. 年間36%の時間は、お休みであることを知る 
ステップ2. 次は行きたい場所をリストアップ 
ステップ3. 「会いに行ってみる」ただそれだけです

最後にに私の話をさせていただくと、私は30歳になったタイミングで、自己紹介文に『幸せに働ける地域づくりがライフミッション』そして『夢は三拠点居住』ですと追記してから、この3つのステップをやり続けていました。

30歳からの祝日の投下割合
■年間10% (36日):新しい仕事や産業づくりに挑戦している地域へは海外への視察(ポートランド/ ロンドンの◎◎ / サン・セバスティアンなど)

■年間10%(36日):いつか、ふるさと富山での仕事をしたいなと思っていたので、2ヶ月に一回は富山へ

■年間10%(36日):何もしない休日や、都内で友達との時間

そうして、2年たった2019年4月から週4社員、週1富山フリーランスという働き方をスタートし、現在二拠点生活をしています。(海外の拠点は、まだ相手選びという状態なので、さらに5年後とかでいいかなとおもっています)

心惹かれる場所に行けるのは今を生きる私たちの特権

新幹線も発達して、格安航空券も購入できる。
ITやシェアリングエコノミー(Aibnb/ TABICAなど)を活用すれば、現地の方の生活に溶け込める時代にわたしたちは生きています。

心惹かれる場所に、自由に行ける時代になっていることは
先人たちが紡いでくれた功績でもあり、
今の時代を生きる私たちの特権でもあります。

「二拠点居住地なんて無理」

そんな価値観に縛られず、限られた人生の時間を自由にカスタマイズし始める人が増えたらいいなと思っています。

なんだか偉そうに語りましたが、私もまだ『夢の三拠点』まで志半ばです。
自分の生き方、働き方は作れる時代!人生100年を不安に思うのではなく、その道なき道を、強がりでもいいから鼻歌を歌いながら歩んでいきたいと思います。

最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。次回は、『地域での仕事のもらい方』について、お伝えしたいと思います。

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いつもシェアエコの仕事でアイディアをくれるFさん
朝活時代の友人 Sさん
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などなど私にこんな事を考える機会をくれた方々に感謝を込めて

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